谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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生活保護バッシングの陳情再び-9月議会

6月議会で原発再稼働集団的自衛権推進生活保護バッシングの陳情14件を提出した人が、9月議会でも3件の陳情を提出しました。

このうち2件が生活保護バッシングの内容です。

受理番号1410号「法的な保護の対象外(平成26年7月18日付最高裁判所で確定判決)であり、法的な根拠がないまま習志野市の裁量(慈愛の精神)で施してあげているにも拘わらず、不正受給の累積未返済率が日本人の1.7倍を超える8.3%以上もある『外国人への生活保護の準用(不適切執行)』を速やかに中止するよう求める陳情」

受理番号1411号「生活保護の受給者や困窮者を守るため(我々日本人が行政による必要な保護を受けることなく貧困を耐え忍んだり、自殺や餓死など死亡してしまうような最悪の事態を未然に防ぐため)、福祉に手厚い我が習志野市にも『生活保護ホットライン』の設置を求める陳情」

〔参考〕
監視・密告の奨励-生活保護バッシングの学習会(6月14日)

これらの陳情が提出された日前後、ちょうど、「週刊金曜日」8月29日号に「外国人差別の生活保護法は『改正』を」(みわよしこ)が掲載されました。基本的人権をめぐる国際的な動向が説明されており、参考にしたいと思います。

この記事のほか、「ヘイトの深層-嫌韓・民族差別と歴史修正主義」の特集も組まれています。本文は「週刊金曜日」を購入して読んでください。
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この陳情者は、もう一つ、受理番号1409号「共産党市議による、習志野市内で勤務する地方公務員(教育委員会・市立学校教職員、消防官などを含む)への残業を含む勤務時間内(血税を源資とする執務の真っ最中=公務中)に於ける政党機関紙『しんぶん赤旗』の勧誘及び集金行為など並びに公務中の購読について実態調査及び是正を求める陳情」も提出しました。

c0236527_3345454.jpgこの「共産党市議」とは、私のことのようです。6月議会の総括審議(最終日)において、日本共産党が先頭を切って、原発再稼働、集団的自衛権推進、生活保護バッシングの陳情へ反対討論をしたのが恨まれたのかも知れません。

官公庁では、様々な新聞や定期刊行物を各公務員は資料等として読んでいるようです。そこには、各政党の機関紙も含まれています。

習志野市役所でも政権与党から野党まで各政党の機関紙が読まれていますが、このうち、現政権を厳しく批判する日本共産党の機関紙だけを攻撃し、公務員の目に触れさせないようにする陳情のようです。

そもそも、各個人の購読する新聞を調査するのは、憲法で保障された「内心の自由」に反する行為であり、先月、橋下徹・大阪市長が謝罪したばかりであることを知らないのでしょうか。

思想調査で橋下市長謝罪-組合に誓約文書手渡す(しんぶん赤旗HP)




〔参考人として意見陳述を〕

6月議会の最終日、私は次のように討論しました。

請願や陳情を出すことは、憲法で保障された権利であり、誰でも出すことができます。しかし、自分の考えを主張するのと同時に、人権や憲法をきちんと理解した上で、請願や陳情は出されるべきであると思います。
(中略)
今回の陳情審議をめぐる混乱を口実に、市議会における陳情の審議を制限しようとする動きが再び浮上するおそれもあります。

習志野市議会では、早い時期から、紹介議員が必要な請願と紹介議員のない陳情を、同様に扱ってきたという民主的な伝統があります。今回の件を口実にして、例えば、国政にかかわるなどの理由で、陳情の委員会付託をやめる、または制限するのは、断じて認められません。

日本共産党は、議会改革の議論の中で、陳情提出者を議会に呼んで意見陳述をしてもらうこと、陳情趣旨をみずから説明してもらうことを提案してきました。

当局が、参考意見を述べづらいものであれば、このような民主的な方向で、陳情提出者にきちんと説明してもらうという方向で議会運営を改善し、紹介議員のない陳情も慎重かつ十分な審議をすることを改めて提案します。

以上の討論のように、9月議会では、陳情者に参考人として出席してもらい、陳情者自身で陳情趣旨を説明し、質疑への回答をできるよう提案したいと思います。
Commented by 大久保すまい at 2014-09-27 21:54 x
習志野市議会の民主的な伝統は素晴らしいと思います。後世の為に守ってくださいね
by takashi_tanioka | 2014-09-03 23:30 | 憲法・人権・反戦平和 | Comments(1)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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