谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

bootsman.exblog.jp
ブログトップ

生涯学習施設改修整備計画策定の異常-社会教育委員会議

27日、習志野市社会教育委員会議(第2回)を傍聴しました。事務局が第1回の会議(7月11日)で説明したばかりの「生涯学習施設改修整備計画(案)」が、半数の委員が欠席するなか、「承認」されました。
c0236527_22161720.jpg

いま、習志野市公共施設再生計画と合わせて、学校施設再生計画、第2期こども園計画、生涯学習施設改修整備計画の策定作業が進められています。

学校施設再生計画は、昨年11月から今年3月にかけて、理工系や経済系の専門家が中心の学校施設再生計画検討専門委員会が開催され、検討されました。今後、提言書が出される方向です。

今年になってから、1月と5月に公共施設再生計画素案、7月に第2期こども園計画素案の説明会・意見交換会が市内各所で開催されました。

ところが、生涯学習施設改修整備計画(案)は、社会教育施設、スポーツ施設、学童保育にまたがる多くの市民に影響を与える計画であるにも関わらず、上記のような説明会・意見交換会はまったくありません。

関係する公民館運営審議会やスポーツ振興審議会に諮った形跡もなく、最も大きな影響を受ける地域学習圏会議や、コミュニティセンター等の運営委員会の意見も聴いていません。

そもそも、計画案が説明された社会教育委員会議の会議録・資料等も市役所HPに未公開で、ほとんどの市民は計画案の存在すら知りません。

社会教育委員会議で、公共施設再生計画素案(5月発表)の説明はありません。計画素案を知らない委員もいるなか、事務局が「施設を半分にしなければならない」という話をしただけでした。

そして今回は、事務局が「今回か、次回冒頭には決めてもらいたい」と迫り、委員長や学識経験者を含む半数の委員が欠席しているのに、司会役の副委員長が「承認」とまとめました。

公共施設の統廃合を含む計画で、このような決め方をしたのは、生涯学習施設改修整備計画が初めてではないでしょうか。「異常」としか言いようがありません。




教育委員会事務局の驕り

この間、生涯学習部関係の審議会の運営は異常です。公民館民営化では、公民館運営審議会に諮問もされていないのに、前回の諮問で出された答申を、会長の意見書という方向に誘導してひっくり返しました。

生涯学習施設改修整備計画(案)についても、習志野市の社会教育・生涯学習のあり方を左右する計画案であるにも関わらず、諮問という形をとらず、協議事項として提案し、委員に「承認」と言わせています。

財政部や資産管理室に、民営化や施設半減を迫られているなか、「事務方が頑張って市長部局と駆け引きをし、落としどころを見つけるから、審議会は提案通りにやってくれればいいんだ」と言わんばかりの驕りを、私は審議会を傍聴して強く感じます。

事務方の説明を聴いていても、教育委員会が習志野市の社会教育・生涯学習の将来像をどのように考えているのか見えてきません。審議委員のなかにも、事務方の真意がつかめなくて戸惑い、苦労している委員が何人もいるように見受けられます。

施設の配置を決める前に、まずは社会教育・生涯学習の将来構想を市民に示し、市民参加で議論すべきです。市職員が考えた「合理的な計画」へ合意の誘導をしようとしても、何らかの形で破たんするでしょう。
by takashi_tanioka | 2013-08-27 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka