2015年 10月 13日
公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり(富山市)-建設委員会の行政視察
1日目は、富山市の「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」について視察しました。富山駅高架下に市内電車の停車場があります。市内電車環状線「セントラム」で中心市街地を半周し、富山市役所へ向かいました。
市役所前にある自転車市民共同利用システムです。
市役所では、都市整備部都市政策課・交通政策課の説明を受けました。昨年7月の建設政策研究所関西支所の地方議員研修会の講演を詳しくした内容(約1時間の説明)でした。
「富山型コンパクトなまちづくり」を掲げ、市内電車、幹線バス、コミュニティバス、コミュニティサイクルなどを組み合わせています。
「コンパクトなまちづくりの効果」の一つとして、「中心市街地において活発化する民間投資」が説明されました。再開発によるマンション建設などにより、転入人口が増加しているそうです。
さて、再開発の推進について、党富山市議団は問題提起をしています。バラエティに富む公共交通の整備は参考になりましたが、行政や民間資本が目指す「集約型都市構造」の是非については、住民の意見を聴いてみたいです。
昨年、党富山市議団で学習会「商店街再生と再開発」を開いていました。千葉県在住の遠藤哲人さん(区画整理・再開発対策全国連絡会議事務局長)が講師でした。
→赤星ゆかり市議のウェブページ
今回訪問した富山市役所です。高層の展望台があり、「バブルの頃の建物だな~」と感じました。
初めての北陸新幹線
今年3月に金沢駅まで開業した北陸新幹線。私は新幹線「かがやき」に初めて乗車しました。東京駅から2時間余りで富山駅に着くようになったのは驚きでした。