谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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原発再稼働を求める陳情再び-2015年6月議会

10日の議会運営委員会において、請願・陳情の付託先が協議されました。

今議会には請願(紹介議員あり)の提出はなく、陳情(紹介議員なし)の18件について協議。このうち、12件が付議案件となり、付託委員会が決まりました。

河野談話攻撃、原発再稼働、集団的自衛権推進、生活保護バッシングなどの陳情を習志野市議会へ出し続けている右翼勢力が、原発再稼働を国に求める陳情を再び提出。22日の環境経済常任委員会に付託されることになりました。

昨年の6月議会で大問題となった陳情の延長線上にあります。陳情者は、他の地方議会において自民党・公明党が再稼働推進の陳情を採択したことを陳情文に記載し、習志野市議会でも選挙後に「与党である自民党系及び公明党」が過半数を占めたのを見すえて再度提出したものと考えられます。

受理番号14号
原子力発電所の停止による電気代の高騰(約4割増)や3兆7千億円にも上る国富の流出、代替えの老朽火力発電によるCO2の莫大な放出による地球温暖化の加速と災害多発などにより市民や国、地球が悲鳴を上げています。また、経済的に疲弊しきった我が故郷、鹿児島県薩摩川内市を救うため「安全が確認された」原子力発電所を、粛々と再稼働するよう、習志野市として国に対し、一刻も早く意見書を提出してください
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この陳情者は、ほかにも2件の陳情を提出。受理番号12号は総務常任委員会に付託することになり、受理番号13号は付議案件としないことになりました。

受理番号12号
向こう30年以内に発生する確率が70%を超える「首都直下型地震」に対し、より多くの市民の防災・減災意識を高めるために、今年度(叶わなければ是非とも来年度)の市民祭り「きらっと習志野」に出展予定の警察・消防に加え、市から自衛隊へも出展要請することを求める陳情

受理番号13号
大東亜戦争終結の日から70年の節目である本年8月15日に、国家のために散華され、「命=軍神」となられた幾百万の御霊や諸外国の戦死者を慰霊し、平和への誓いを新たにするため、内閣総理大臣安倍晋三氏に粛々と靖國神社を参拝してくださるよう、市として国に対し意見書を提出してください。これは遺族たる私の悲願です。

昨年の6月議会では、公明党が本会議で反対に転ずるという良識ある態度をとったので、原発再稼働を求める陳情は否決されました。

しかし、今年4月の市議選後、自民党・保守系議員が議会内で多数を占めている状況なので、注意が必要です。「原発再稼働反対」の世論で、このような陳情の採択は阻止しなければなりません。

このほか、戦争法案に反対・慎重審議の立場で3件の陳情が提出されており、19日の総務常任委員会に付託されます。

受理番号10号
憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする「戦争法案」の廃案を求める意見書の採択を求める陳情(全教千葉教職員組合が提出)

受理番号11号
国際平和支援法案及び平和安全法制整備法案の審議にあたっては、慎重かつ丁寧に時間をかけて審議されるよう求める、衆参両議院への意見書提出に関する陳情(市内在住の個人が提出)

受理番号18号
安全保障関連法案の国会審議を慎重に行うことを衆参両院議長、内閣総理大臣に習志野市議会として要請するよう要望する陳情(市内在住の個人が提出)

このほか、習志野市議会会議録の黒塗り問題(知る権利の侵害)に関する陳情も提出されました。景観と住環境を考えるネットワーク千葉会員・習志野市民フォーラム事務局代表から出された陳情です。

受理番号6号
陳情書・請願書における提出者の氏名などを黒塗りにすることなく公開することを求める陳情書

この問題については、3月6日の議会運営委員会において「次期の会派代表者会議で話し合う」ことが合意されていたので、陳情を議会運営委員会へ付託せず、会派代表者会議で話し合うことになりました。

ただし、3月6日の議会運営委員会の合意が、新しい議長(会派代表者会議を招集)へ伝わっていなかったことが判明したので、会派代表者会議の議題にすることをあらためて確認しました。

この問題は、請願・陳情が付託される議会運営委員会に参加できない少数会派(新社会党・無所属の会、都市政策研究会)を外して話し合うべきことではなく、全会派が参加できる会派代表者会議で話し合うことになったのは、私個人としてはベターな選択と考えています。

しかし一方で、この陳情者の意見を重く受けとめながら話し合っていこうとは考えていますが、委員会付託しなかったことで陳情文が会議録に掲載できなくなってしまいました。この点は、大きな反省点です。

習志野市議会会議録の黒塗り問題-憲法16条を守るため?(2015年3月)
by takashi_tanioka | 2015-06-10 23:40 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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