谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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公民館は「新憲法の精神を日常生活に具現するための恒久的施設」・・・自治体学校の特別講演

24日、「第59回自治体学校 in 千葉」の3日目でした。初日と同じく、青葉の森公園芸術文化ホールが会場でした。
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日本社会教育学会会長の長澤成次さん(千葉大学名誉教授)が「社会教育・公民館の役割と地方自治をめぐる課題」をテーマに特別講演をしました。


習志野市の「公共施設再生基本条例」の問題点(市民の責務など)も紹介されました。長澤さんは、習志野市公民館運営審議会の副会長を務めたこともあり、習志野市の事情に通じています。

印象に残ったのが「公民館と憲法」の話。5月2日放送のNHK・首都圏ネットワーク「公民館と憲法 “民主主義の精神”普及に大きな力」の内容でした。→詳しくはこちら

この番組では、憲法普及に果たした公民館の役割が紹介されました。1947年に文部省社会教育局長が出した通知「新憲法発布記念公民館設置奨励について(昭和22年1月20日発社第6号)」には、「新憲法の精神を日常生活に具現するための恒久的施設」として公民館が位置づけられていました。

教育や福祉などの人権保障よりも「弱肉強食」の新自由主義経済を重んじる人達は、基本的人権を保障する憲法を無視しようとします。そのような人達は、公民館・図書館を「年寄りの集会所」「貸本屋」であるかのように宣伝します。

しかし、本来の公民館・図書館は「基本的人権としての教育権・学習権」を保障する場です。現実に習志野市でも、若い世代から高齢世代まで多くの人が公民館・図書館を利用しています。

「年寄りのために次世代に借金を残してよいのか」と脅して公民館・図書館をつぶし、「税金を特定の人のためだけに使う訳にはいかない」「高齢化で医療・介護にお金が必要だから」と説教して公立保育所・幼稚園をつぶす。このように世代間に分断を持ち込む卑劣な攻撃に負けない住民運動・市民運動が必要と感じました。

今回の自治体学校は、日本国憲法施行70周年にふさわしい、良い内容でした。家庭の事情や金銭的な厳しさから来年以降はしばらく参加できないかも知れませんが、機会があれば今後も自治体学校に参加していきたいです。

by takashi_tanioka | 2017-07-24 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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