谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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樋渡啓祐とCCC-武雄市図書館の民営化と癒着?

9月議会の一般質問では、「自立的都市経営」の名で推進される「民間活力の導入」「公有資産の活用」について質問します。「藤崎図書館の存続を求める請願」の紹介議員にもなりました。

習志野市においては、「公民連携(PPP)」の名のもと、公共施設の統廃合・跡地売却、施設運営の民営化などの形で、民間資本・営利企業を優遇する新自由主義路線が推進されています。

自治体版の「自己責任」論-東洋大学PPP研究センター提唱のまちづくりを考える(2014年7月)

自治体経営民営化の実験場「習志野市公共施設再生計画」の検証-習志野革新懇(2015年5月)

公民連携(PPP)を推進する人達から美化・称賛されている施策の一つとして、佐賀県武雄市のTSUTAYA図書館の運営と、樋渡啓祐前市長の手法があります。
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地域住民の学びの場として整備すべき社会教育施設(図書館)が貸本屋扱いされ、改革の名のもと、「図書館」という名の商業施設にされたようです。企業経営の「公立図書館」の実験台です。

質問準備のために、武雄市図書館をめぐるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と樋渡啓祐前市長のやり方を調べ直していたら、ちょうど、様々な疑惑が噴出してきたところでした。

衝撃事実発覚 あの樋渡前武雄市長がツタヤ関連企業に天下り!(Yahoo!ニュース)

批判多数のTSUTAYA運営・武雄図書館 市教委は「わからない」(Yahoo!ニュース)

関連会社から“疑惑”の選書 武雄市TSUTAYA図書館、委託巡り住民訴訟に発展(Yahoo!ニュース)

民間企業への委託は、上記のような問題も引き起こします。住民に密着した教育や学びの大切さよりも、見た目のきらびやかさや、営利企業を基準とした経済効率を優先した結果ではないでしょうか。

記事にもあるように、子どものための「読み聞かせ室」や専用トイレが取り壊されて、スターバックスコーヒーに変えられたり、郷土史の展示「武雄蘭学館」が取り壊されて、蔦屋書店のレンタルスペースに改修されたりというのは、きれいな外観を見ただけではわからないことです。
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樋渡前市長は、私と同じエキサイトブログで「武雄市長物語」を連載していました。閲覧数が多いブログとして、私も時々読んでいました。誰かに撮影してもらった「さわやかな笑顔」が印象に残るブログでした。

ところが、議会本会議においては、自分の気に入らない議員への暴言やヤジ。市民の意見・質問に対しても、気に入らなければ無視や暴言。インターネットでも悪口を書き込む。などなど、暴君ぶりが目立つ市長だったようです。

インターネットで検索すると、武雄市図書館を視察して好意的な感想をもった記事が、地方議員などのウェブページに散見されます。なかには、日本共産党の地方議員もいるので困ったものです。きらびやかな装い、さわやかな笑顔の裏に隠された部分も調査しなければ、議会費の無駄遣いです。

武雄市図書館のCCC委託の問題点、樋渡前市長の暴君ぶりについては、日本共産党武雄市委員会発行の「武雄市民報」の第5号(2014年7月)や第6号(2014年10月)、「武雄市図書館問題の見解」にまとめられており、下記HPでダウンロードできます。

日本共産党武雄市議会議員団HP

民間活力導入というのは、民間資本・営利企業の導入であり、「市民の活力」の導入ではありません。

「公共空間を民間資本で活性化」を掲げる「PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた」という本が、今年4月に出版されました。樋渡前市長も著者の一人として、「新しい民主主義」を標榜しています。武雄市の混乱をみれば、その正体が見えてくるのではないでしょうか。

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by takashi_tanioka | 2015-09-06 18:00 | 公共施設再生 | Comments(0)

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