谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

bootsman.exblog.jp
ブログトップ

噂の!東京マガジンで放送-谷津干潟のアオサ繁茂と腐敗臭

8月12日、TBS「噂の!東京マガジン」の「噂の現場」で、「夏休み自由研究① 理科編 渡り鳥天国に迷惑生物激増-住民悲鳴、悪臭から街を救え!」が放送されました。谷津干潟のアオサ繁茂と腐敗臭についてでした。

習志野市が「噂の現場」に登場するのは3年ぶりです。5年間で3回も登場する自治体は少ないのではないでしょうか。住民へのインタビューでは、知人が何人か登場していました。



c0236527_02295725.jpg

c0236527_02300482.jpg

c0236527_02303779.jpg

谷津干潟のアオサ繁茂に対し、干潟に隣接する県立津田沼高校の理科部生物班の生徒たちがアオサの回収と利用を提案するという内容がメインでした。世界で初めてアオサをバイオエタノール化したそうです。
c0236527_02304308.jpg

c0236527_02304846.jpg

番組作成にあたり、谷津干潟の保全運動に取り組んだ市民団体「千葉の干潟を守る会」から資料提供を受けていました。運動当時の白黒写真がいくつか紹介されました。当時、この市民団体が「谷津干潟」の名称を使い始めました。
c0236527_02305364.jpg

7月には、谷津干潟のアオサ除去活動について、NHK(6月19日)や千葉テレビが取材・放送していました。今回のTBSの取り上げ方は、生態系への影響にも比重がおかれていました。
c0236527_02305930.jpg

国指定谷津鳥獣保護区保全事業で目標とされているのが「シギ・チドリ類の採餌環境」と「周辺住民の生活環境」の保全です。

これらのうち、シギ・チドリ類の採餌場所としての干潟環境の保全を今回の番組では少し掘り下げていました。「外来種」の問題を取り上げたのは、私は評価しています。
c0236527_02310488.jpg

c0236527_02310998.jpg

c0236527_02311442.jpg

ホンビノス貝といった外来種の弊害を指摘していました。谷津干潟に増えたミナミアオサも、もともと東京湾にいなかった外来種です。
c0236527_11352721.jpg

ホンビノス貝の大量発生により、堆積した貝殻がアオサの流出を妨げているという視点でした。
c0236527_11380254.jpg

環境省担当者が「自然が相手だが、完全に放っておけばいい自然でもなくて、どこまでどの程度管理するのが、それを考えるのは非常に難しい」とコメントしていました。
c0236527_11422827.jpg

c0236527_11522519.jpg

その通りなのですが、こういうコメントだけでは、考えているうちに環境悪化が取り返しのつかないところまで行ってしまいます。シギ・チドリ類の飛来数の減少は深刻です。

従来の環境省や習志野市の取り組みは「対象療法」の範囲を超えようとしていません。

上記の歴史資料を提供した「千葉の干潟を守る会」は、干潟に淡水(下水)が流入していた時期からの環境変化を重視。下水道整備で谷津干潟への淡水流入が激減したこととアオサ繁茂の因果関係を問題視しています。

環境省や習志野市も、ボランティアのアオサ除去ばかりに依拠するのではなく、谷津干潟の環境整備(ラムサール条約湿地登録時に戻す)のための研究と実践に重点を移すべきではないでしょうか。

by takashi_tanioka | 2018-08-12 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka