2014年 07月 26日
議員定数について考える講演会-明るい習志野民主市政の会
講師は、元・全国市議会議長会調査広報部長の加藤幸雄さん(現在は日本経営協会専任講師)。「人民の、人民による、人民のための政治」という民主主義の基本から、「地方自治は民主主義の小学校」の観点からの議会の役割について、ていねいな話でした。
多くの人が集まり、各人の考えを深めるのに役立ったと思います。ただし、冒頭から主催者側の「削減反対」の意向が見え隠れしており、質疑応答・意見交換の時間は十分あったのですが、削減賛成の人は意見を言いにくかったのではないかと感じました。
関心が高かった「適当な定数」について、加藤さんは「戦後の委員会制度がうまく機能する数を考えてはどうか」という意見でした。
習志野市の規模であれば、常任委員会の数を4より減らすことに加藤さんは否定的。最も議論がまとまる7人に委員長・議長を加えて、30人程度で良いという考えのようでした。
習志野市議会では、7月31日と8月18日の会派代表者会議において定数問題に結論が出される予定です。加藤さんの意見も参考にしたいと思います。