10日、谷津干潟の日セレモニーに来賓出席しました。今年は「谷津干潟の日制定20周年」です。今年のテーマは「つながろう みぢかな海と わたしたち」です。
主催者・実行委員長のあいさつのほか、第七中学校吹奏楽部の市歌演奏や「翼に愛を」の合唱などがありました。
谷津干潟自然観察センターでは、10日~11日に様々な企画が展開されています。この日の午前10時からは、谷津南小学校合唱部と秋津小学校吹奏楽部による演奏会が行なわれていました。
特別展示「谷津干潟大解剖展」も開催中でした。写真は、昔の谷津遊園です。私も小学生から中学生の時に行きました。懐かしいです。現在は、その跡地に建設された団地(谷津パークタウン)に住んでいます。
「干潟の保護運動」のパネルもありました。40年前の大規模な住民運動によって、谷津干潟は守られました。
当時、習志野市議会で「埋立て反対」の政党は日本共産党だけでした。議会内では圧倒的少数派であり、「共産党はできもしないことを主張する」と悪口を言われていたそうです。
この「できもしないこと」が、その後、現実となりました。当時の「埋立て賛成」の人達も干潟保全を主張するようになりました。その時点では少数であっても、理想を追求することの大切さを感じます。
写真は、40年前に配布されていた「谷津干潟を保全し、自然教育園に」のチラシです。現在もボートピア反対、憲法9条守れ、戦争法・共謀罪反対の市民運動で奮闘している方々の名前も記されています。習志野市の住民運動・市民運動の歴史を感じさせる展示です。
セレモニー後、長男のさくらんぼ教室の送迎のために帰宅。その後、共謀罪反対の国会行動へ行く予定でしたが、次男が体調不良との連絡が保育所からあり、残念ながら行けなくなりました。習志野市からも多くの市民が、国会周辺や千葉市内の共謀罪反対の集会へ参加しました。