八千代市の高津山観音寺での「関東大震災95周年慰霊祭」と合わせて開催された企画展「証言の関東大震災-過去は死なない」では、様々な証言記録が紹介されていました。
そのうち、2人の議会人の証言について、展示の写真を掲載します。(追記:9月議会の一般質問で、2人の証言を読み上げました。)
証言者の一人・渡辺良雄さんは、震災当時、船橋警察署巡査部長でした。その後、船橋警察署長、千葉市助役をへて、千葉県議会議員を務めました。
証言者の一人・会沢泰さんは、震災当時、陸軍騎兵第14連隊本部書記でした。戦後、習志野市議会議員を務めました。
陸軍習志野支鮮人収容所(捕虜収容所)から朝鮮人の一部が引き出され、周辺地域(習志野・八千代)で惨殺されたのは、「流言蜚語」を政府が否定し始めてからでした。
「流言蜚語」による混乱で起こったのではなく、収容所内で要注意人物を選別し、騎兵連隊や周辺の村々に引き渡して殺したようです。