谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

bootsman.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 09月 ( 28 )   > この月の画像一覧

29~30日の2日間は、市役所本庁舎の議員控室の仮庁舎への引越し作業に追われました。
c0236527_8284520.jpg

私は、9月議会が終わる28日まで準備がほとんどできていませんでした。完全撤収が30日のため、2日間で引越し作業を進め、なんとか30日午後に引越し終了となりました。議会事務局の方々にはお手数をかけてしまい、すみませんでした。

約40年間使い続けた日本共産党の控室。すでにプレートははずされています。議会傍聴席の後側で、もとは倉庫だったそうです。
c0236527_837510.jpg

c0236527_838201.jpg


引越しのためにイスが集められた議場。
c0236527_8395317.jpg


4階の「こども部」の跡。
c0236527_841591.jpg


3階の「総務部」の跡。
c0236527_852833.jpg


3階の「契約検査課」(総務部)の跡。建設当初はバルコニーだった場所です。執務室を増築し、使用していました。
c0236527_8574380.jpg


2階の「会計課」前の廊下。市長室側から撮影。
c0236527_859237.jpg


1階の「介護保険課」「保護課」「障がい福祉課」(保健福祉部)の跡。人口16万人に達した自治体としては、狭い窓口・執務室でした。
c0236527_9134052.jpg


仮庁舎4階の日本共産党控室。引越し前の3分の1の広さとなりました。今後5年以上(?)、仮庁舎を使用することになります。
c0236527_915062.jpg

c0236527_923661.jpg


市役所本庁舎移転のお知らせ(習志野市HP)
by takashi_tanioka | 2012-09-30 23:59 | 議員活動 | Comments(0)
28日の議会最終日、谷津地域の住居表示変更(議案第52号)について、私は6月議会の議会最終日9月議会の一般質問冒頭、総務常任委員会での質疑・討論で、すでに見解を述べてきたので、今回の本会議では討論しませんでした。
c0236527_1118481.jpg

他の議員の討論を聴いていて、あきれてしまったのが、議案賛成の議員による「開き直り討論」でした。土地区画整理事業の知識のある議員が総務常任委員会で同様の賛成討論をし、その場で私は問題点を指摘しました。しかし、開き直ってほとんど同じ討論を本会議でも繰り返しました。

「地権者の意思を尊重するべき」とする主張に対し、私が委員会等で指摘したことを整理して掲載します。

〔委員会等で指摘したことの要旨〕
住居表示の町の区域や名称を、地権者の意向で全面的に変更することに賛成する主張には、いくつかの点で無理があります。

1.「地権者(地主)が減歩の負担をしたから認めてあげよう」という意見
議案第52号の当該地域については、地権者が減歩をして大きな負担をしたのだから、区画整理組合の主張を認めてあげようという意見がありますが、ごまかしがあります。

土地区画整理事業においては、地権者の土地の資産価値は「増進(開発による地価上昇)」によって保障されるという仕組みになっています。だからこそ、減歩が認められる訳です。

JR津田沼駅南口の場合、増進率(地価上昇率)が1.8倍とされ、34%の減歩をしても地権者の土地の資産価値は保障されるように調整されているはずです。

また逆に、市街化調整区域・農業振興地域であった場所が巨大マンションを建設できる区域に変わったのに、増進率を低く見積もり、34%という異例の低い減歩率としたことが、巨額の公共補助金(税金)を投入することを合理化しました。

土地区画整理事業の仕組みを説明せず、地権者の減歩率ばかり強調するのは的外れです。

2.地権者(地主)が要求すれば、わかりにくい住居表示でも認めるのか
土地の場所や権利の範囲を示すための地番表示と、住民の利便性向上のための住居表示を混同して考えているのではないでしょうか。法的にみても、住居表示は地権者のために実施・変更するものではありません。

当該地域における昭和52年の住居表示実施の際、地域住民の意見を聴きながら、それまでの入り組んだ町の区域を幹線道路等で整理してきました。それをなぜ、非合理的でわかりにくい区域に変更するのか、市長から住民に納得できる説明はされていません。

