31日夜、本大久保連合町会主催の「マルエツ大久保駅前店開発計画の経過説明会」に出席しました。会場は生涯学習地区センター(ゆうゆう館)でした。
マルエツ大久保駅前店の旧店舗跡の建築計画「(仮称)習志野市大久保一丁目計画」の住民説明でした。住友不動産株式会社、株式会社マルエツ、株式会社長谷工コーポレーション、不動開発株式会社が説明し、住民からの質問に応答しました。
建物の設計見直し、工事中の騒音・振動などの問題は、これまで地元町会や住民団体が事業者側と交渉してきました。昨年末に「工事協定書」が交わされたそうです。
着工が少し遅れましたが、マルエツの新店舗の開店は、今年の11月中旬を目指しています。3月に大規模小売店舗立地法に基づく変更の届出による住民説明会を予定しているそうです。
今回の説明会では、工事車両の出入り、土日・祝日の工事の有無、開店後の駐車台数などの質問が出ました。私は工事車両の通行の安全対策について質問しました。
工事車両通行ルート図では、ハミングロードを本大久保1丁目側から左折入場、京成大久保駅側へ左折退場としか書かれていません。
その先をみると、入場する工事車両は、ハミングロードの青葉幼稚園側の交差点を通ると考えられます。退場する工事車両は、東金街道側へ抜けるのか、駅東側の大踏切を右折して国道14号側へ抜けるのか、はっきりとした説明がありませんでした。
どのルートを通ろうと、小中学生の通学路と重なっており、車道・歩道の幅が狭く、危険な箇所が多い道路であることに変わりはありません。
今年3月の工程表をみると、コンクリートミキサー車、ダンプ、トレーラーなどの工事車両の出入りが、マンション建設と店舗建設の両方を足し合わせると、最大で1日150台を超えます。
事業者側は「両方の建設工事で台数を調整するので、単純に足し合わせた台数にはならない」と説明しましたが、仮に調整したとしても、かなりの台数になります。
また、ハミングロードの青葉幼稚園側をみると、厚生労働省宿舎などの跡地に9階建てマンションの建築計画「(仮称)習志野市鷺沼台1丁目計画」があり、今年4月の着工予定です。こちらも、施工は長谷工コーポレーションです。
その西側の防衛省宿舎も、新年度から解体工事に入ります。ハミングロードに沿って、3つの大規模な建築・解体工事が同時に進行する恐れがあり、大型の工事車両の通行に注意が必要となります。
建設中の騒音・振動、完成後の風害・日影などの問題にも引き続き取り組んでいきますが、より広範囲の住民や子ども達の安全にかかわる、工事車両の通行問題にも力を入れて取り組みたいと考えています。