谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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被爆者の訴えと、原発推進・民族差別の団体の違い・・・陳情120号の委員会可決は問題!

21日の協働経済常任委員会で、「警視抜刀隊の会」が出した陳情1件に公明党・自民党系の議員が賛成。賛成多数で可決されました。新社会党・無所属の会、民意と歩む会は反対しました。

日本共産党は、協働経済常任委員会に委員がいないため、議会最終日の本会議で採決に臨むことになります。

「警視抜刀隊の会」と構成員は、過去5年間で50件以上の議会陳情(付議されなかった数を含む)を乱発。原発再稼働を求める陳情は新聞で大きく報道されましたが、このほか、生活保護バッシング、民族差別・在日外国人バッシング、障がい者差別、児童・生徒の靖国神社参拝の強制、集団的自衛権推進、思想差別の陳情ばかりです。ヘイトスピーチのような文言も多用しています。

過去乱発された陳情のうち、2015年3月議会の河野談話攻撃の陳情(慰安婦問題)は、自民党・保守系議員の数の力で可決されました。

今回の9月議会でも、民族差別・思想差別・憲法違反を含む陳情4件を提出。下記の2件が委員会付託となりました。

① 平成28年3月より国が分別公表を再開した全国及び都道府県単位での「韓国籍の在日朝鮮人数」と「朝鮮籍の在日朝鮮人数」について、市区町村単位でもこれを公表することを求める意見書を国へ提出することを求める陳情(受理番号119号)

② 金正恩(きんしょうおん)氏が3代目を世襲した以降、常態化している核実験及び弾道ミサイルの発射(特に最近の潜水艦発射弾道ミサイル)で、わが国は異次元の安全保障環境に置かれるに至った。よって北朝鮮に対する厳重抗議を習志野市議会でも決議するよう強く求める(受理番号120号)

このうち、受理番号120号に公明党・自民党系の議員が賛成しました。千葉市議会などで可決した決議のモノマネ陳情です。

原文は、習志野市議会HPをご覧ください。→平成28年第3回定例会提出議案

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核実験等には、被爆者でつくる日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)も抗議声明を出しています。
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しかし、特定の国・民族に限って抗議声明を出しているのではなく、あらゆる国の核実験・核保有に反対しています。

北朝鮮の核実験については、「日本政府はもとより、周辺国および世界各国政府は、北朝鮮に力で対応するかのような言動は厳に慎み、理性的に対応することを強く望む」と声明文に明記しています。朝鮮人を含むアジア諸民族を敵視するような記述は一文もありません。

また、安倍政権による原発再稼働と原発輸出、安保関連法(戦争法)の強行にも抗議しています。
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核兵器廃絶平和都市宣言をした習志野市の宮本市長も、市民を代表して、アメリカなど大国を含むすべての核実験等に抗議文を出しています。特定の民族だけを危険視するようなことはしていません。→近年の抗議文
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被爆者の願いに反する「原発再稼働」の陳情、民族差別・在日外国人バッシングの陳情などを繰り返す「警視抜刀隊の会」の陳情は、アジア諸民族の平和と友好を望むものとは到底考えられません。

アメリカなど大国の核実験等には一言も抗議せず、特定の民族だけを標的にする陳情の出し方に、公明党・自民党系の議員が迎合したのは大問題です。

「警視抜刀隊の会」の陳情は、議会最終日(本会議)において、きっぱり否決すべきではないでしょうか。

by takashi_tanioka | 2016-09-21 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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