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「ドイツ捕虜関係資料」が習志野市指定文化財へ-文化財審議会

「ドイツ捕虜関係資料」が習志野市指定文化財へ-文化財審議会_c0236527_03331518.jpg5日、習志野市文化財審議会(令和元年度第1回)を傍聴しました。個人情報が関係する一部の報告を除いて、会議は公開されました。文化財審議会の傍聴は1年ぶりです。

この日の審議事項は、「ドイツ捕虜関係資料」の習志野市指定文化財への指定についてでした。

第一次世界大戦後の習志野俘虜収容所に収容されていたドイツ捕虜に関係する資料のうち、「エーリッヒ・カウルの日記」「ヨハンネス・ユーバーシャール博士旧蔵写真」「ボトルシップ」の3件(総計132点)を市指定文化財に指定することが教育長から諮問されました。

審議の結果、「第一次世界大戦における習志野俘虜収容所の様子、捕虜の暮らしぶり、近隣住民との交流など、市域における近代の情報を伝える資料として極めて貴重である」とされ、「習志野市指定文化財に指定すべき歴史上価値の高い歴史資料である」との答申が出されました。

その後、指定文化財・登録文化財等、埋蔵文化財、その他の報告。旧大沢家住宅旧鴇田家住宅の開館時間と休館日の変更、総合教育センターの新しい小企画展「文学者の見た習志野」の報告などがありました。

埋蔵文化財について特に注目されるのが、習志野市で初めての「縄文人の全身骨格」が発掘されたことでした。縄文時代後期の人骨で、ほぼ完全な形だそうです。どのように研究・保存・活用されていくのか、注視していきます。

by takashi_tanioka | 2019-08-05 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by 谷岡 隆