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特別会計予算特別委員会(2日目)、東日本大震災8周年追悼イベント

11日、特別会計決算特別委員会の2日目。公共下水道事業特別会計(補正予算)、下水道事業会計、ガス事業会計、水道事業会計の審査で、午前9時に始まりました。

下水道事業は、新年度から企業会計へ移行します。そのため、年度内の補正予算は従来の単式簿記、新年度の当初予算は複式簿記という予算提案になりました。委員会審査も、補正予算は都市環境部が担当、新年度予算は企業局が担当でした。

「鷺沼放流幹線下水道建設工事委託」は総額55億円の継続費(5年間)。これまでは委託契約が議会の議決事項でした。ところが企業会計へ移行すると、議決事項からはずれ、個別の議案になりません。

巨額の委託契約が議会の議決事項とならないのが、企業会計化の一つの問題点です。年1回の予算審議でチェックし、契約に賛成できない場合は、予算すべてに反対しなければなりません。

私は、鷺沼放流幹線下水道建設工事が外部委託となった経緯、委託先、工法などについて質問しました。

このほか、企業会計化にともない、一般会計繰入れや職員給与の仕訳について質問しました。たとえば「雨水処理負担金」は、損益勘定の「営業収益」となります。

ガス事業会計では、学校エアコン設置(ガス式)による販売量の増加予測について質問。27校で14万㎥の増となり、全体の0.2%だそうです。

このほか、原料価格の動向、販売量2.2%減の予測の根拠について質問しました。

水道事業会計では、水道民営化(水道法改悪)の国の動きへ対応について質問。市企業局としては「民営化は考えていない」との答弁でした。

最後は討論と採決。①国民健康保険は、一般会計繰入れを削減し、均等割の負担軽減を検討しようとしない宮本市長を批判。②介護保険と後期高齢者医療は、保険料負担増と給付削減などが続いていることを批判。③ガス事業、水道事業、下水道事業は、消費税10%を前提とした予算編成を批判 の3つの反対討論をしました。下水道事業の補正予算は賛成しました。

午後は、京成津田沼駅前で開催された「3.11 東日本大震災・8周年追悼イベント」に途中参加。主催は「竹宵の会」&実行委員会でした。

午後2時46分、大震災の犠牲者の冥福を祈り、被災地の方を向いて黙とうをしました。「黄色いハンカチ」に追悼・復興応援メッセージを書きました。

参加者全員で「花は咲く」を歌ったり、演奏・踊りなどが披露されたりでした。
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by takashi_tanioka | 2019-03-11 23:30 | 議員活動 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by 谷岡 隆