谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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習志野市立学校の公開研究会-谷津南小学校の見学

17日、朝は京成谷津駅で議会報告・活動ニュースを配布。議会運営委員会を傍聴してから、谷津南小学校の公開研究会を見学に行きました。
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習志野市の公開研究会とは、文部科学省の学習指導要領や幼稚園教育要領に基づいた授業の指導方法について、教育委員会指導課や他校の教員などにも授業を公開し、講演・分科会で意見交換して研究する企画です。

習志野市立の各小中学校や幼稚園が「自主的」に開催しているそうですが、習志野市教育委員会の自慢の一つです。

私は専門学校教員の出身であり、授業研究はとても大切と考えています。特に初等中等教育の段階では集団的な研究・交流は重要と感じます。

ただし、習志野市の公開研究会は、企画・スケジュール調整から授業準備・資料作成、当日の運営まで膨大な労力を投入するため、教員の長時間過重労働の一因となっています。

全国の教育委員会・学校長・教育機関を対象にしたパンフレット・申込書の作成と配布、分厚い指導案の執筆・印刷・製本、来賓を意識した会場設営など、実務的な準備だけでもたいへんです。

授業研究は大切ですが、その準備の多忙のために子ども達に目が行き届かなくなると本末転倒であり、日本共産党は「毎年度実施の見直し」を求めています。

また、建前上は「自主的な研究会」となっていますが、文部科学省の方針に従った授業展開のための研究会であり、習志野市教育委員会で予算計上して実施しています。

ちなみに、公開研究会以外に、教職員組合などが自主的に実行委員会をつくって実施しているのが、先日の「子どもと教育を語るつどい」となります。こちらは保護者・住民の参加する企画にもなっています。
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さて、私が見学した谷津南小学校の公開研究会では、1~2生は「生活科」、3~4年生は「理科」、5~6年生は「社会科」の授業が公開されました。

研究テーマは「子どもの思考力を高める言語活動のあり方~主体的な学びのある授業づくりを通して」でした。午前9時から概要説明、公開授業、全体会、講演、分科会と続き、午後4時くらいまで続きました。私は全体会から参加しました。

講師は千葉大学教育学部附属教員養成開発センター教授の土田雄一さんで、演題は「アクティブラーニングを支える受容的集団作り」でした。

公開研究会の一般的評価は別にして、各先生方は一生懸命に授業を展開し、分科会で発表・議論をしていました。講演や分科会の感想は別の機会にしたいと思います。

午後の講演前、谷津南小学校の子ども達が合唱を演奏してくれました。参加者へのおもてなしとしては、このように子ども達の元気な姿を披露するのが良いですね。先生・児童の皆さん、ありがとうございました。
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ただし、教育委員会には一言。これは特定の学校に限ったことではなく、教育委員会の体質のせいだと思うのですが・・・。

○教育委員・教育長、部課長など管理職が胸に花をつけてズラッと並んでいました。下駄箱も活字で来賓の名前付き。来賓用の昼食・接待用の控室も準備。「研究会なのだから、胸の名札だけで良いだろう」と思いました。

○学校側も参加者側もネクタイ・スーツ姿で参加(私は途中でネクタイを外しました)。外部の参加者がいますから、小ぎれいな格好はした方が良いでしょうが、授業研究が目的なのですから、普段着ていないネクタイ・スーツは必要ないでしょう。

習志野市の公開研究会に対する評価はいろいろあるでしょうが、教育委員会の前近代的な上下関係は払しょくしなければなりませんね。また、見た目を気にしすぎるの考え直した方が良いでしょう。

少なくとも、教育長や管理職側が行き過ぎた接待等を辞退するだけでも、現場教員の一定の負担軽減になるのではないでしょうか。
by takashi_tanioka | 2015-11-17 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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