2015年 09月 14日
広場と民主主義、警察の妨害・・・4万5千人国会包囲の感想
この日は長男・長女といっしょに行きましたが、霞ヶ関駅から国会へ向かおうとしたら、警官隊が国会正門へ向かう道路や横断歩道を封鎖していました。
高齢者や障がい者、家族連れの参加に対してもお構いなし。青信号になっても、横断歩道を渡らせようとしません。「混雑して危ないから、横断歩道を渡らせてもらいたい」「鉄柵を移動してもらいたい」と話しかけても無視です。
若い警察官も上司から言われて嫌々やっているのでしょう。こういう妨害を命令する安倍首相は最低です。
国会周辺の「過剰警備」に直面すると、鎌田慧さんのコラム(「本音のコラム」東京新聞2015年9月1日号)をいつも思い出します。
警察官と喧嘩せず、誘導に従ってしまえば、子連れでも危険はありませんが、どんどん国会正門と逆方向へと誘導されます。
結局、国会裏の議員会館側をまわり、国会図書館側を経由して、国会正門へ向かいました。午後7時半を過ぎ、すでに参加者が帰り始めていましたが、国会裏にも多くの人が留まっていました。
永田町駅近くはすし詰め状態。それを通りぬけ、やっと国会正門にたどり着いたと思ったら、またもや鉄柵でバリケードです。
すでに車道側に参加者があふれているのに、正門前の歩道の鉄柵をはずそうとしません。鉄柵に通行を阻まれて人が通れず、すし詰め状態でした。
安保関連法案に反対するママの会のお母さん方に「危ないから、人が少なくなるまで待った方がいいですよ」と呼びとめられ、しばらく、長男・長女といっしょにママの会のお母さん・子ども達といっしょにいました。目の前は、道路封鎖に抗議する人で一杯でした。
少し隙間ができたので、ママの会の方々にお礼を言って、鉄柵と警察バスの脇を通って、国会正門前の車道へ。午後9時になっていましたが、たくさんの人が残って声をあげていました。
〔追記〕
しんぶん赤旗に掲載された写真です。国会包囲行動(午後6時30分)の前半のようですが、日中に座り込みをしていた人もおり、入れかわり立ちかわりで参加者が集まっていたようです。
先週は連日、市議会の一般質問。14日も、一般質問、決算議案、議員発議、会派代表者会議と続き、疲労がたまりました。
議員会館前での写真。目の下にクマをつくっての参加でした。
廃案の声、国会包む-戦争法案緊迫4万5000人(しんぶん赤旗HP)