谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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ついに大晦日。今年やり残してしまったのが、レーニンと、彼の社会主義論(思想・運動・体制)についての論考です。

2014年1月21日は、ロシア10月革命の指導者であるウラジーミル・イリイチ・レーニンの没後90年目の命日でした。歴史的存在としてレーニンについて、私なりに再検討したかったのですが、各種の研究書を読むことすらできないで1年が終わってしまいました。

10年前の一時期、「レーニン没80年記念 現代世界の課題とレーニン」というシンポジウムなどがあり、複数の研究者の「レーニン論」が報告されたり、書籍が出版されたりしました。

当時、私は市議会議員になったばかりで、地方行政・議会活動を一から勉強しつつ、ボートピア反対など住民運動にも力を入れる日々。「レーニンどころではない」状態でした。

その後、身近なところではレーニンに関する学問的な研究の場に出会えないまま、10年が経ちました。自分で本を読んで研究すればよいのですが、力不足でなかなかできないでいます。

20世紀初頭の資本主義社会と帝政ロシアの現実に向き合いつつ、社会主義革命を志した革命家レーニン。教祖のように礼賛するのは正しくありませんが、逆に卑下したり、「マルクスと違う」と単純に断罪するのも正しくありません。

また、現在の日本と、20世紀初頭のロシアでは、様々な面で状況が違うのであって、レーニンの言説を現代日本に当てはめて解釈しようとするのは、学問的にも、運動面からも適当ではありません。

しかし、レーニンの思想と運動論が、20世紀において、日本を含む多くの国々の共産主義運動に影響を与え、受け入れられたことは事実です。それを無視したり、忘却したりするのも正しくないでしょう。

20世紀初頭にレーニンが向き合った現実を踏まえつつ、レーニンの思想と運動論がどのように形成されたのか、レーニンがマルクスのどこを「継承」し、どこで「断絶」しているのか、また、それらが各国の運動・体制にどのように受容されたのか・・・などについて研究を積み重ねていくのは、社会主義思想や運動のあり方について、考えを深めていくうえで重要なことだと思います。

とは言え、まったくの勉強不足の私。今後、時間を見つけながら、コツコツやっていきたいです。

〔余談〕
by takashi_tanioka | 2014-12-31 23:30 | 社会科学研究 | Comments(0)
c0236527_851936.jpg30日は、長男・長女を祖母に預け、次男を連れて谷津地域などを訪問。この日で、今年の議員活動は取りあえず終了としました。

今年の前半まで議会質問の中心は公共施設再生でしたが、一段落ついたため、後半は福祉施策や学校教育に中心を移しました。

議員2期目まで、これらの課題は、経験の長い馬場信韶議員に頼ってきました。馬場議員が引退してからは自力でやらなければならない課題となりましたが、なかなか手が付けられず、特に医療・介護については制度批判の「そもそも論」中心の質問・要望ばかりになっていました。

医療・介護総合法の強行採決にしても、後期高齢者医療制度の継続にしても、介護保険制度の改悪にしても、法律や制度そのものに欠陥があるのですが、施行された以上、高齢者や家族の負担を少しでも軽減するために、地方自治体でも可能な改善策を実現させる必要があります。

12月議会は、次期(第6期)の「習志野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」の策定に向け、各種要求を反映させるためのまとめの一般質問となりました。

パブリックコメント「習志野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(素案)」(市HP)

特別養護老人ホーム(特養)の整備の質問に対し、市長は「次期計画で1施設100床の整備を位置づける」と答弁しました。

私(日本共産党)は、「制度改悪によって特養に入所できなくなった要介護1・2の高齢者のうち、低所得の人は、サービス付き高齢者向け住宅への入居が経済的に困難であり、行き場がなくなってしまう。受け皿の整備が必要である」と主張してきました。

12月議会の一般質問でも、国民年金だけで生活している高齢者はサービス付き高齢者向け住宅への入居が困難であることが、保健福祉部長の答弁から明らかとなりました。

9月議会で答弁のあった「低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業」でも不十分。私のさらなる改善要望に対し、保健福祉部長は「介護付きケアハウス(軽費老人ホーム)の活用を考えていく」「特別養護老人ホーム併設のケアハウスの機能を強化していく」と答弁しました。

9月議会において私は、「介護付きケアハウスと認知症高齢者グループホームの充実が必要」と指摘していましたが、このうち一部について充実の姿勢が示され、良かったと思います。

私は、「24時間の定期巡回随時対応型訪問介護看護への取り組みが習志野市では遅れている」とも指摘。保健福祉部長は「第5期計画では諸課題があり、応募がなかった」と述べたうえで、「第6期計画でも引き続き、1事業所の整備を位置づけるとともに、他のサービスとの複合施設という形で公募を図る誘導策を採りたい」と答弁しました。

国が宣伝する「地域包括ケアシステム」は、国・自治体が体制整備にかなりの力を入れないと、「絵に描いた餅」になります。これについては、引き続き、習志野市独自の体制整備を追及していきたいと考えています。

このほか、12月議会で質問・要望して「良かった」と思ったのが、高齢者等の難聴対策と、子どもの貧困対策でした。

c0236527_4145375.jpg高齢者等の難聴対策は、昨年(2013年9月議会)から取り組んでいる課題です。私の一般質問により、「高齢者実態調査」のアンケートに難聴・補聴器に関する質問項目が追加され、多くの高齢者が困っている実態が把握されました。

そして、12月議会の一般質問では、市長が「補聴器等の普及や磁気ループの設置等の環境整備を進める必要性が高いことがわかった」「高齢者保健福祉計画や障がい者基本計画などにおいて、難聴者対策を位置づけ、これらの施策を進めていく」と答弁しました。

高齢者の難聴は、重度化してから対応しては手遅れになり、回復不能になると言われます。高齢化社会が進むなか、元気に社会参加し続けてもらうためにも、「軽度難聴の高齢者にも、回復不能となってしまう前に補聴器購入補助をつけて、補聴器の活用を促進すべき」と私は求めました。

子どもの貧困対策としては、「生活保護世帯等の学習支援事業の拡充」を求めました。

市長は「平成21年度から生活保護世帯の子どもを対象に『高校進学希望者学習支援事業』を実施し、全員が希望校に進学し、成果をあげている」と述べ、「平成27年4月以降は、これまでの事業を土台としつつ、対象者を生活保護世帯以外の生活困窮世帯の児童、さらにはひとり親家庭の児童まで拡大して取り組み、子どもの貧困対策のさらなる強化を図る」と答弁しました。

これらを実施すれば、市独自の財政負担が生じるので、市長の政策判断が問われます。今回、継続・拡充を決めた市長の判断は評価したいと思います。

今年後半の福祉施策に関する議会質問をまとめてみましたが、法律や制度を批判し、その改廃を要求しながら、当面の改善策も同時に追求するのは、とてもたいへんです。

自分の主張に矛盾が生じないよう、頭を整理しながらの質問準備となりますが、早急に実現可能なところから要望していくことも必要です。

これからも、住民や利用者、事業者の困難を受けとめ、意見・要望を聴きながら、様々な福祉施策の改善・充実に取り組んでいきたいと思います。
by takashi_tanioka | 2014-12-30 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
昨年とは逆に、とても寒い年末。27日は長男の通院で、インフルエンザ治癒の証明をもらいました。28日~29日は、長男・長女を妻、次男を私が担当。次男を連れて、谷津地域や津田沼地域の訪問をしたり、党支部等の会議に出たり、溜まっていた原稿執筆を進めたりでした。

昨年は次男を背負っての訪問でしたが、今年は、次男は自分で歩き回っています。
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一昨年は妻が産休中、昨年は育休中で、家族全員がそろった年末年始でした。今年は、妻(看護師)が職場復帰したため、年末年始も仕事。明日から正月2日まで、日中は私が子ども達の面倒をみることになります。

4日連続で子ども達3人の面倒を日中みるのは、初めての経験。祖母などの協力も得ながら、うまくやっていきたいと思います。
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28日に谷津公民館へ行きました。11月に館内で意識を無くし倒れた男性に対し、公民館長がAED使用と心肺蘇生法で救命処置を行なった結果、一命を取り留めました。習志野市の公共施設内でAEDを使用し、救命処置をした事例は初めてです。

消防本部の感謝状が事務室前に掲示されていました。当時の状況について、館長さんから話を伺いました。3年ごとに普通救命講習を受けてきたことが、迅速かつ的確な処置につながったようです。
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消防協力者に感謝状を贈呈いたしました。(習志野市HP)
by takashi_tanioka | 2014-12-29 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
25日朝、JR津田沼駅南口で活動報告(街頭演説)。その後の2日間、議会報告の作成、訪問・対話、党内会議(総選挙の経験交流、次期市議選の準備など)に追われました。
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写真は、JR津田沼駅南口・奏の杜の様子。建設中の巨大マンションの入居が来年夏から始まり、このマンションから谷津南小学校へのバス通学も始まります。

来年夏から約15年間、奏の杜と谷津南小学校の間を大型バスが往復することになります。バス通学する奏の杜の児童だけでなく、交通量増加による徒歩通学の児童への対応まで、様々な課題があります。
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12月議会の一般質問において私は、通学バスの準備状況を質問しました。

教育長からは、「車両形態として、通常の『路線バス型』と、児童の着席を基本とする『観光バス型』を検討」「運行形態として、乗合バスを活用した『運賃助成方式』と、児童専用として車両を借り上げる『委託方式』を検討」と答弁がありました。

運行経費で比較すると、路線バス型・運賃助成方式だと約1500万円、観光バス型・委託方式だと約8000万円となり、前者の方が安くて良いように思えます。

ところが、小学校の低学年では、路線バスのつり革をつかめません。また、運賃助成方式(乗合バス)では、不特定多数の乗客といっしょに乗車することになり、防犯上の心配が生じます。

教育委員会事務局は、「座席シート、手すりにつかまれば、バス利用は可能」「安全運航のために、乗降場所やバス車内に必要な人員を配置する」との答弁をしました。

現地は、通勤通学の人・車の多い地域です。予定ルート(谷津干潟行きの路線バスと同じ道路)は、道路の狭い箇所やカーブ、踏切・交差点もあり、運行中の急ブレーキ等が予想されます。

近隣市の私立小学校の通学バスは、安全対策のために全員着席できるバスとなっています。

私は、道路等の現状を市長・教育長へ説明し、「路線バス型・運賃助成方式は、児童の安全な乗車や、防犯対策を考えると非現実的である」と指摘。「小学生が全員着席できる形態のバス」=観光バス型・委託方式を要望しました。

また、谷津南小学校の学童保育(放課後児童会)は、冬季は午後4時半から、夏季は午後5時から、保護者のお迎えがないと帰れないことも、私は指摘。「お迎えに行く保護者のバス乗車は考慮されているか」と質問しましたが、現状では「考慮していない」との答弁でした。

お迎えに行った保護者が、児童と別の交通手段で帰宅するのも非現実的です。私は「保護者も乗車できるようにすること」を要望しました。

子ども達の安全・安心を優先すれば、当然経費がかかります。しかし、それは利益優先の開発事業の歪みであり、子ども達や保護者を犠牲にすべきではありません。年明けからも、重要課題として取り組んでいきます。
by takashi_tanioka | 2014-12-26 23:30 | 谷津・奏の杜の学校問題 | Comments(0)
月曜日から長男がインフルエンザを発症。通院と看病の1週間となり、今年も教会のクリスマス会に行けませんでした。

今年もクリスマスケーキをめぐる兄・妹の闘争がありましたが、一昨年昨年からのローテーションにより、ケーキは長男が主張する「妖怪ウォッチ」で決定。シャンメリーを長女向けに「ハピネスチャージプリキュア」にしました。
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「妖怪ウォッチ」のキャラデコ・ケーキは大人気。市役所仮庁舎下の東武ストアーで、50名限定の抽選に参加しました。たくさんの家族が申し込んでいたなか、今回はめでたく当選!手に入れることができました。
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25日の朝、子ども達の枕もとにサンタさんからのプレゼントが置いてありました。長男は妖怪ウォッチ・タイプ零式、長女はハピネスチャージプリキュアのパジャマとパンツ、次男はお菓子の入った長靴でした。

つい先月まで、妖怪ウォッチも、妖怪ウォッチ・タイプ零式も、抽選会で申し込んでも手に入らないほど「品薄」だったはずなのに、クリスマスが近づくと店頭に並ぶようになりました。

7月の長男の誕生日でお預けとなった妖怪ウォッチ・タイプ零式。サンタさんは手に入れることができましたが、バンダイの販売戦略にふりまわされています。
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by takashi_tanioka | 2014-12-25 13:00 | 子育て・家族 | Comments(2)
c0236527_920781.jpg今回の衆議院議員選挙(総選挙)の際、奏の杜地域において投票入場券の未着があったという話を知り、22日に習志野市選挙管理委員会事務局へ行き、事情の聞きとりをしました。

市内複数の地域で未着が発生したそうですが、奏の杜地域が最も多かったとのことです。投票入場券は委託業者から郵送され、郵便局からは全て配達したとの連絡があったそうです。どの時点で行方不明になったのかは、現時点では不明とのことです。

