7日午後、習志野市農業振興地域整備促進協議会が開催され、初めて傍聴しました。農業振興地域整備計画の見直しが進められようとしています。
昨年度まで「非公開」の審議会でした。今年3月の一般会計予算特別委員会で、私は、他市における農業振興地域整備促進協議会の公開状況を質問。習志野市の農業振興地域整備促進協議会の公開を要望しました。その後、公開する方向になったようです。
今年度の開催は、鷺沼地区土地区画整理事業の準備が進められているなか、同地区の「農業振興地域」「農用地区域」の除外を検討することが目的です。これらを除外するためには、農業振興地域整備計画の変更が必要になります。
1年半をかけて農業振興地域整備計画の変更を協議し、2023年3月に告示(完成)し、同年5月に鷺沼地区土地区画整理事業の事業認可をとるスケジュール案が示されました。
農地を削減するための「農業振興地域整備計画の見直し」です。農業者・地権者の意向もあるでしょうが、鷺沼市街化調整区域43ヘクタールの大半を占める農地の約8割は農業振興地域・農用地区域に指定されています。
鷺沼地区の農業振興地域・農用地区域の除外は、開発計画と合わせ、鷺沼周辺の環境を一変させることになります。慎重な判断が必要ではないでしょうか。
今後も傍聴し、土地区画整理事業の推進、農業振興地域・農用地区域の除外などの動きに注視していきます。