18日は終日、党議員団会議。学習を兼ねて、衆議院・環太平洋連携協定(TPP)特別委員会における日本共産党の質問をライブ中継で視ました。
斉藤議員は、輸入食品の検査体制の脆弱性を、現場視察や資料をもって指摘。残留農薬の基準違反の輸入食品が流通し、消費者に食べられている実態を示し、これをさらに悪化させるTPPを批判しました。
斉藤和子さんは、船橋市坪井の農家出身。私の実家の近くです。高校は園芸科、大学は農獣医学部で、農業問題の専門家です。千葉県女性農業委員の会会長である齋藤教子さんの娘さんでもあります。
国会議員に当選する前は、船橋・習志野・八千代の党地区委員会の専従職員でした。事務所に行くと、「ガッハハハー」という元気の良い笑い声が、よく聞けました。懐かしいです。
農家の視点だけでなく、消費者や母親の視点も加え、農産物の輸入自由化=TPPの問題点がわかりやすく追及できていたと思います。
安倍政権は「世論調査でTPP賛成が過半数」と強調しますが、TPPの危険性が浸透してくれば、世論調査の結果は変化していくでしょう。
輸出で儲けたい財界・大企業のご機嫌をとるために、「強行採決」までちらつかせて批准を急ぐ安倍政権の態度は許されません。