谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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2018年 02月 03日 ( 2 )

3日夜、習志野市学童保育連絡協議会(市連協)の定例会に保護者として出席しました。通常の議事の後、習志野市こども部の児童育成課から、学童保育(放課後児童会)の民営化について説明を受けました。

まずは、「つだぬま児童会の民間委託」の説明。2017年4月から、津田沼小学校のつだぬま児童会(第一児童会・第二児童会)が民営化され、株式会社セリオに業務委託がされました。

委託期間は1年間であり、市は事業者を募集した際に「利用者を対象としたアンケート等により、継続しての事業の実施が妥当の評価を受けた場合は、最長3年間を限度とし、継続して委託契約を結ぶことができる」と示していました。

市が「総合的な観点から検証」した結果、「引き続き2018年度も株式会社セリオにつだぬま児童会の運営を託す方向で進める」ことが説明されました。出席者から、評価方法、3年後の業者変更などについて質問がありました。

次に、「大久保東児童会、藤崎第一児童会、藤崎第二児童会の民間委託」の説明。2019年4月から、大久保東小学校と藤崎小学校の児童会を民営化する考えが示されました。2018年度予算案に関連経費が計上されます。

民間委託を行なう児童会の基準は、①単独棟、独立スペースで施設管理しやすい、②大幅な施設整備等の見込みがない、③施設不足を理由とする待機児童がいない、の3条件が原則とのことです。「民間事業所による円滑な児童会運営、児童育成支援の評価等に関するガイドライン」を策定するとの説明もありました。

もともと行政側は、学童保育の民営化を行政改革(経費削減)の流れの中で議論していました。しかし、この間の習志野市の民営化は「支援員不足の解消」などが目的とされ、現在のところ「経費削減」とはなっていません。

しかし、将来的には、多くのアウトソーシングがそうであるように、「経費削減」が財政当局から要求され実行される可能性は少なくありません。学童保育の支援員が「官製ワーキングプア」に陥ることなく、専門性と経験をもった支援員によって保育の質が守られることが大切です。

現時点の課題として、民間事業者の評価方法、最長3年間で事業者・支援員が入れ替わること、ガイドラインの策定方法と内容など、保護者側としてもしっかり考えていくことが必要と思いました。
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by takashi_tanioka | 2018-02-03 23:40 | 子育て・家族 | Comments(0)
3日、東習志野コミュニティセンターで「『習志野俘虜収容所』から見えるわがまち」が開催されました。「習志野俘虜収容所を考える集い」の主催です。

戦前の習志野原は陸軍の演習場であり、明治時代には、演習に来る将兵が宿泊するための廠舎が現在の東習志野にありました。

この施設は、日露戦争におけるロシア兵(約1万5千人)、第一次世界大戦におけるドイツ兵(約1千人)の捕虜収容所として転用されました。


今回の企画は、ドイツ将兵に関する企画でした。会場からあふれる人が集まりました。
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私は少し遅れて到着。会場は一杯で入れず、廊下で講演を聴きました。後半の講演は、習志野市学校給食センター所長の星昌幸さんでした。星さんは、2002年に出版された習志野市教育委員会編「ドイツ兵士の見たニッポン-習志野俘虜収容所1915~1920」(丸善ブックス)の執筆者でした。
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今回の企画は、捕虜収容所で演奏された音楽に関する話や演奏が多かったのが特徴と思いました。ドイツ捕虜は、上中流階級の将校から、下士官・兵卒まで収容されていました。それが様々な文化的交流を生んだのかも知れません。


今回の企画の対象外ですが、日露戦争後のロシア捕虜は下士官・兵卒ばかりでした。そのため、ロシア人以外に、被支配民族であるポーランド人、タタール人、ユダヤ人の兵士も多数収容されていました。

多民族が収容されていた日露戦争後の習志野俘虜収容所も研究対象として興味深いです。2005年には、当時の写真50枚が陸上自衛隊衛生学校で見つかりました。こういった新発見の資料も活かしてもらいたいです。


また、関東大震災のときは、習志野俘虜収容所跡に多数の朝鮮人が収容されました。このとき、習志野でも朝鮮人虐殺が起こりました。


様々な民族が「習志野俘虜収容所」に収容されてきました。ドイツ捕虜との交流だけでなく、他の側面からも「習志野俘虜収容所を考える」研究・企画が大切と思いました。

by takashi_tanioka | 2018-02-03 23:30 | 社会科学研究 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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