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「墜落」を「不時着」と言う、ちゃらんぽらん-オスプレイ配備やめよ!

「墜落」を「不時着」と言う、ちゃらんぽらん-オスプレイ配備やめよ!_c0236527_22065465.jpg日米オスプレイ整備基地化反対 11・13県民大集会 in 木更津から1か月。ついに、オスプレイ墜落の重大事故が国内で起こりました。






2件の事故のうち、1件は空中給油訓練中のミスで機体が損傷し、墜落したものです。搭乗員に死者は出ていません(現時点)が、数百m先の民家に墜落していたら大惨事でした。

ところが、米軍側は「住宅上空を飛ばなかったことを感謝されるべきだ」と発言。自らの訓練ミスで事故を起こしたのに、恩着せがましいことを言っています。植民地意識丸出しの暴言です。

今回の墜落事故は沖縄県だけの問題ではありません。同型機の整備拠点が予定されている木更津市、訓練等で飛来が予想される習志野市など、全国各地の住民の安全に関わる大問題です。
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安倍政権は「飛行の安全確保が大前提だ」と述べるだけで、米軍のオスプレイ配備容認、自衛隊への導入の姿勢を変えようとしません。沖縄県民と連帯し、飛行中止・配備撤回を求めるたたかいを広げることが急務です。

15日付の東京新聞に「オスプレイ 進む拠点化-不安…首都圏の空も」の記事が掲載され、「戦争はいやだ!オール習志野行動」に参加する市民団体の方が基地周辺の危険性を指摘しました。
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それにしても、写真を見れば「墜落」「大破」でしかない事故を、「不時着」「着水」と言い換える安倍政権・稲田朋美防衛大臣や御用マスコミは、ちゃらんぽらんです。

「航空機は落ちることもある」「パイロットが慣れていなかった」と米軍を擁護し、訓練・配備反対の運動を馬鹿にする記事にも呆れてしまいます。

自動車に例えれば、設計通りのフォーミュラカーであっても、公道に出れば「欠陥車」です。操縦の難しい車が住宅地で事故を起こしたとき、「熟練レーサーなら事故を起こさなかった」と言い訳するようなものではないでしょうか。

実用性の低い航空機が住宅地に囲まれた基地に配備され、民間人の頭の上を飛行するのは問題です。(そのような航空機に搭乗する米兵もかわいそうですが。)

陸上自衛隊にオスプレイが配備されることになれば、自衛隊演習場に隣接する習志野市の住民も危険にさらされます。習志野市も配備反対・導入反対を表明すべきです。

by takashi_tanioka | 2016-12-15 23:30 | 憲法・人権・反戦平和 | Comments(0)

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by 谷岡 隆