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学童保育の量と質-これで良いのか? 「定員」の設定

今年4月からの高学年受け入れにともなう学童保育の「定員」。習志野市学童保育連絡協議会(市連協)の1月定例会で大問題となりました。

学童保育の「量」と「質」の改善は、児童や保護者、指導員にとって重大問題。私は保護者であると同時に、市議会議員でもあるので、この件について市当局に資料請求をし、市民に情報提供をすることにしました。

私が請求したのは、平成27年度放課後児童会(学童保育)入会申請受付に関する5種類の資料です。
①各児童会の定員一覧
②定員算出の根拠(式など)
③各児童会の定員算出で使用した施設面積の資料
④習志野市の「登室率」の算出の根拠
⑤定員に関する国県等の法令一式

5日、①~④について以下の資料が公開されたので、転載します。
学童保育の量と質-これで良いのか? 「定員」の設定_c0236527_16233183.jpg

学童保育の量と質-これで良いのか? 「定員」の設定_c0236527_1623458.jpg


⑤については、省令と局長通知が示されました。下記のリンクから読むことができます。

(1)厚生労働省令第63号「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」

(2)厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準について」

国の省令や局長通知を読んでみても、習志野市の「定員」設定はおかしいと感じます。ロッカーなど備品の配置を考慮せず、書類上の「専用区画面積」をもとに定員を算出するのは乱暴です。また、「登室率」の機械的な算出も、学童室の実態を反映しているとは思えません。

今回示された資料をもとに今回の「定員」を検討し、「質」を犠牲にした定員拡大(つめ込み)とならないよう、是正を求めていきます。
by takashi_tanioka | 2015-02-05 23:40 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by 谷岡 隆
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