
3日、アメリカがベネズエラに大規模な軍事攻撃を行い、大統領を拉致しました。
今回の軍事攻撃は「麻薬取引」が口実とされていますが、これまでアメリカ政府は「大量破壊兵器」とか「人道危機」とかを掲げて他国を侵略してきた常習犯です。いくら「正義の味方」面をしても、国際法違反の侵略行為に他なりません。
ベネズエラは私の専門ではないのですが、2019年の大統領選を機に関心をもつようになり、各種の講演会・研究会に参加するようになりました。
また、一昨年には知人を通じて、セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使と知り合いになり、若干の交流があります。
アメリカ帝国主義によるベネズエラ侵略は、ラテンアメリカの反米左派政権をつぶすだけでなく、同国の石油利権などの獲得も目的とされています。
アメリカのベネズエラ攻撃を非難し、主権をまもってたたかうベネズエラ人民への支援と連帯をよびかける
トランプ大統領は1月2日、米軍がベネズラの首都カラカスを軍事攻撃し、マドゥーロ大統領を拘束して、国外へ連行したと発表した。攻撃をうけて炎上するカラカス市内の模様が報道で伝えられている。
私たちは、ベネズエラの主権と独立を侵害した乱暴な侵略行為を強く非難し、攻撃をやめ、大統領を即時釈放するよう求める。
アメリカはカリブ海のベネズエラ沖に大規模な軍事力を展開し、麻薬関連を口実に船舶を軍事攻撃し、110人以上を殺害、さらに複数のタンカーを拿捕するなど、違法な軍事行動を続けてきた。これにたいし国際的な抗議がおこってきた。その声を無視した今回の攻撃はいかなる口実も許されない国連憲章と国際法を真っ向から踏みにじる暴挙である。
攻撃開始直後、マドゥーロ大統領は非常事態を宣言。ベネズエラ政府は声明を発表して、攻撃を非難し、帝国の侵略から独立をまもるため街頭へでようと国民に呼びかけた。ベネズエラのカベジョ内相やサーブ検事総長らが放送を通じて攻撃を非難し、たたかう用意を強調、国民に団結を呼びかけている。
カラカスのミラフローレス(大統領官邸)近くには市民が集まって、攻撃を非難し、「このような攻撃が容認されれば、どの国の市民も自由も未来も持ちえない」と訴えて、国際的な連帯をよびかけている。
私たちはこの呼びかけにこたえて、トランプ政権の暴挙を糾弾し、たたかうベネズエラ市民への連帯行動をよびかける。
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