2015年 11月 27日
マルエツ大久保駅前店が突然の「閉店」へ-再開は2年後?
11月24日に新聞各紙へ折り込まれたチラシは、次の内容でした。
マルエツ大久保駅前店の入口には、次の掲示がしてありました。
マルエツのHPには、次の内容しか掲載されていません。
大久保駅前店は建て替えのため、2016年1月17日(日)の営業をもって一時閉鎖させていただきます。一時閉鎖期間中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、東習志野店をご利用いただきますようお願い申し上げます。
大久保・本大久保地域では、大久保商店街で生鮮三品などがそろわなくなり、マルエツ大久保駅前店が地域住民の重要な「台所」となっています。ゆえに、今回の急な「閉店」にショックを受けている住民が少なくありません。
私の家族もマルエツ大久保駅前店をよく利用しますが、正直を言って、マルエツ側の対応にはがっかりしました。いくらなんでも、2か月を切った時点で「閉店」を公表するのは、客を軽くみているのではないでしょうか。
マルエツ大久保駅前店は、ボーリング場を改修して店舗にしたそうです。東日本大震災の後、耐震性に課題があることがわかり、建てかえが計画されました。
2011年に住民説明会があり、私も参加しました。翌年の市議会(決算委員会)でも質問しましたが、当時の建てかえ計画は「延期」との連絡がありました。
4年前の建てかえ計画は、利用客・住民の利便性に配慮し、店舗の一部で営業を続けながらの段階的な建てかえでした。ところが今回は、「一時閉店」「新規オープンは2017年秋を予定」との一方的な発表です。
純粋な市場原理で考えれば、企業側の利潤第一主義で閉店・開店を決めることになるのでしょう。しかし、現実の社会生活においては、利用客・住民を無視した一方的な閉店は、企業の社会的責任を問われるものとなります。
「店舗と合わせてマンションも建設される」という噂もあり、近隣住民に不安の声があります。マルエツは、建てかえ計画を利用客・住民にきちんと説明すべきです。
行政(習志野市)も、地域コミュニティや住民生活を守る立場で、マルエツに対応を求めるべきと考えます。この件について、12月議会の一般質問で取り上げていきます。ご意見など、お寄せください。
さて、24日から次男が咳と発熱。最後の入院からちょうど1年です。悪化しないよう注意しながらの数日でした。でも、乳幼児期の子どもは、熱があっても元気はあります。放っておくと自宅内で騒ぐので、適度に連れ出して運動させなければならず、寒い日はたいへんです。
結局、私も風邪をうつされて体がだるくなってしまいました。26日~27日は、2人の祖母と交代で次男の面倒をみながら、ゆっくり過ごしました。
大久保・本大久保地域では重要な商業施設であり、「閉店は困る」という住民が多いのではないでしょうか。従業員も困ると思います。
4年前は住民説明会がありました。当時の計画は営業を継続しながらの建てかえでした。お客さんを大切に思うなら、今回のように説明なしの急な「閉店」宣言はすべきでないでしょう。
耐震性の高い商業施設になることは良いことですが、噂のように「マンション建設」となれば、周辺住民の住環境に影響が出ます。仮に4年前の計画と違う設計になるのであれば、やはり、ていねいな説明が必要でしょう。