2016年 02月 27日
国指定谷津鳥獣保護区保全事業報告会(2016年2月)
今回は土曜日日中の開催。干潟周辺の住民参加はあいかわらず少なかったのですが、地元の大学生が参加しており、主催者や参加者から喜ばれていました。
「良い報告会なのに、参加者が少ないのは残念。『谷津干潟の日』に開催すれば、もっと多くの人が参加する」との提案がありました。とても良い提案だと思いました。
2015年度は、アオサの腐敗臭問題で硫化水素(悪臭の指標)が低下したのが良かったのですが、シギ・チドリの餌であるゴカイ類の大幅な減少が深刻だったようです。
また、「泥質干潟の再生を目標とし続けるのかどうか検討が必要」との意見が専門家から出ているそうです。事態の深刻さ、難しさを感じました。
このままだと、放っておけば、砂質干潟となっていくでしょう。人工的に泥質干潟を守っていくのか、環境変化に任せて砂質干潟化を認めるのか、難しい問題です。
国指定谷津鳥獣保護区保全事業(環境省HP)
この日は、干潟北側の自宅から干潟南側の自然観察センターへ歩いて行きました。冬季の渡り鳥が多く見られる時期です。
私の自宅(谷津パークタウン)の近くです。