30日、市民団体が「市長さんを招いて『大久保地区再生計画』を考える懇話会」を開催。市議会議員も招待され、4会派の議員が参加していました。
私は、家庭の都合で子連れで参加。発言の後、1時間半で途中退席しました。
私は「公的不動産活用」の名で教育施設を統廃合し、施設跡地(市有地)を民間売却・貸付にする宮本市長のやり方を批判する立場で発言。PFIと定期借地の関係を質問されたので、国土交通省のモデル事業を参考に説明しました。
この懇話会の案内文には「大久保公民館はどうなるの?」「ワンルームマンションって本当に必要なの?」という副題がついていました。
案内文には、次のように書かれていました。
3月10日に習志野が市民会館で市主催による「新大久保公民館」についての説明会がありました。参加した市民の多くが不満をもって帰ったと思います。不満の多くは、市長不在(これで三度の説明会を毎回欠席)と、十分な質問時間が確保されていないということだったと思います。
そこで、市民主催で市長を招いて、市長の考えを聞き、市民の十分な質問時間を確保するために企画したそうです。
ところが、宮本泰介市長からは「特定の団体・個人の個々の要望を受け説明を行うことは総じて実施していないことから、職員を含めて出席いたしません。」という、意味不明の返答があったそうです。
宮本市長は、町会等のお祭りなどには精力的に出席し、顔を売っています。ところが、昨年の秋津幼稚園廃止の説明会でもそうでしたが、自分の気に入らない意見が出そうな場からは逃げようとします。
手厳しい意見が出そうな場というのは私も苦手ですが、屁理屈をこねて逃げようとする宮本市長のやり方はみっともないですね。
他の参加者の意見を聴くと、「大久保地区公共施設再生事業に賛成だけれども、部分的に疑問がある」という人から、「事業そのものに問題がある」という人まで、それぞれでした。
「懇話会」でしたから、参加者にはいろいろな意見があり、何か結論を出すという集まりではなかったようです。主催者の意見を押しつけるようなこともありませんでした。「宮本市長も逃げずに出ればよかったのに」と思いました。