谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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習志野市議会に生活保護バッシング、原発再稼働、集団的自衛権推進、靖国神社参拝、日本共産党攻撃などの陳情を出し続けてきた人物が、今回は、歴史を偽造しようとする陳情を出しました。

○「慰安婦問題について適切な対応を求める意見書」の国への提出を求める陳情
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千葉県議会などで自民党が提出し、数の力で押しきった意見書をなぞった陳情文。「吉田証言」が虚偽だったことを利用した「河野談話」攻撃の大キャンペーンに乗ったお粗末な内容です。

自民党の稲田朋美政調会長の暴言のように、河野談話を否定し、「慰安婦強制はない」という方向へ誘導するための陳情と思われます。

「慰安婦」強制はない-自民・稲田政調会長が暴言(しんぶん赤旗HP)

この陳情者が過去提出した陳情からみても、アジア諸国民に対する差別感情と、「大和民族」の優越意識が陳情提出の根底にあるのは明白です。

陳情内容の是非はともかく、委員会付託しない要件にはあたらないので、27日の議会運営委員会で、総務常任委員会(3月9日)に付託することを決めました。

この陳情者が提出した原発再稼働の陳情のとき、習志野市議会は全国に恥をさらしてしまいました。仮に今回の陳情が市議会で採択されたとしたら、やはり、とても恥ずかしいことになるでしょう。

〔追記〕

朝日新聞の「吉田証言」記事取り消しに乗じた「河野談話」攻撃の大キャンペーン。朝日新聞社が弱腰なのを良いことに増長しています。

しかし、やはり「吉田証言」を取り消した「しんぶん赤旗」への批判はあまり聞きません。それは、日本共産党が「吉田証言」とは関係なく、日本軍「慰安婦」問題の真実を追究しているからです。

もし、本当に「慰安婦強制はない」と考えているのであれば、下記リンクにある論証に反論してはどうでしょうか。

歴史の偽造は許されない-「河野談話」と日本軍「慰安婦」問題の真実(日本共産党・志位委員長)

歴史を偽造するものは誰か-「河野談話」否定論と日本軍「慰安婦」問題の核心(しんぶん赤旗)
by takashi_tanioka | 2015-02-28 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
c0236527_6475824.jpg27日、午前10時から議案質疑(本会議)。その後、予算特別委員会、議会運営委員会と続き、12時半頃終わりました。明日からは、市議会議員の任期最後の一般質問が始まります。

議案質疑で、私は、市長の所信表明と一般会計予算、国民健康保険特別会計予算(議案2号)、介護保険特別会計予算(議案4号)、「教育委員会制度改革」に関する条例改正(議案10号)について質問しました。

議会中継

議会運営委員会では、市議会の公式記録として保存される会議録において、請願・陳情を提出した団体・個人の名前や住所が黒塗りで消されていることについて、日本共産党(私)から再検討を提起しました。

また、3月議会の請願・陳情の付託先も協議。私が紹介議員となった「国民健康保険制度の充実を求める請願」は、環境経済常任委員会へ付託されることになりました。
by takashi_tanioka | 2015-02-27 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
25日、誤嚥性肺炎で入院していた父が退院し、介護老人保健施設(老健)へ移りました。私と母とで退院と施設入所の引っ越しをしました。

父は「要介護3」に。入院で心身の機能がさらに低下したため、介護老人保健施設へ移り、リハビリを進めることになりました。今後は、在宅介護か、特別養護老人ホームかを検討しなければなりません。

病院に紹介された施設を見学し、入所を決めました。議員として生活相談や議会質問で介護保険制度について勉強するのですが、実際に自分の家族で経験しないと、その深刻さはわからないなと思いました。

開所前の介護老人保健施設を内覧したことはありますが、実際に入所者が生活している施設に入るのは初めて。私の父は多床室(4人部屋)で、施設の案内では写真のような設備があります。
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ロビーには、ひな人形が飾ってありました。父の部屋には、長男が学童保育で作ったひな人形を置いてきました。
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by takashi_tanioka | 2015-02-25 23:30 | 子育て・家族 | Comments(0)
24日、財政分析で有名な大和田一紘さん(多摩住民自治研究所理事長、大和田一紘財政デザイン研究所主宰)による講演会「習志野市の公共施設再編を考える~文教住宅都市憲章をいかすまちづくりを」が開催されました。80人を超える参加者で、会場(菊田公民館講堂)は一杯になりました。
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景観と住環境を考えるネットワーク・千葉、千葉県自然保護連合、千葉の干潟を守る会、習志野市民フォーラム、平和・民主・革新の日本をめざす習志野市の会(習志野革新懇)の5団体による共催。

主催者を代表して、自然保護の市民運動に取り組んできた竹川未喜男さんがあいさつをしました。講師の大和田さんも、千葉の干潟を守る会の長年の会員です。
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今回のテーマの一つとして「まちづくり」があります。市内在住の歌手・戸田志香さんに習志野ゆかりの歌として、習志野俘虜収容所の歌「閉じておくれ 僕の眼を・・・」と、谷津干潟の歌「翼に愛を」の2曲を歌ってもらいました。

「翼に愛を」の作詞は、ボランティアで谷津干潟の清掃活動をしている、ふちざわまさきさん。谷津干潟自然観察センターでは、閉館時にこの曲が流れます。会場の参加者も、戸田さんといっしょに歌いました。
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大和田さんには、限られた時間と予算で講演をお願いしたので、準備がたいへんだったと思います。それでも、習志野市の特徴をまとめ、基本構想や基本計画、公共施設再生計画、決算カードなどをもとに準備を進めていただき、スタッフ(私)としてはありがたかったです。
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総務省の地方財政状況調査関係資料にある習志野市や類似団体の決算カードなどをもとに分析。習志野市は文教住宅都市として、教育・福祉のマンパワーに力を入れてきたことが決算カードにも表れており、財政資料の見方の勉強になりました。

地方自治体の財政運営のあり方としては、「土木型・投資的経費型財政から、環境・福祉・教育型財政へ」との考え。1970~80年代の「必需的サービス」の時代、1990年代以降の「選択的サービス」の時代から、2010年代以降は「ストック・マネジメント」の時代になったと論じます。

ストック・マネジメントでは、既設の公共施設の点検、公共施設白書、公共施設のニーズ、改廃・再編計画が重要になります。習志野市が手本とする東洋大学モデル(根本祐二教授)は、これにアセット・マネジメント(投資資産の代行運用を含めた地域経営)を結びつけるのですが、大和田さんはアセット・マネジメントには否定的でした。

大和田さんをはじめとする多摩住民自治研究所は、「自分自身で分析し、自分たちのまちのあり方、財政のあり方を考えていこう」というスタンスで講演会・勉強会を展開していくようです。ただし、そのヒントとして、習志野市の公共施設再編の特徴をまとめました。

1.総務省の方針にぴったりの「習志野市公共施設再生計画」

第1は、行財政改革の一つにすぎない「公共施設再生」が、行財政改革や長期計画の中心になっていること、総務省の方針にぴったりであることが指摘されました。

習志野市が2008年に作成した「公共施設マネジメント白書」について、全国の自治体は今、同様の実態把握をしているところです。そして、習志野市が2014年に策定した「公共施設再生計画」のような計画づくりを、全国の自治体は今から始めるところです。

公共施設の管理計画について、習志野市が他の自治体より7年早くやっていることの意味は?、行政の諸計画がそれを中心につくられていることの意味は?との問いかけ。「習志野市の計画は、作り直す必要のないほど、総務省の方針にぴったり」と大和田さんは指摘しました。

これは、日本共産党が指摘してきた「構造改革路線の実験台」という視点と通じるものがあるかも知れません。

大和田さんは、公共施設再生計画の問題点として、一元的マネジメントを行なう機関(資産管理室)のもと、更新費用を機械的に積算させようとしていることをあげました。そして、「住民に過大な負担感を与え、住民は身近な要求をあきらめてしまう」と指摘しました。

また、PPP/PFIを積極的に活用してコストを減らす方策を検討していることについては、「PFIは今、自治体から人気が低い」「当初思われていたより、お金がかかる」「自治体アンケートでは『PFIを使いたくない』の回答が多い」と指摘しました。

2.コンサルタント任せの長期計画(基本構想や基本計画)

第2は、習志野市基本構想・基本計画(長期計画)と習志野市公共施設再生計画の関係が逆転している原因について、コンサルタント任せ(外部委託)の長期計画づくりになっていることを指摘しました。

東京都狛江市の職員手作りの長期計画の事例を示しながら、習志野市の長期計画は「コンサルタントの文章であり、数値目標なく、『推進します』『取り組みます』など並べてあるだけ」であり、「市職員が自分たちでつくらないとダメ」「外づら(製本)は良いが、中味は空虚」はと指摘しました。

長期計画の「財政健全化」の章については、「どこのまちの財政かわからない『国籍不明』の文章。自治体名を『八千代市』と書き換えても通用する」「目標がない。多摩地区の自治体は数値目標を入れている」「これだけ出来の悪い長期計画はあまりない」という厳しい評価であり、「コンサルタントに頼むとこうなる」と指摘しました。

長期計画の「公共施設の再生」の章については、「おおまかで、何をやろうとしているのかわからない文章」「現状は書いてあるが、分析がない」と指摘。それなのに、公共施設再生計画の方は細かい数字を並べてある点に、上位・下位の逆転現象をみています。

3.「財政の健全性」とは何か?

第3は、「財政健全化」のあり方。大和田さんは「財政の健全性とは、住民のニーズに応え、行政水準(特に福祉の増進)の向上をはかることにある」と述べ、「そのためには、住民の実態調査が必要」と指摘しました。

公共施設の改廃・再編(ストック・マネジメント)についても、「習志野市には、その公共施設を住民がどのように活用しているかの調査がない」と述べ、「豊かな人間の活動を考えて公共施設をつくらなければならないのに、習志野市の白書は数値ばかり」と指摘。パブリックコメントを実施したといっても、行政が計画をつくってから、住民の意見を聞きおくというものであり、住民参加と言えないとの見解でした。

4.公共施設の再編で豊かさを実感できる社会を展望できるのか?

最後に、コンサルタントなど外部任せの計画ではなく、住民自治の視点から「公共施設の再編で豊かさを実感できる社会(脱停滞、成熟など)を展望できるのか」と問題提起。3つのポイントを述べました。

①人口減少社会を見すえた公共施設の「縮小」や「廃止」は、建設による夢づくりと比べて、比較できないエネルギーや英知が必要。

②施設の改廃を通して、市民参加、自己実現、コミュニティ・ビジネス等を通じた地域自律型システムを構築。

③地域住民が参加し、教育を受けることを通した取り組みで、住民全体に活力と自尊心をもたらす。

う~ん。習志野市にアドバイスをしてる「大学教授」たちが言う「地域の資産価値を高める」とはまったく違う視点です。

5.質疑応答など、市民の手で「財政白書」を

質疑応答のなかでも、いくつかの指摘がありました。私が関心をもった部分を書き出してみます。

○三鷹市では、総合計画づくりで375人の市民の公募があった。市長は全員を委員にし、11分科会とした。市民といっしょに計画づくりをする市職員を市長が信頼しているからできることである。

○所沢市では、市民自ら財政分析をし、財政白書をつくった。そして、学校のエアコン設置ができないはずはないと意見を出した。

○狛江市でも、市民が財政分析をし、新しい図書館づくりを提案した。

藤崎図書館廃止のようなやり方は、早くモデルの自治体をつくりたいからではないか。

○教育・文化・環境を大切にするのが習志野市の進むべき道であり、それに見合った財政を考えるべき。公共施設再編は、住民がきちんと判断できるようになってから進めるべき。「行政先行のなか、市民の力で変えられるのか」との問いには、「変えることができる」と考える。

○「習志野市文教住宅都市憲章」については、地方分権のなか、「憲章どまりで良いのか」と問題提起。「自治条例に発展させると、まちのあり方が変わる」というのが大和田さんの考えでした。

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専門的な財政用語も入った講演であり、難しい部分もありましたが、習志野市のまちづくりのあり方、財政のあり方を考える、良いきっかけになりました。終了後の懇親会では「習志野市でも、市民の手で財政白書をつくろう」との意見が出ました。
by takashi_tanioka | 2015-02-24 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
財政研究者の大和田一紘さん(多摩住民自治研究所理事長、大和田一紘財政デザイン研究所主宰)による講演会「習志野市の公共施設再編を考える~文教住宅都市憲章をいかすまちづくりを」の開催が迫ってきました。

私もスタッフとして準備に追われています。2月24日(火)午後6時開会で、会場は菊田公民館講堂です。ぜひ、ご参加ください。
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講演会「習志野市の公共施設再編を考える」-5つの市民団体が共催(谷岡ブログ)

大和田一紘・よくわかる財政分析講座(多摩住民自治研究所HP)
by takashi_tanioka | 2015-02-22 23:30 | 公共施設再生 | Comments(1)
21日、事務所整理の後、菊田公民館主催の市民企画講座の第3回「住みたいまち習志野~今、そして未来」に途中から参加しました。

「どんなまちだったら住んでみたいか」「魅力あるまちとは何?」を出発点に、千葉工業大学の鎌田元広教授を講師にし、学生の報告も受けながらの講座。本大久保4丁目やワイがや通り周辺を事例にした講演・報告であり、地域コミュニティのあり方を考えるものでした。
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夕方からは、習志野市学童保育連絡協議会(市連協)の定例会の準備。学童室のつめ込み状態を前提とした高学年受け入れ(定員設定)と、指導員不足という深刻な事態となっています。

学童保育の保護者に衝撃-信じられない「定員」設定(1月17日)

学童保育の量と質-これで良いのか?「定員」の設定(2月5日)

定例会では、改善を求めて教育長に提出した再要望書の内容を説明し、意見交換をしました。千葉県学童保育連絡協議会(県連協)などの報告を聴くと、習志野市のやり方は正常とは言えません。教育委員会や市長に事態を改善する良識があるか、問われます。

習志野市立文化財研究所?
by takashi_tanioka | 2015-02-21 23:30 | 地域の出来事 | Comments(0)
20日朝、京成大久保駅で活動報告。活動ニュース(議会報告)を配布しました。

改定作業中の「習志野市緑の基本計画」でも、大久保駅前小公園は「緑地」扱いのようです。もともと、アスファルトだけで草木は一本もありませんでした。私からも要望し、花壇等が少し設置されましたが、それでも「緑地」扱いにして良いのか、疑問に思います。
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いつも立っている場所の斜め前の元コンビニエンスストア。現在は「宮本タイスケ後援会事務所」の表示が出ています。4月の市長選の選挙事務所になるようです。
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午前10時に3月議会(平成27年第1回定例会)が開会しました。宮本市長にとっても、私にとっても、今期最後の定例議会となります。

市長から議案22件の提案理由の説明と合わせ、所信表明(平成27年度市政運営にあたって)がありました。

昨年に続き、新しい基本構想・基本計画の推進が強調される内容でした。また、宮本市長の選挙政策にもつながる内容だと思います。

新しい習志野市基本構想は、かつての「革新自治体」の名残りを払拭し、文教住宅都市憲章を180度方向転換させるものだと、私は考えています。

民活路線が推進され、公有資産(不動産など)の民間売却、幼稚園・公民館の民営化、そして窓口業務(戸籍・住民基本台帳)の民間委託などが予算案に盛り込まれています。これらによって利益を得るのは一部の企業。今回の議案審議でも、これらの施策の是非を問いたいと考えています。

市民からも請願・陳情6件が提出されました。

議会中継

一般質問等の準備の後、船橋市内の介護老人保健施設(老健)を見学。身体等が不自由になった父のリハビリと看護・介護のために入所を検討しています。
by takashi_tanioka | 2015-02-20 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
19日朝、京成谷津駅で活動報告。その後は、3月議会の一般質問のヒアリングや、2月24日の講演会の準備などでした。

写真は、京成谷津駅南口の自由通路。エスカレーター設置の住民要望を受け、市議会で初めて取り上げたのは、日本共産党の吉田順平議員(当時)でした。そのとき、他党派の議員は「無理だ」と笑っていたそうですが、京成本社との交渉や市当局への要求を積み重ね、実現へとこぎつけたそうです。
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駅南口の「周辺案内図」の看板。ふと見たら、奏の杜地域の表示が「谷津7丁目」のままとなっていました。過去の住居表示変更の経緯はともかく、迷ってしまう人が出てくると困るので、市役所担当課へ連絡し、修正を求めました。
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by takashi_tanioka | 2015-02-19 23:30 | 住居表示 | Comments(0)
17日朝、JR津田沼駅南口で活動報告。このほか、17日~18日は、党議員団会議で3月議会の準備を進めたり、地域で市議選の準備を進めたりの2日間でした。

駅頭宣伝でいつも立っている南口のペデストリアンデッキ。議員1期目の初めての一般質問(2003年6月)で習志野文化ホールのバリアフリーについて質問・要望し、車イスの来館者への案内看板が設置されました。
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駅南北を結ぶ自由通路。私が議員2期目のとき、天井はサビやシミだらけでした。予算要望等で指摘し、約5年前に一部修繕。その後、他の議員・会派も改善要望をし、きれいに改修されました。
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施策の大きな転換は、いろいろと問題点を指摘しても、実現するのに長い時間がかかります。一方、街中の不便な点、危険な箇所などは、比較的早く改善できることがあります。それでも力を入れて取り組まなければ、なかなか前に進まないものですが・・・。
by takashi_tanioka | 2015-02-18 23:30 | 議員活動 | Comments(0)
公共施設再編や福祉・教育施策を考える際、財源問題として税制のあり方を問い直さなければならないと考えていました。

特に習志野市の場合、「公有資産の有効活用」が有力な財源確保策とされています。大手不動産・建設業界は、公有資産、特に公的不動産(市有地など)の民間売却に期待をかけています。

しかし、市有地売却のために教育施設等を統廃合するのは、または必要な施設をつくらないのは、「住民福祉の増進」という自治体の役割に反するやり方です。市有地売却とは別の財源確保を考えなければなりません。

また、「財政難」を理由にした再分配政策(福祉・教育施策)の縮小、受益者負担の拡大、外部委託(アウトソーシング)の推進、官製ワーキングプアーの増加など、歳出面の問題もあります。

そのような問題意識をもつなか、公正な税制を求める市民連絡会(仮称)準備会の主催で15日、緊急市民シンポジウム「税金を払わない巨大企業~公正な税制で社会保障の充実を~社会保障の充実を」が開催されました。

参加したかったのですが、所用で参加できなかったため、案内チラシとしんぶん赤旗の記事でご紹介します。

案内チラシから

子育て、年金、介護、教育、生活保護など国民誰もが社会保障の充実に賛成であるにもかかわらず、財源が無いことでその全てが切り捨てられようしています。本当に財源は無いのでしょうか。巨大企業や富裕層は応能に負担すれば財源はあるのではないでしょうか。

税に70年近く携わり、税の表も裏も知り尽くした、日本のトマ・ピケティともいうべき富岡幸雄が、日本の財政や税制を真に改革するための乾坤一擲の遺言として開催する必見の講演!

基調講演「公正な税制のあり方と社会保障の充実を考える」
講師:富岡幸雄(中央大学名誉教授、「税金を払わない巨大企業」(文春新書)の著者)

ゲストスピーカー:竹信三恵子(ジャーナリスト、「ピケティ入門」の著者)、浦野広明(立正大学客員教授)、合田寛(財団法人政治経済研究所主任研究員)、菅隆徳(税理士)、武田知弘(経済ジャーナリスト)ほか

当事者報告:子育て、奨学金・ブラック企業、年金・介護、生活保護・住宅問題、給付を求める司法修習生など、各当事者からの訴え。

呼びかけ人:宇都宮健児(弁護士、元日本弁護士連合会会長)、新里宏二(弁護士、ブラック企業被害対策弁護団副代表)、雨宮処凛(作家、活動家)、赤石千衣子(反貧困ネットワーク世話人)、水谷英二(司法書士、奨学金問題全国対策会議幹事)ほか

しんぶん赤旗の記事(抜粋)

富岡氏は、大企業の所得に占める実際の法人税等納付額(法人税と地方の住民税・事業税の合計)の割合が、資本金100億円以上の大企業では、法定税率(38.01%)の半分にも満たないことを、国税庁の資料などをもとに告発しました。

「税制を正せば消費税増税なしで社会保障の充実はできる」と強調。消費税が大企業減税の穴埋めに使われてきたことに触れ、大企業へのさらなる減税を狙う安倍政権の姿勢を「民主国家として到底許されない」と批判。「今こそ国民的なたたかいで、真に平和で文化的な国をつくろう」と呼びかけました。
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以上のようにシンポジウムが紹介されていますが、主催団体は「所得の高い人が税を多く負担し、持たざる者に再分配するという機能が弱体化している。税の仕組みは難しく、お上が決めることに口出しできないというのではまずい時代。多様な意見を議論する場をつくりたい」と訴えているそうです。

自治体問題研究所の池上洋通さんからも、議員の学校(昨年8月)において、憲法に基づく「租税国家」の再建が提起されました。

憲法で保障された基本的人権は、すべての人間が人間として平等であることを当然の前提としています。

新自由主義路線を推進する勢力は大企業や大資産家・富裕層への応能課税に反発しますが、応能負担による課税こそ、憲法で保障された基本的人権を守る財政運営に必要なことです。

公正な税制を求める市民連絡会(仮称)準備会 「国民参加の税制を」(しんぶん赤旗HP)

緊急市民シンポジウム「税金を払わない巨大企業~公正な税制で社会保障の充実を~」(Ustream)
by takashi_tanioka | 2015-02-16 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka