2015年 05月 24日
若い人から高齢者まで輝くまちづくりを-「公民館を愛する会」の懇談会
話題の一つが、大久保地区公共施設再生基本構想(案)の説明会。5月23日付の「船橋よみうり」の記事が参考資料として配布されました。
また、会長の田久保裕一さん(指揮者)が作成した案内チラシにも、会の考え方がていねいに説明されていました。田久保さんのブログにPDFで掲載されています。
5月24日に懇談会を開催します(田久保裕一のミュージックプラザ)
参加した議員すべてと、何人もの市民が発言しました。参加者の発言で印象に残ったのが、「住みやすいまちにしないと、若い人が習志野市を離れていってしまう」「若い人も輝くまちづくりを」という主旨の発言でした。
私がこだわっているのも、若い世代・子育て世代との運動の交流です。習志野市の施設統廃合・跡地売却をアドバイスしている根本祐二さん(東洋大学教授、東洋大学PPP研究センター長)は、著書で下記のように決めつけています。様々な世代がいっしょに運動をしないと、推進派によって「世代間対立」が演出されかねません。
図書館・公民館が重要だという人たちは、自分が支持する領域に予算を配分させて、その結果、学校の耐震化が遅れ、万一子どもたちの命にかかわる事故が起きたら、いったいどのように責任を取るつもりなのだろうか。(「朽ちるインフラ」日本経済新聞出版社)
実は、子育て世代・団体が参加する「ならしの子育ち・子育て環境の向上をめざすネットワーク(子育ち子育てネットワーク)」も、小中学校や公民館・図書館、保育所、幼稚園の統廃合・複合化・民営化の問題の学習会や見学会を開催してきました。
写真は、埼玉県草加市の複合施設の見学会です。習志野市資産管理室から紹介された谷塚小学校と、その経験をふまえて建設された高砂小学校を見学しました。
現在の草加市長・田中和明さんは、社会教育の市職員出身の方で、日本共産党も支持して当選しました。前市長のような無理な複合化はしない方向です。
私も参加した子育ち子育てネットワークの企画は、下記リンク(谷岡ブログ)でご覧ください。
市民の力で難問解決を!-「公共施設再生計画と教育を考えるつどい」に参加して考えたこと(2013年4月)
埼玉県草加市の学校複合施設の見学会(2013年8月)
これまで、習志野の公民館を愛する会の方々と子育て団体との交流がなかったのは残念なことです。しかし、過去のことをくよくよしても仕方ありません。
この日の懇談会には、次世代育成支援協議会やこども園整備・市立幼保再編検討委員会の委員を務めた保育所・学童保育の保護者(当時)も参加し、発言をしました。今後、公共施設や教育等のあり方について、様々な交流の場が広がり、市政を動かす力につながっていければと期待しています。