谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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谷津干潟の環境保全、アオサの腐敗臭対策-国への意見書提出

現在配布中の活動ニュースでは、谷津干潟の環境保全とアオサの腐敗臭対策について、6月議会の一般質問や発議案の取り組みを報告しています。
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環境省関東地方環境事務所では、2010年度から、谷津干潟(国指定谷津鳥獣保護区)において、鳥類の生息地の保護や整備、採餌環境の改善等を目的とした保全事業を実施しています。アオサの腐敗臭対策も含め、習志野市も協力しています。

国指定谷津鳥獣保護区保全事業(環境省HP)

6月議会では、私の一般質問に対し、市長は「保全事業にかかる予算の確保を環境省に求めていく」と答弁しました。私からは、あわせて、干潟周辺の遊歩道などの老朽化した施設や設備の計画的な修繕も求めました。
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ラムサール条約登録湿地である谷津干潟の保全は、党派を超えて一致できる課題です。議会最終日、「国指定谷津鳥獣保護区保全事業の継続を求める意見書」を5会派共同で発議。提案者を代表して私が、提案理由を説明し、質問に答弁しました。

この意見書は全会一致で採択され、習志野市議会の意見として国へ提出されました。2011年6月議会の原発撤退・自然エネルギー推進の意見書もそうですが、幅広く一致できる課題は協力して取り組みたいです。




国指定谷津鳥獣保護区保全事業の継続を求める意見書(全文)

東京湾に面する干潟は、埋め立てにより大部分が失われ、現在残っているのはごく一部の地域に限られている。谷津干潟を見ると、ゴカイ、貝、カニ、魚、そして野鳥など多くの生物が生息している。シギ・チドリ類が多く飛来することで全国的に有名である。国際的に見ても、鳥類の生物多様性を保全する上で、渡り鳥の中継地である谷津干潟の存在意義は大きいものとなっている。

また、谷津干潟は、多くの市民の熱心な活動によって埋め立てや道路建設による消失・減少の危機から守られた経緯があり、自然保護のシンボルとなっている。昨年はラムサール条約登録から20周年を迎えており、習志野市民にとってかけがえのない財産となっている。

周囲の埋め立て後の環境変遷に対応して、ヘドロの悪臭対策の検討、泥の流出に伴う干潟の環境調査、水鳥の給餌環境の調査、アオサ調査など、干潟の保全に向けた各種の調査・検討が進められてきたが、近年は貝類増加やアオサ繁茂等が見られており、シギ・チドリ類の採餌環境に悪影響を与えるようになっている。シギ・チドリ類の渡来数が大幅に減少していることから、環境省は、鳥類の生息環境の改善等を目的として、鳥獣の生息地の保護及び整備を図るための保全事業を平成22年度から実施している。

また、大量に発生したアオサの腐敗臭について、周辺住民を初めとする関係者から改善を求める意見が多く寄せられており、アオサの腐敗臭対策も「周辺住民の生活環境の改善」として事業に位置づけられることとなった。

この保全事業は、環境省と習志野市、地域住民、関係者の協力のもと進められており、平成26年度が最終年度となっているが、今後も継続的な取り組みが必要と考える。

よって、本市議会は国に対し、都市と自然との共生を目指した保全を図るために、国指定谷津鳥獣保護区保全事業を平成27年度以降も継続し、実効性の高い事業費を確保するよう強く求めるものである。
by takashi_tanioka | 2014-08-05 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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