18日、あゆもう会(習志野市の小学校、自閉症・情緒障害特別支援学級ならびに通級指導教室在籍児保護者の会)の第3回家庭教育学級に参加しました。
今年度の家庭教育学級は第3回で終了。閉講式があり、東習志野小学校の校長、実花公民館の館長、あゆもう会の会長からあいさつがありました。
講師は、習志野市立第七中学校の自閉症・情緒障がい特別支援学級(ステップアップ学級)の長﨑裕子先生。小中学校の特別支援学級のベテラン教員であり、現在は「自閉症・情緒障がい」の通級指導で奮闘されています。
テーマは「どうする?どうなる?中学校生活-学校での支援と、家庭でのフォローアップ」でした。通級指導の場合、普通学級との関係が大切です。学級担任と教科担任が分かれ、高校進学に向けて「内申書」が登場する中学生は、小学生のときとは違った大変さがあります。
特別支援教育と一言に言っても、「知的障がい」「言語障がい」「難聴」「自閉症・情緒障がい」の支援学級・通級指導教室はそれぞれ、学習や支援など違いがあります。
知的な遅れのない発達障がいの中学生の場合、障害者手帳(療育手帳)を持っていないので、特別支援学校高等部ではなく普通高校への進学を考えなければなりません。
このことをふまえ、中学校生活をどうするか、高校進学へ向けた内申書への影響はどうなのか・・・、といった実践的な講演でした。
我が家の長男は1年半後に中学校進学なのですが、どうなるのか想像がつきません。「基本的には普通学級の生徒と同じなのだな」ということは分かりました。普通学級のなかで、どのように生活するのか、どのように学習するのか、どのように人間関係をつくるのか・・・、注意点が話されました。
我が家の場合は「発達障がい」の一種なのですが、他の人と話をすると、知的障がいをイメージした話をされることが時々あり、話が噛み合わないことがあります。知的な遅れのない発達障がいは、外見ではわからないので、説明に苦労します。
この日の講演のように、知的な遅れのない発達障がいを対象に「中学校生活をどうするか」という的を絞った話は、なかなか聴く機会がないので助かりました。
あゆもう会では、今年度の家庭教育学級が終了し、今後は習志野市教育委員会に提出する要望書の作成に入っていきます。私も協力していきたいと考えています。