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JR津田沼駅南口の一部を谷津南小・向山小の学区へ-教育委員会

5日、習志野市教育委員会の第1回臨時会を傍聴。前日の通学区域審議会の答申が報告され、通学区域の規則改正の議案が審議されました。傍聴者は私を含め3人でした。清書された答申書が配布されたので掲載します。

通学区域審議会の答申(1ページ目)
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通学区域審議会の答申(2ページ目)
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通学区域審議会の答申(3ページ目)
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教育委員からは、過大規模校への懸念について、反省を込めた意見・質問がありました。保護者代表や教育関係者の審議委員の懸念を重く受けとめる意見が出たのは良いことです。

この間、小中学校統廃合の是認など、教育委員(会)には失望させられることが多かったのですが、今回は教育行政の責任者として、意見や事務局への指示が一定出されたと思います。

通学区域に関する規則改正は、今回は「仲よし幼稚園跡地の750戸マンション」のみを向山小学校へ変更する議案でした。質疑の後、承認されました。

奏の杜の「未入居エリア」の学区変更は、谷津南小学校へのバス通学を検討しているようで、次回の第2回定例会(2月24日予定)で議案となるようです。

869戸の大型マンションの販売開始(3月末)までに事業者と調整し、購入希望者が学区変更を知らなかったということがないよう、万全の対応が必要です。

今回の教育委員会で気づいたのが、谷津・奏の杜以外の地域に住んでいる教育委員は、地理感覚があまりないことです。慎重な判断が求められる問題であり、教育委員自身の現地調査も必要ではないかと思いました。

最後に一委員より、学区変更にあたり市長へ予算措置等を求める意見書の発議があり、議案となりました。他の委員からも意見があり、加筆修正されて承認されました。

通学路の安全確保(バス送迎など)、受け入れ先となる谷津南小・向山小の施設整備、市費による教員加配などの意見が出ました。

最後に・・・
私自身、この間、JR津田沼駅南口の開発地域に転居してくる方々の住環境への取り組みが弱くなっていました。先日、ある住民の方から、次のような声をいただきました。

「せっかく念願のマイホームを手に入れ、本来なら喜び一杯のはずなのに、地域住民の方から『奏の杜のせいで谷津小学校の教育環境が滅茶苦茶になっている』と言われて、毎日悲しい気持ちで一杯だ。」

「子ども達につらい思いをさせるなら、習志野市に越して来たくなかった。」

涙が出てくるような、とても悲しいことです。ベストと言えるような改善策の提示が困難な状況ではありますが、取り組みの弱さを反省し、最後は「習志野市に引っ越してきて良かった」と言ってもらえるようなまちづくりを追求したいと思います。
by takashi_tanioka | 2014-02-05 23:30 | 谷津・奏の杜の学校問題 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by 谷岡 隆