議案通りに変更すると、住居表示実施(昭和52年)の際と全く異なる複雑な区域ができてしまい、住宅が建ちならぶと迷路のような境界になってしまう箇所も生じます(特に谷津1丁目側)。わかりやすい住居表示、住民の利便性向上につながるとは、とても言えません。

3.地権者(地主)ではなく、地域住民の意見を尊重すべき
住居表示は、そこに住んでいる住民の利便性向上のために行なうものです。区域や名称に大幅な変更が必要であれば、影響を受ける周辺住民や、新しく入居する住民の意見を聴き、調整しながら、合理的な変更案を考えるべきです。

千葉県が示している「組合土地区画整理事業の実施手順」のように、「換地処分」(JR津田沼駅南口の場合、平成26年)までに考えればよいことです。市当局の資料によれば、船橋市坪井の区画整理では入居率84.4%の段階、船橋市馬込の宅地開発では入居率62.8%の段階で、地域住民の合意のうえで、住居表示を実施しています。

マンションの建設・販売に合わせようとするデベロッパーや地権者の都合を優先させるのは、間違っています。
by takashi_tanioka | 2012-09-29 13:50 | 住居表示 | Comments(0)
28日の9月議会最終日は、午前9時30分から議会運営委員会。本会議は午前10時に始まり、午後4時過ぎに終わりました。

日本共産党を代表して市川寿子議員が、保育所最低基準の県条例に関する陳情、奏の杜・住居表示変更に反対の陳情、JR津田沼駅南口開発の調査委員会設置を求める陳情に賛成討論をしました。

総務常任委員会で否決された議案第52号「町の区域及び名称の変更について」は、本会議では賛成15名、反対13名、退席(棄権)1名の僅差で一転可決されました。

総務常任委員会では現地視察をし、私を含め何人もの委員が、地域住民の多くが反対していること、市長が住民への説明責任を果たしていないこと、住居表示のルールから逸脱していること、わかりにくい境界設定になること、今後の市政やまちづくりに禍根を残すことなどを指摘してきましたが、半数の市議会議員に理解する能力がなかったのは残念なことです。

市役所本庁舎最上階から見える「奏の杜」巨大マンション
c0236527_11453576.jpg

by takashi_tanioka | 2012-09-28 23:59 | 議員活動 | Comments(0)
場外舟券売り場「ボートピア習志野」の反対運動で奮闘してきた方が亡くなり、告別式に参列してきました。文教住宅都市・習志野を守ろうとする遺志を継ぎ、市民に共感を広げられるように運動を継続・発展させていきたいです。
c0236527_2101198.jpg

ボートピア習志野は、売上が年々落ち込んでいます。市議会・総務常任委員会では、ギャンブル場推進派の議員が「全国的に公営ギャンブル場は厳しい経営状況なので、施設自体が存続できるよう、当局は研究検討を重ねていただきたい」と要望し、環境整備協力費(迷惑料)の引き下げをにおわせるようになりました。

ギャンブル収入で市財政を支えるのは、文教住宅都市にふさわしくありません。しかし、環境整備協力費の引き下げという条件緩和で、ギャンブル場を延命させることは認められません。

宮本泰介市長は、自らが議員だったとき、真っ先に一般質問をし、ギャンブル場容認の旗振り役をしました。さらに、「環境整備協力費1.5%」などの決議を提案して可決させ、市長同意に道を開きました。

この間、ギャンブル場推進派による議会陳情の採択を口実に、警備員削減などの条件緩和が進められてきました。環境整備協力費についても、「引き下げで施設を存続すべき」とする議会陳情が提出され、それを口実に、市長が条件緩和を正当化することもありえます。

私は総務常任委員会で、現市長が議員のときに提案者となった決議を覆すことがないように要求しました。

条件緩和によるギャンブル場延命の動きには、引き続き注意が必要です。
by takashi_tanioka | 2012-09-27 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
26日朝、入沢俊行・衆院千葉2区予定候補といっしょに、京成谷津駅で活動報告。テーマは「消費税大増税中止へ」「領土問題」「奏の杜・住居表示」でした。その後、入沢さんといっしょに谷津地域で「消費税増税の実施中止」を求める署名活動をしました。

議会準備などで忙しく、8月下旬から隔週の駅頭宣伝・議会報告。地域要求への取り組みも、議会でとりあげたもの中心でした。9月議会が終わったら、なるべくこまめに地域をまわりたいと思います。写真は道路補修の相談を受けた箇所です。
c0236527_3535077.jpg

by takashi_tanioka | 2012-09-26 23:50 | 議員活動 | Comments(0)
25日朝、JR津田沼駅南口で活動報告をしました。その後は終日、党議員団会議で議会最終日の準備を進めました。

写真は、JR津田沼駅南口土地区画整理区域の北東側です。マンション建設現場の手前の三角地帯(28街区)では、ショッピングセンター「(仮称)ベルク津田沼奏の杜」の杭打ちが始まっています。
c0236527_20383243.jpg

区画整理事業の基本構想では、28街区は「複合サービスゾーン」とされていました。以前は、市民から「開発で人口が増えるから、福祉施設や文化施設が必要ではないか」という意見が出ると、市担当者は決まって「複合サービスゾーンがありますから」と答えていたことを記憶しています。

ところが、今年7月に公開された図面をみると、商業施設2階の東側の部屋に民間保育所などが少し誘致されるくらいです。屋外、2階西側、屋上は駐車場(356台)です。これでは、自動車に囲まれた「なんでも入る箱」です。

下をクリックすると、「(仮称)ベルク津田沼奏の杜」の図面(市HPでは「(仮称)ベスタ津田沼」と記載)をみることができます。
(仮称)ベスタ津田沼 大規模小売店舗立地法に基づく届出について

この2階には、「株式会社日本保育サービス」の保育所が誘致されます。定員は80名(0歳児6名、1歳児10名、2~5歳児各16名)で、来年5月に開設予定です。習志野市初の株式会社経営の認可保育所となります。

保育の質の面で、問題の一つは、不特定多数の人が出入りする大規模ショッピングセンターの2階に設置されることです。建物は駐車場に囲まれており、午前8時30分から深夜まで自動車が出入りします。街区北側は18メートル道路、東側は16メートル道路、西側は12メートル道路に囲まれています。

さらに、敷地内に園庭がありません。9月議会における私の一般質問に対し、こども部長は、「災害の際の避難場所については、商業施設内での児童の安全確保のため、商業施設事業者と保育事業者とで協議・確認し、必要な設備や体制を整備していくよう求めていく」と答弁しましたが、日常的に乳幼児が外遊びをするための園庭については「谷津近隣公園予定地を代替的に利用し、平成25年度に順次整備される街区公園や、28街区と近隣公園を結ぶ緑道なども利用しながら、戸外活動などをする予定です」との答弁でした。

ところが、保育所から近隣公園(仮園庭)までの距離は約450メートル。0~5歳の乳幼児が自動車交通量の多い道路を超え、離れた街区にある「園庭」まで歩いて行くことができるでしょうか。一方の北側街区公園までは、道路を挟んで約230メートルもあります。あまりに非現実的ですし、危険です。

近隣公園に通じる「緑道」は、現在建設中のマンション(24階建て・721戸)と、隣りの街区に来年3月から建設が開始されるマンション(24階建て・869戸)に挟まれています。安全と言えるでしょうか。

28街区は、そもそも「複合サービスゾーン」と説明されてきました。保育所や病院を併設するなら、それにふさわしい施設とするべきです。広大な駐車場の一部をつぶして、乳幼児の園庭や避難場所を確保するべきです。

利益追求の開発事業者(株式会社フジタ)や商業施設事業者(株式会社ベルク)任せでは、子ども達の安全を優先した設計変更を自主的にやろうとしないでしょう。一般質問で私は、「子ども達の園庭を28街区内に確保するよう事業者に申し入れる」ことを市長に強く要求しました。

来年からマンション等の大量入居が加速し、子どもの数も急増します。最低でも敷地内に園庭と避難場所が確保された保育所となるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。
by takashi_tanioka | 2012-09-25 21:15 | 議員活動 | Comments(3)
川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺で高層マンション建設が進められている現場をみてきました。「武蔵小杉」は駅を中心とした地域の通称であり、住居表示は従来の「小杉町」「新丸子町」「新丸子東」「中丸子」などのままとなっています。
c0236527_949684.jpg

駅周辺の再開発と合わせ、工場跡地やグラウンド跡地等への超高層マンションの建設など、東西南北各エリアごとに民間活力で大規模開発が行なわれています。
c0236527_103208.jpg

党川崎市議団は、人口増が生活基盤(インフラ)整備の限界を超える開発となっていることを指摘しています。1万5千人を超える人口増に見合ったインフラ整備がされていないため、保育園不足や小中学校の過密化の問題がおきています。また、「都市化の進行にともなうヒートアイランド現象が発生」(川崎市緑の基本計画)との指摘もあります。
c0236527_1034535.jpg

今年7月には、駅北側の社宅跡地に、高さ180mの超高層マンション2棟を建設する計画(小杉町2丁目開発計画)に対し、地域住民から日照被害や風害、人口増による交通渋滞などの悪影響が出るとして、計画の見直しや検証などを求める請願が提出されました。大幅に容積率の規制緩和を認めるなど開発計画を追認する市の姿勢が市議会まちづくり委員会でも問題となり、請願が趣旨採択されたそうです。

民間開発業者のマンション建設をただ呼び込むのではなく、人口流入に対する学校や保育園、公園などの基盤整備を行なうこと、気温上昇・温暖化、日照被害や風害という生活環境の悪化への対策をとることが必要です。そうしなければ、地域に暮らす住民の生活を大切したまちづくりとはいえません。

武蔵小杉駅前グランド地区(民間開発事業)。右手が高さ200m・59階建ての超高層マンション(日本第2位の高さ)。
c0236527_1042641.jpg

by takashi_tanioka | 2012-09-23 23:59 | 議員活動 | Comments(0)
21日は一般会計予算特別委員会が開催され、補正予算案が審議されました。

私は、食品等放射性物質検査(災害対応事業)、防犯カメラ整備事業、学校施設再生検討事業について質問・要望。小中学校耐震化事業の設計業務の遅れなど問題もありましたが、全体としては、市街地液状化対策事業や予防接種事業など前向きの事業もあったため、賛成しました。

ただし、学校施設再生検討事業については、検討専門委員会を設置して「学校施設の適正規模・配置(小中学校の統廃合)」も検討する予定なので、次の3点を要望したうえでの賛成でした。

①他の先進国並みに30人学級の実現を目指し、学級数・学校規模とも大規模つめ込みにならないようにすること。

②専門検討委員会は、国の審議会出身者頼みにせず、文教住宅都市・習志野市の教育施策を理解している人を委員に選任すること。

③小中学校は災害時の避難場所・避難所でもあるので、地域防災計画とリンクさせること。

午後、京成津田沼駅前の市役所仮庁舎に行きました。一部の部署は移転しましたが、3~4階の大部分は内装工事中です。写真は、4階の議会事務局入口付近です。
c0236527_3591937.jpg

各会派の議員控室は、廊下をパーテーションで仕切ってつくります(議員1人3.3㎡程度)。写真の角に、日本共産党の議員控室(4畳半程度)ができる予定です。
c0236527_3594398.jpg

by takashi_tanioka | 2012-09-21 23:59 | 議員活動 | Comments(0)
19日の総務常任委員会で、議案第52号「町の区域及び名称の変更について」は、賛成3名、反対4名で否決されました。今後、28日の本会議における採決が注目されます。
c0236527_1118481.jpg

委員会では、町の名称(谷津、奏の杜)の是非よりも、議案提案にいたる手続き、民意の反映、住居表示の合理性などが論点となりました。宮本泰介市長に出席を求め、市長への質疑・要望が噴出しました。最後に、議案に賛成・反対の両方の委員から討論がありました。

各委員から様々な角度の質問がありましたが、私が特に関心をもったのは、高橋剛弘議員(みんなの党)の質問でした。「今後、住居表示実施済みの他地域で、地権者から区域・名称変更の要望が出たら、何を基準(何ヘクタール以上など)に可否を判断するのか」という質問です。

今回の議案が前例となると、他地域でも「自分の土地も住居表示を変更してもらいたい」という要望が出されかねず、行政側はそれを拒否できなくなります。宮本市長は、はっきりと答えられず、結局は「住居表示審議会や議会で判断してもらいたい」と他人に下駄を預けるような答弁でした。

今回の議案は、「区域・名称の新設」と言えるくらいの大変更です。通常の「変更」の域を超える提案なのに、宮本市長は、住居表示法第3条や第5条の2に基づく住民の意見聴取をしようとしません。

そこで私は、現在の町の区域・名称を確定させた際の考え方、すなわち昭和52年の住居表示実施の際の行政・議会の考え方を調査し、質疑・討論をしました。少し長いですが、概要を掲載します。

〔総務常任委員会での質疑・討論(概要)〕

1.住居表示変更の時期が早すぎる
JR津田沼駅南口土地区画整理区域内の住民からは、従来の名称を求める意見(陳情第1271号)と、名称変更を求める意見(陳情第1261号)の両方があり、名称変更が区域内住民の総意とは言えません。

また、隣接住民が愛称「奏の杜」を知らされたのは平成22年11月のプレスリリース後であり、まだ2年も経っていません。

千葉県がホームページで公開している「組合土地区画整理事業の実施手順」によれば、通常、町名地番の変更が行なわれるのは「換地処分」の頃とされています。新しく入居する住民のことを考えても、「換地処分・登記」(JR津田沼駅南口の場合、平成26年度を予定)までに「町名」を考えればよいのであって、新しい住民と隣接住民とで意見調整をする時間はまだあります。

千葉県内で、今回のように早期の住居表示変更をした事例は、市川市の妙典土地区画整理事業だけです。この業務代行者は、JR津田沼駅南口と同じく、株式会社フジタでした。マンションの建設・販売に合わせて早期に住居表示を変更するのは「フジタ流」のやり方であって、一般的ではありません。

それにも関わらず、宮本市長は、民意を無視し、合理的でわかりやすい住居表示を実施しようとする住居表示法の目的から逸脱した議案を提案し、全国的に有名になりつつあります。宮本市長が全国初の変更案を持ち出したため、総務省も千葉県も対応に苦慮しています。

2.住居表示を実施した時の方向性から、大きく逸脱した「変更」案
住居表示法のルールに則しているかという点から考えると、そもそも、この地域で35年前に住居表示が実施されたとき、どのような経緯で町の区域と名称が整理されたかも、ふりかえってみる必要があります。

昭和51年第2回定例会において、谷津地域と津田沼地域の住居表示を実施するために、町の区域と名称を変更する議案が提案されました。これ以前は、谷津町1丁目から8丁目、津田沼2丁目から8丁目、鷺沼町1丁目と5丁目、袖ヶ浦1丁目と3丁目が複雑に入り組んだ地域だったのを、谷津1丁目から7丁目と、津田沼2丁目から7丁目に整理する案でした。

このとき、現在の谷津1丁目、5~7丁目も、曲がりくねった細い道路から、バス通り・幹線道路等へ境界を移動して、町の区域を設定しました。

谷津と津田沼の入り組んだ境界を整理し、町や丁目の名称を変更する市の原案に対し、住民から2種類の請願が議会に提出されました。これに対し、当時の吉野孝市長は、住居表示審議会の答申で認められた議案を提案し、市の考え方をきちんと議会に示しました。陳情提出を口実に、審議会答申で認められた原案を6月議会で提案せず、先送りにした宮本市長の態度とは大違いです。

また、議会も、市長提案の議案に対し、住民から異議が出ている状況をふまえ、住民と意見調整をする期間をとるという慎重な対応をしました。そのために、住居表示の実施時期を遅らせ、議案を継続審査としました。

その次の昭和51年第3回定例会において、川本基義・総務常任委員長(当時)から、
○一部住民から住居表示実施案変更請求が出されていたため継続審査として、本委員会は公聴会を開催し、本案に対する反対及び賛成の意見をもつそれぞれ6名ずつの関係市民より貴重な意見を聴取したこと。
○実施期日を遅らせる修正案が相原一誠議員(当時)から提出され、全員一致でそれを認めたこと。
○町の区域と名称についても修正案が提出され、全員一致でそれを認めたこと。
以上を旨とする委員長報告が行なわれ、本会議でも修正案が全員一致で認められました。

ここで重要なのは、住民の意見をていねいに聞きながら、合理的でわかりやすい住居表示を実施するために市長も議会も最大限の努力をしたということです。

当時問題となったのは、現在の谷津1丁目と谷津2丁目の区域についてでしたが、住居表示法の原則に基づき、住民の皆さんの協力を得ながら整理しました。その後の課題として残ったのが、谷津町1丁目と谷津町4丁目の一部が住居表示未実施となったこと、谷津6丁目と7丁目の境界が農道となったことでした。

3.非合理的でわかりにくい住居表示に細分化
町名地番表示をされていた50ヘクタール、100ヘクタール、200ヘクタールという広大な山林や農地を宅地開発した際、合理的でわかりやすい住居表示をするために、町の区域を適切な面積で新設し、新しい名称をつけることが必要であれば、住民の理解と協力を得たうえで実施・変更することは可能であると考えます。

ところが、9月議会に宮本市長が提案した議案は、住居表示実施済みの住宅密集地の真ん中の35ヘクタールだけ、わざわざ非合理的でわかりにくい住居表示に「細分化」しようという提案です。35年前の住居表示実施のときの整理の仕方に逆行しています。しかも、多くの地域住民が反対しています。

4.新旧住民の意見を聞き、合理的な案で再提案を
議会や行政の先輩方が、住民の理解と協力を得て、苦労して整理してきた住居表示を、わかりにくく変更することについて宮本市長から説得力のある説明はありません。

議案第52号はいったん廃案とし、住居表示法第5条の2に準じた意見聴取を十分行ない、住民の理解を得られる合理的な案を再提案することを強く要求します。
by takashi_tanioka | 2012-09-20 23:30 | 住居表示 | Comments(0)
19日、総務常任委員会の現地視察と委員会審議で一日が終わりました。

午前10時30分から現地視察。住居表示変更案の町の境界付近を委員全員で視てまわりました。

午後1時30分から委員会審議。議案4件、陳情11件の審議となりましたが、谷津地域の住居表示変更(議案第52号)で紛糾しました。午後10時10分頃終わりました。

〔奏の杜・住居表示の設定-複雑な境界を視てきました〕
飛び地のように取り残される「谷津7丁目」側(写真右側)。第一中学校(写真奥)は「奏の杜1丁目」で提案されました。
c0236527_634175.jpg


「奏の杜1丁目」(議員が立っている場所)の境界を視察。道路右側が「谷津6丁目」で残されます。
c0236527_815682.jpg


「奏の杜3丁目」の境界を歩いて視察。道路を挟んで、右側(丹生神社)と正面が「谷津1丁目」のままとなります。
c0236527_1074873.jpg


道路左側が「奏の杜3丁目」、右側が「谷津1丁目」。正面の住宅は「谷津1丁目」のままとなります。迷路のような境界設定に驚く議員もいました。
c0236527_8324454.jpg


細い道路を挟んで左側が「谷津1丁目」、右側が「奏の杜3丁目」。バス通り沿いにある「谷津1丁目」の境界を、この細い道路に移動させる提案です。
c0236527_847017.jpg


皆さんも歩いてみてください。合理的で、わかりやすい住居表示変更の議案と言えるのか、よく考えてみましょう。
by takashi_tanioka | 2012-09-19 23:59 | 住居表示 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka