2013年 05月 22日
準備工事の開始-屋敷4丁目のパチンコ店建設問題
午前中は、生活と健康を守る会準備会に出席。その後、6月議会に向けて調査・聞きとりを進めました。
午後、市川寿子議員といっしょに屋敷4丁目の大規模パチンコ店の建設予定地へ。準備工事が始まっており、ショベルカーで地表の草を剥ぎとっていました。工事看板が取りはずされているようで、問題と思いました。
現場作業員とやりあっても仕方がないので、とりあえず今後の作業を質問。本工事に向け、敷地全体の草を剥ぎとっていき、歩道として提供する部分を残して仮囲いするそうです。
草を剥ぎとられた地表では、巣を失ったのか、何羽もの野鳥がうろうろしていました。しばらく現場を視た後、影響を受ける近隣の障がい児施設を訪問し、話を伺って引きあげました。
それなのに着工を強行しています。
こんな暴挙が許されて良いのでしょうか?
地域奉仕型の企業理念を説明会でドヤ顔で説明しておりましたが、激しい憤りを感じます。
結局、反対運動をしようが議員さんの協力があろうが、すべては矛盾した法律の前に無力だったことを痛感するとともに、あの立地にパチンコ屋ができる違和感を感じます。
また、堂々と近隣マンションの空き部屋を探して、従業員用に部屋を提供しようとしています。ここまで卑屈な企業はオリンピックスポンサーの資格はありません。
JOCに今回の経緯をすべて提供しようと考えています。
習志野市はギャンブル会社に負けたのです。せめて京都市市議会のような武骨な議員さんがいて欲しかったです。
数年後、習志野市はパチンコ屋を含めて風俗店がたくさんできていることでしょう。
大久保駅前の田畑や実籾方面は土地がありますからね。
住環境を守るための規制が緩いのが、先進国の中でも日本の特徴だと思います。
だからと言って、宝塚市などが維持しているパチンコ店規制条例や、県内近隣市も持っているラブホテル規制条例など、風俗営業への上乗せ規制をやめてしまった宮本市政は情けないです。この点は、荒木前市政よりも大きく後退した部分です。
金や権力を持っている側に都合よく法律がつくられている以上、地道で粘り強い運動で連帯して対抗していくよりないでしょう。
「京都市議会の武骨な議員さん」のやり方は知りませんが、日本共産党も私達なりのやり方でベストをつくしたいと思います。
市川寿子議員も女性団体といっしょに、東習志野から谷津まで市内各地でパチンコ店建設反対を街頭で訴え、市民に実態を知らせ、署名集めに取り組んでいます。本日(5月28日)、街頭で集めた署名(約500筆)を市長に提出し、交渉する予定です。
パセオの要望にも関わらず、習志野市とマルハンは空き地に生息しているコチドリの同伴捜索を許可しなかったそうです。
そりゃそうです。見つかったら国際法に乗っ取って巣立ちの9月まで工事は停止されます。
しかしながら、氏の写真には写っていますね。
マルハンは習志野市に勝った訳ですから、とことん近隣住民と向き合うべきだと思います。そうでないから、あらゆる場所で叩かれるのです。
このような露骨な独占的行動が目立つので、建築看板の無掲示も含めて、個人として国交省に連絡をしました。
個人の意見が取り上げられるのかわかりませんが、正当な行政指導が行き届くことを願っております。