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SEALDs(シールズ)との対話集会で考えたこと

3日、九条の会・千葉地方議員ネットの創立10周年記念集会「シールズと憲法を語ろう!」に参加しました。とは言っても、連れて行った長女・次男の面倒をみながら、会場を出たり入ったりとなりました。

SEALDs(シールズ)は「自由と民主主義のための学生緊急行動」という学生団体の略称。そのメンバー3名と参加者との対話形式の集会でした。約100名の人が集まっていました。
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戦争法反対の集会・デモで話題となったSEALDs。私もブログに団体名を時々載せましたが、正直を言って、どのような団体なのか不思議に思っていました。

SEALDsのメンバーは頑張っていると感心する一方で、(従米右翼やネット右翼、安倍晋三の犬のような人たちの馬鹿みたいなSEALDsバッシングは別として)SEALDsのウェブページやSNSの文章への批判のなかには傾聴すべきものもあると考えていました。

会場を出たり入ったりだったので、断片的にしか話を聴けませんでしたが、SEALDsについて理解するうえで一助となる対話集会でした。

印象に残ったのは、参加した3名全員が「SEALDsを必要としない社会が良い」「SEALDsは早くなくなった方が良い」「SEALDsなんて古いと言われる方が良い」という主旨の発言をしたことでした。

どうも、SEALDsは、要求実現のための大衆団体とも、政策実現や政権担当を目的とする政治団体とも違う、特殊な集合体と感じました。

彼らの話を聴くと、秘密保護法や戦争法の強行といった安倍政権の暴走、特に立憲主義・民主主義の危機に対し、集会やデモなどの行動をしたいと思った学生たちが、行動参加の手がかり・足場として便宜的につくっている団体のようです。

SEALDsがなくても学生たちが集会やデモに気兼ねなく参加できるができる社会が良いという意味で、「SEALDsはなくなった方が良い」などの発言になったようです。

学生自治会のような意思決定機関をもたない団体のようで、メンバーの加入や意思疎通は主にSNSでやっているようです。おそらく思想・信条の異なる学生の集まりなのでしょうが、対外的に公表している文章・声明をどうやってまとめているのか、誰が責任をもつのかは疑問に思いました。(それが一部のトラブルの一要因のように思います。)

話のすべてを聴いていないので、私の誤解があるかもしれません。上記は、私が聴いた範囲での感想です。「SEALDsって長続きするのかな?」と思っていたのですが、なるほど、行動参加の手がかり・足場としての団体であれば、一定期間で解散するのが良い方向でしょう。

私自身は、社会変革のためには個々人が連帯して行動し続ける運動体が必要と考え、政党としては「日本共産党」を選択し、入党を申し込み、活動しています。SEALDs解散後、個々のメンバーはどのような道を歩むのか?

いろいろと書きましたが、国家権力の暴走に対抗する行動に踏み出したSEALDsのメンバーには敬意を表したいと思います。今後も、自由で民主的な社会を築くために連帯して行動する人間になっていってもらいたいと、私としては期待しています。日本共産党に入ってもらい、いっしょに活動できれば、なお良いです。




走り回ってたいへん・・・

次男(2歳)が走り回って手に負えなくなり、閉会(午後4時)の前に帰りました。会場では乳児を連れたママさんも参加していましたが、歩けるようになった幼児連れだとたいへんです。

千葉市生涯学習センターの階段と水が気に入り、「ミ~ズ!」と叫ぶので、何回もついて行かされました。会場(地下1階)と1階ロビーの間を行ったり来たりで、疲れました。
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by takashi_tanioka | 2015-11-03 23:30 | ひとりごと | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by 谷岡 隆