13日、一般会計決算特別委員会の4日目(最終日)。教育費、公債費、諸支出金、予備費の審査でした。午前9時に始まり、午後4時30分頃に終わりました。
私は、放課後児童会(学童保育)の入会数・待機児数、谷津小学校・谷津南小学校の児童数・学級数推計、各保育所・幼稚園・こども園の保育の流れ、「過労死ライン」を超える教員数、学校職員安全衛生委員会の会議録、不三戸貝塚発掘調査の概要などの資料請求をし、質問をしました。
JR津田沼駅南口土地区画整理による人口増は、計画時は7千人でしたが、現在は最大時8千人を超える推計となっています。谷津小学校は、通学区域の変更をしても、最大時1483人・46学級の超大規模校となります。
奏の杜から谷津南小学校へバス通学する児童数は、最大時552人に達する推計です。谷津南小学校も最大時916人・30学級の大規模校となります。今後の対応について質問しました。
鷺沼台や津田沼でも宅地開発で児童数が増え、鷺沼小学校、津田沼小学校、大久保小学校の学級数が保有教室数ギリギリまで増加する推計となっています。
認定こども園の4~5歳児クラスでは、長時間児(保育所児)と短時間児(幼稚園児)を一クラスにまとめています。市当局は、この「合同保育」を3歳児クラスに拡大しようとしていますが、一日の保育の流れの視点から、問題点を指摘しました。
認定こども園の一日の保育の流れは、他の認可保育所と異なっており、長時間保育の子ども達への影響が心配です。午前7時からこども園に登園する子どもは、午後2時までお昼寝(午睡)がとれません。
このほか、私は、小中学校再編の検討状況、大規模化した放課後児童会(学童保育)の分割問題などについて質問・要望しました。学童保育の需要が多い小学校では、3~4児童会に分割する可能性があるそうです。
秋津幼稚園・香澄幼稚園の統廃合問題、教育委員会のあり方については、教育長に出席を要請して質問をしました。教育長以外の教育委員に報告されないまま、統廃合の検討が最終段階まで進められたようです。
最後は討論と採決。私は、当初予算・補正予算の問題点が是正されなかったことを指摘するとともに、不動産経営・都市再開発の手段として推進される「公共施設再生計画」、民意無視の秋津幼稚園・香澄幼稚園の統廃合推進を批判する討論をし、決算認定に反対しました。あらためて、12月議会初日の本会議でも討論する予定です。
委員会終了後、日本共産党千葉2区総決起集会に参加しました。写真は、上野ひろつぐ・千葉2区候補の訴えです。
私は、党習志野市議団を代表して決意表明。歴代自民党政権の福祉・教育切り捨て政策を批判し、野党共闘の要「憲法9条」だけでなく、「憲法25条(生存権)」まで含む日本国憲法すべてを守り活かす政治への変革は、日本共産党にしかできないと訴えました。
集会終了後は、やはり体力的に厳しかったので、帰宅して休みました。議会と選挙が重なり、疲れ切った4日間でした。