谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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不三戸貝塚(藤崎2丁目)の発掘調査の報告など-文化財審議会

c0236527_13181814.jpg習志野市総合教育センター(1階ロビー)で、小企画展「どうしてこのカタチ?~モノからわかる奈良・平安時代の谷津貝塚~」が開催されています。

本当に小さな展示コーナーですが、谷津貝塚(現在の「奏の杜」)から出土した奈良・平安時代の様々なモノについて、当時の使い方や使用された背景などを紹介しています。→詳しくはこちら

開催期間が11月30日までですが、その後、市役所新庁舎でも開催してもらいたいです。市南側の住民が総合教育センターまで観に行くのは難しいですから・・・。

さて、30日午後、習志野市文化財審議会(平成27年度第1回)を傍聴しました。個人情報が関係する一部の報告を除いて、会議は公開されました。

文化財審議会の傍聴は3年ぶり。ほぼ同様の流れで報告が進みました。今回は特に、「不三戸貝塚」の発掘調査の報告がありました。藤崎2丁目の企業局前の市民農園跡の場所です。

不三戸貝塚第2地点として、確認調査と本調査が行なわれました。1月~3月の本調査では、縄文時代前期の竪穴建物3軒と土坑5基、時期不明のピット10基、その他の遺構3基が見つかり、現在は整理作業中だそうです。

いつものことながら、一般市民を対象にした現地説明会(見学会)は実施されませんでした。マンション開発が予定されており、この遺跡も壊されることになります。

開発による文化財破壊を防止し、「日本の各地に残されている豊かな文化財を守り、学び、正しく活用して後世に伝えてゆく」(文化財保存全国協議会HPより)ことは、郷土に根ざした民主的な教育に必要です。習志野市教育委員会は、このような観点がとても弱く、開発計画に遠慮してばかりです。

自民党政権が熱心な「日の丸」「君が代」などの押しつけによる愛国心教育は、国家権力(権力者)への忠誠心を育むだけに終わります。文化を守り、民衆の歴史を学ぶことこそ、郷土・地域を愛する気持ちにつながるのではないでしょうか。

このほか、「藤崎堀込貝塚」で出土品の写真も入れた案内板を新調したこと、「藤崎正福寺大イチョウ」の保存、「旧大沢家住宅」がある森林公園の話など、藤崎地域の報告が多かったです。総合教育センターの小企画展、市役所新庁舎の常設展示コーナーも報告されました。

会長の山岸良二さん(昭和女子大学講師、東邦高等学校講師)から、ベトナム中部の三大世界遺産の一つ「ホイアン」からクーラムチャム諸島にかけての日越調査団の報告、副会長の夏目勝也さん(建築家)から、建造物の国宝・重要文化財についての報告、DOCOMOMOの紹介などがあり、勉強になりました。

by takashi_tanioka | 2017-08-30 23:40 | 習志野市政 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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