27日、あゆもう会(習志野市の小学校、自閉症・情緒障害特別支援学級ならびに通級指導教室在籍児保護者の会)の第4回家庭教育学級があり、妻といっしょに参加しました。
会場は
習志野市総合教育センター。年度末なので閉講式があり、東習志野小学校の校長、実花公民館の館長、あゆもう会の会長と学級長からあいさつがありました。
講師は、東京都江戸川区のまめの木クリニックの福田智子さん。テーマは「ペアレント・トレーニングから学ぶ-親のできること、してあげられること」でした。
発達障がいの子をもつ親を支援するためのトレーニング。通常は数日に分けて受けるようで、まめの木クリニックのプログラムは全10回となっています。
参考文献は、上林靖子監修「発達障害の子の育て方がわかる!ペアレント・トレーニング」講談社(2009年)でした。
今回の家庭教育学級は、ペアレント・トレーニングの入門的な内容でした。「お母さんのメンタルヘルス」にも触れ、母親が精神的に参ってしまうことを避けるアドバイスがありました。
男性の参加は、私を含めて2人だけでした。たまたま妻が遅番勤務だったので、夫婦いっしょに参加することができましたが、出勤時間となったため、最後まで出られずに退席しました。
平日日中の開催だと、共働き・ひとり親の保護者は参加しにくいです。今後は工夫をしながら、父親を含む多くの保護者が参加できるようにしてもらいたいです。
午後は、3月議会の一般質問の準備。夕方は、党議員団で議案質疑などの打ち合わせをしました。
企画展「ロシア兵士と習志野-もう一つの習志野俘虜収容所」
総合教育センターの1階ロビーの郷土資料コーナーでは、企画展「ロシア兵士と習志野-もう一つの習志野俘虜収容所」の展示があります。
社会教育課職員の報告書「習志野俘虜収容所1905-1906~日露戦争のロシア兵捕虜と地域社会」が置かれていましたが、展示スペースは小さな一角だけでした。
日露戦争後のロシア兵捕虜の収容人数は最大時1万5千人で、第一次大戦後のドイツ兵捕虜の15倍の規模でした。多様な民族・言語・宗教の捕虜が生活をしていました。
収容所開設は10か月間と短い期間でしたが、1万5千人もの様々な民族の捕虜が習志野で生活していたのは驚きです。