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生涯学習部と習志野市学童保育連絡協議会の意見交換会

生涯学習部と習志野市学童保育連絡協議会の意見交換会_c0236527_14111381.jpg15日夜、習志野市学童保育連絡協議会(市連協)と習志野市生涯学習部の意見交換会。2月に教育長へ提出した再要望と、4月に市長へ提出した要望(緊急署名)についてでした。

市長宛ての緊急署名「習志野市の学童保育の運営の危機!放課後児童支援員(指導員)の待遇改善と確保を求めます」は、3千名を超え、この日も、200名を超える追加分が市連協会長から提出されました。

例年は年2回定例で、青少年課との意見交換会があります。今回は、支援員不足と、高学年受け入れの困難(多数の「不承諾」発生)、保育環境の改善に関する緊急の取り組みでした。

私は、谷津南児童会の保護者として出席しました。昨年度副会長(要望書担当)だったので、司会を引き受けました。

教育長との意見交換は実現できませんでしたが、生涯学習部長と次長が出席してくれました。部長クラスが出席するのは近年にないことであり、今回の要望と署名運動を重く受けとめているようです。(教育長が出席してくれれば、なお良かったですが・・・。)

入会児童数が大幅に増加するなか、各児童会の保護者から、支援員不足や保育環境の実態や不安、改善提案が現場感覚で話されました。100人近い規模の児童会の困難な現状も保護者から報告され、私も勉強になりました。

習志野市の学童保育は、「公設公営」ですが、日々のおやつ代の集金、行事の運営など、保護者会の協力がなければ成り立ちません。公立保育所と比べると、「半官半民」のような場面もあり、「保護者が頑張らなければ、存続が危うくなる」という意識が高いです。

保護者(市連協)の諸要望のすべてがすぐに実現できる状況にはありませんが、保護者からの質問・意見に真摯に応えようとする生涯学習部長・次長、青少年課職員の姿勢には好感がもてました。

限られた時間での意見交換会であり、納得いかない保護者もいらっしゃったかとは思いますが、私個人としては、今後の決意も含めて懸命に回答・説明をしていただいた担当部長・職員の皆さんに敬意を表したいと思います。

支援員の待遇改善と不足解消、保育環境の充実、高学年の全入は、まだまだ、これからの難問です。今後の市長・教育委員会の施策に納得いかない場面も出てくるかも知れません。保護者・支援員・担当部とで十分に議論・意見交換しながら、早急な改善を図っていきたいです。

それにしても、今年1月に問題の深刻化がわかり、再要望書の提出、緊急署名の取り組みなど、たいへんな5か月間でした。

〔参考〕

3032名の緊急署名を提出-習志野市学童保育連絡協議会の総会(4月12日)

学童保育28人の待機児童-教育委員会の無責任、市長の言行不一致(3月27日)

指導員13人退職の衝撃!-習志野市の学童保育の運営の危機(3月15日)

学童保育の量と質-これで良いのか? 「定員」の設定(2月5日)

学童保育の保護者に衝撃-信じられない「定員」設定(1月17日)
by takashi_tanioka | 2015-05-15 23:40 | 子育て・家族 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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