5日、2016年度決算の議案勉強会がありました。決算議案7件の説明のほか、重要事項説明として「モリシア津田沼の信託受益権が譲渡されたことについて」の報告がありました。
野村不動産投資顧問株式会社が運用していた「モリシア津田沼」の信託受託権が、野村不動産株式会社へ譲渡されました。
習志野市への協力依頼の文書を読むと、「当該施設とその周辺の再開発等の協議が包含されている」と市当局は受けとめており、「施設内に区分所有している習志野文化ホールの大規模改修工事等に多大な影響が予想されることから、工事内容について早急に再検討いたします」との説明でした。
同じグループ内とはいえ、投資信託会社から開発会社(デベロッパー)へ譲渡されたということは、早いペースで再開発(モリシアの建てかえなど)が進められる可能性があります。
習志野文化ホールの大規模改修工事は、2017年10月~2018年12月の予定。再開発の動向によっては、十数億円かける工事費が無駄になる恐れがあるようです。
新たな再開発の評価に加え、習志野文化ホールの存続も含め、市議会で議論していく必要が出てきました。