谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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習志野市長期計画審議会-基本構想(案)の2回目の審議

19日午前、習志野市長期計画審議会を傍聴しました。議題は「習志野市基本構想(案)」の審議であり、市長から諮問書が渡されてから2回目の会議となります。

基本構想(案)に対する委員意見をもとに、どのように修正したかが、事務局(企画政策課)から説明されました。

文章表現はわかりやすくする方向で修正されてきましたが、問題は、その内容が基本構想にふさわしいかどうかです。この日の意見を聴いていると、実施期間12年間の基本構想に入れるべきことと、より具体化した基本計画に入れるべきことを整理できていない委員がいるように思えました。
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前回配布された基本構想(案)の各項目のうち、「芝園清掃工場の長寿命化、旧清掃工場の解体」(第2章第3節のc)と、「ICTの活用」(第3章第4節のb)は削除。個別具体的なものとして、基本計画での記述とする考えのようです。

一方で、私が議会等で問題視した「こども園」(第3章)に関する記述は、文末の「推進します」が「図ります」に変わり、次のような文章になりました。

地域の子育ち・子育て支援の拠点として、幼保一元施設であるこども園の整備を進め、質の高い幼児期の教育・保育の一体的提供、保育の量的拡大、家庭における養育支援の充実を図り、地域の子育ち・子育て支援サービスの充実を図ります。

この記述は、市立保育所・幼稚園を「認定こども園」に統廃合する従来の路線と基本的に変わりません。保育所待機児の急増が深刻な問題となり、認可保育所の増設が急務の課題となっているなか、「時代遅れ」となった記述です。

上記の清掃工場の対応、または学校統廃合・複合化などは基本計画で具体的に記述するのでしょうが、認定こども園だけは基本構想で記述することに妙にこだわっているようです。いつまでたっても、文部科学省の御機嫌をとるような記述が改まりません。

このほか、第1章にある「協働型福祉社会」は、聞き慣れない用語だと気になっていたのですが、調べてみたら、公明党の山口ビジョンで示された造語でした。習志野市では、2010年3月議会における公明党議員の一般質問への市長答弁で用いられたのが初めてで、行政用語としては使用されていません。

ある用語を創りだしたのが誰であろうと、適切なものであれば問題ありません。しかし、学術用語としても、行政用語としても定着しておらず、特定党派に対する市長答弁でのみ使用される造語を、基本構想で使用するのはいかがなものでしょう。歴代の荒木・宮本市長の与党に過度に気を使った文章となっています。

このほか、「自立的都市経営の推進」の重点プロジェクトの記載内容でも気になる部分(自治体経営、公民連携、市民の力、民間の力などの諸概念)が多々あるのですが、研究・検討しながら意見をまとめていきたいと思います。

この基本構想(案)に対し、2人の特別傍聴人から意見が寄せられており、参考資料として配布されました。市民参加について適切な指摘があったので、転載させていただきます。

基本構想案は、ホームページや市役所で誰でも入手できなくてはならないでしょう。検討過程に市民が参加できるよう図ることは民主主義の実現に不可欠だと思うのですが?審議会が終了しても関連資料の公表がありません。パブリックコメントを募集するのだから、その時点で市民は意見を言えば良いというのであれば、「市民とともにつくる」が信じられなくなります。
by takashi_tanioka | 2013-03-19 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

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