「本日、お詫びを市役所ホームページに掲載する」と事務局から説明されたのですが、下記リンクの文章を読む限り、「この一文だけで済ませてよいのか?」と思います。

急な選挙で郵送前のチェックが不十分だったのかもしれません。理由はどうあれ、あってはならないことであり、原因究明と再発防止を強く求めていきたいと考えています。

衆議院議員総選挙における投票入場券の発送について(習志野市HP)

投票日当日、私は比例区の開票立会人をしましたが、手作業の判定にまわった票の分類に一部ずさんなものがあり、開票立会人(複数)の要求で再分類する場面もありました。

合わせて10票くらいのことで、計数についてはその場で修正されました。計数以外にも原因究明が必要な問題がみられました。

数は少なくても、一人一人の有権者の権利に関わる重要な問題なので、22日に私はあらためて、作業等の改善を事務局に申し入れました。

これらのことについては、3月議会へ向けて調査を続けていきます。
by takashi_tanioka | 2014-12-23 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
22日、市役所で各種新聞を閲覧していたら、12月20日付の朝日新聞に「定数削減2案、いずれも否決-習志野市議会、議員提案『不発』に」の記事が掲載されていました。

記事の通り、12月議会の最終日に、削減反対の陳情は否決、削減の議員発議も否決となりました。これでは、疑問が生じるのも無理はありません。

9月議会の最終日議員定数削減推進連盟が提出した陳情1415号の「継続審査」への討論で、「少数会派が参加できない場で議論が進められていく危険性をはらんでいる」と指摘しましたが、この3か月間で多数会派の水面下の話し合いがあったように考えられます。

私としては、定数削減が多数決で押し通されることを覚悟していたので、意外な結果でした。

陳情が審査された議会運営委員会(3名以上の会派)では、4会派の間で一定の意見交換がされたようですが、日本共産党は参加できないため、本会議で討論をしました。

削減反対の陳情への賛成討論は、日本共産党だけでした。2件の陳情について、代表者の氏名・住所を消して掲載します。(製本される議会会議録には、氏名・住所が掲載されます。)

景観と住環境を考えるネットワーク千葉会員、習志野市民フォーラム役員が提出した陳情(1420号)
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明るい習志野民主市政の会が提出した陳情(1428号)→〔参考〕議員定数について考える講演会
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議員定数に関する日本共産党の討論(要旨)
by takashi_tanioka | 2014-12-22 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
21日、八千代市議会議員選挙の投開票でした。私は、植田進候補の応援に入り、主に高津地域で活動しました。日本共産党は3名全員、無事当選することができました。

風邪気味のなか、頑張って応援した甲斐がありました。12月議会に総選挙、八千代市議選、子どもの入院・体調不良・・・と、初めて経験する忙しい一か月でした。
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上の写真は、植田議員の1期目の選挙(20年前)と、今回の選挙の写真です。選挙事務所に貼り出していたのを撮影しました。

ハコモノ優先の市政の転換を-八千代市議選の応援(12月16日)

「ハコモノ優先の市政の転換」を訴える候補が、日本共産党以外にも当選したようです。すべての政策が一致する訳ではないでしょうが、一致点に基づく共同(一点共闘)の行動がとれるよう頑張ってもらいたいと思います。

八千代市議会議員選挙 投・開票結果(八千代市HP)
by takashi_tanioka | 2014-12-21 23:30 | 県政・国政 | Comments(0)
12月議会最終日、日本共産党を代表して、新庁舎建設計画・着工の延期を求める討論をしました。議案質疑総務常任委員会一般会計予算特別委員会での質疑や討論をまとめた内容です。

私のほかにも、議案反対の討論がありました。議案賛成の討論は1人だけで、自民党系の議員(元気な習志野をつくる会)が、仮契約書の第28条の内容を歪曲するなどして、日本共産党の討論を打ち消すような討論をしました。
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新庁舎建設計画・着工の延期を求める討論(要旨)

新庁舎建設工事に関する議案2件に反対、陳情1件に賛成の討論を一括して行ないます。

議案66号「工事請負契約の締結」では、新庁舎建設工事の清水建設株式会社との88億4520万円の契約が提案され、議案53号「一般会計補正予算(第5号)」では、それが継続費として計上されています。

