谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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谷津貝塚出土資料展示会-総合教育センターにて

22日、総合教育センター(東習志野)で開催中の谷津貝塚出土資料展示会へ行きました。内容は、昨年11月に谷津コミュニティセンターで開催されたときと同じです。そのときの感想(2013年11月17日のブログ)もご覧ください。
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今回は、浮嶋に関する説明(下に抜粋)が印象に残りました。旧・東海道は、東京湾を船で渡って房総半島から北西へ延びていました。その宿場「浮嶋駅」が習志野市近辺にありました。谷津貝塚と浮嶋との関係(文化的な重要性)について、私は議会で取り上げたことがあり、興味深い説明でした。

平安時代の法令集「延喜式」(927年完成、967年施行)には、下総国の官有の牛牧として「浮嶋牛牧(浮島牛牧)」が挙げられています。東海道の駅家(役人のための馬の中継施設)である浮嶋(浮島)駅は、現在の船橋~幕張のどこかの東京湾岸域にあったとする説が有力ですので、8~9世紀に谷津貝塚の近くにあったであろう牧場と、10世紀の「浮嶋牛牧(浮島牛牧)」が関連する可能性があります。ただし、出土した焼印(9世紀)の印面は、8世紀末に規定された私牧(民間の牧)の焼印の大きさに近く、少なくともこの焼印が示す牧は、官牧ではなく私牧であった可能性のほうが高いと考えられています。

総合教育センターには、市内全域の埋蔵文化財も常設展示されています。習志野市には郷土資料館・博物館がなく、このような展示が日常的に観られるのは、このコーナーくらいです。
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「村絵図でめぐる実籾」という展示もあり、江戸時代の実籾村(旗本領)が地図とともに説明されていました。
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総合教育センターは学校教育関係の施設ですが、社会教育に関する展示もいくつかあります。公共施設再生計画では統廃合の対象とされています。
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市内谷津の書家・吉原聚堂さんの作品も展示されていました。
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市内大久保の陶芸家・石井末一さんの作品も展示。このほか、展示品の一部が総合教育センターHP(ギャラリー)で公開されています。
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by takashi_tanioka | 2014-01-22 23:30 | 社会科学研究 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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