日本共産党は2012年4月、旧庁舎の耐震性などについて専門家に調査を依頼し、旧庁舎の危険性を認めるとともに、新しい庁舎を建設することを容認しています。

その後、新庁舎に対する意見を公共施設調査特別委員会で表明しており、それは2013年2月の「新庁舎建設基本構想策定に当たっての提言」に盛り込まれた通りです。
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しかし、その後、ゼネコン・不動産は「開発バブル」と呼ばれる状況となり、1年以上にわたる人件費や資材価格等の急激な高騰という環境の変化が生じました。

建設が必要とは言っても、時期を選ばなければならない状況となりました。このようななか、日本共産党は、建設計画と着工の延期を要求します。

総務常任委員会および一般会計予算特別委員会での質疑でも問題にしましたが、人件費や資材価格等の高騰、ゼネコン業界の強気の姿勢、また、現実に建設現場で深刻な問題となっている職人不足や技術者不足、そして、それによる品質低下の懸念など、さまざまなリスクを考えると、「開発バブル」と呼ばれる今の時期に着工するのは得策ではありません。

清水建設との仮契約書の第28条(賃金または物価の変動に基づく請負代金額の変更)が適用されれば、工事費が88億4520万円を上回っていくことは十分予想されることです。

仮に、無理に請負代金を抑制しようとすれば、それが下請け業者や下請け労働者へのしわ寄せとなってあらわれる懸念もあります。

第1期の工事費を抑制するために「多目的ホール」の建設時期があやふやにされましたが、現在の保健会館別館を利用した健康診断などの市民サービスを保証する面積を無理に削っても、結局はそれが必要となり、追加工事となる可能性もあります。

安倍政権による大手ゼネコン業界や不動産業界ばかりが儲かる「開発バブル」の創出は決して良いことではありませんが、この状況が一定期間続くことを想定すれば、来年度早々の着工はリスクが大きいと考えます。

様々なリスクを低減できる時期まで延期し、市民サービスを低下させないように施設面積を確保して着工するのが賢明な選択です。よって、今回の契約案件および継続費の入った補正予算案に反対します。
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受理番号1427号「消防本部庁舎と市民・防災広場に関する提案について」の陳情については、陳情趣旨のほか、消防庁舎に減築等のリノベーションの手法をとることによって、解体費の軽減などのメリットがあります。

また、減築等のリノベーションによって耐震基準に合致させることができるのであれば、一つの提案として受け止める必要があると考えます。

工事中の消防機能の維持は重要な課題であり、軽視することはできません。しかし、消防庁舎のあり方は、2012年以降の市民委員会(第2回第4回)などで十分検討されたとは言えません。また、解体費を含む工事費の比較も必要ではないでしょうか。

市長提案によれば、消防庁舎が対象となる第2期工事まで時間的余裕が生まれた訳ですから、一つの提案として検討していくという観点から、本陳情に賛成します。

議会中継

〔参考〕

新庁舎建設に向けて(習志野市役所HP)

新庁舎建設基本構想策定に当たっての提言(習志野市議会HP)
by takashi_tanioka | 2014-12-19 23:40 | 公共施設再生 | Comments(0)
19日の12月議会最終日は、午前9時30分から議会運営委員会。本会議は午前10時に始まり、午後4時40分頃終わりました。

前日まで討論原稿を書く余裕がなく、朝までに書こうと思っていたら、次男が発熱。朝、妻の勤め先の病院の院内保育に預けるために自家用車で妻・次男を病院まで送り、その後、習志野市役所へ向かいました。

私自身も風邪気味で怠かったのですが、賛否の理由を明らかにすべき議案や陳情が多かったので、特に重要な案件に絞って討論原稿を大急ぎでまとめました。

子どもの医療費助成の中学3年生までの拡大については、昨年の陳情採択のときから日本共産党の態度ははっきりしているので、今回は賛成討論を省きました。

本会議は、各常任・特別委員会の委員長報告と質疑の後、討論。議案24件と陳情11件を採決しました。最後は、議員発議の意見書4件、条例改正2件の提案と質疑・採決でした。

議会中継

私の討論は、指定管理者の指定に関する議案3件と陳情2件、新庁舎建設工事に関する議案2件と陳情1件、議員定数に関する陳情3件についてでした。

このうち、指定管理者の指定では、谷津干潟自然観察センターを問題にする陳情が2件出されていました。私は、自然保護団体、ボランティア団体、市当局など、関係者から話を聴き、「直営に戻すべき」という観点から議案・陳情の討論をしました。
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指定管理者の指定に関する討論(要旨)
by takashi_tanioka | 2014-12-19 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka