谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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2018年 11月 12日 ( 1 )

12日午、習志野市学校施設再生計画(第2期計画)検討専門委員会の第3回会議を傍聴しました。傍聴席いっぱいの傍聴者が集まりました。

市議会議員も5名が傍聴しました。委員席にも議員バッジを付けた人が1名いました。

議題は「学校をとりまく現状と課題」と「学校施設再生への具体的なアプローチ」についてでした。文部科学省が公表した学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書と付属ソフトをもとに作成した資料が配布されました。


株式会社ファインコラボレート研究所のウェブページに「弊社では『学校施設の長寿命化計画(個別施設計画)策定に係る解説書』を文部科学省より受託し作成しました」とありました。公共施設マネジメントに力を入れているコンサルタント会社です。かつて、この会社から習志野市資産管理室に転職した任期付職員もいました。

どのような計算式を使っているのか気になりました。参考資料としては否定しませんが、建築物の状態は一つ一つ違うので、機械的な数値入力だけで判断するのは危険です。

この資料にある「従来型」と「長寿命化型」をめぐる議論も委員間でありました。従来型は「改築」と「大規模改造」と組み合わせのコスト計算。長寿命化型は、その2つに40年間寿命を延長させる「長寿命化改修」を加えたコスト計算でした。

「大規模化改造」をめぐるコスト計算が一定の議論となりましたが、「大規模改造」と「長寿命化改修」の違いが明確にされていないのではないかという疑問を私はもちました。小中学校の「長寿命化改修」には様々な課題があることは理解できます。

一委員から「第1期計画の総括の資料がない」という主旨の意見がありました。妥当な指摘でした。それと同時に、私は、第1期計画の期間中に実施された「学校施設老朽化対策先導事業」の検討結果の報告も必要と思いました。


習志野市立大久保小学校を対象にした長寿命化改修の検討でした。全市的な「長寿命化改修」の是非を検討するのならば、当然必要となる資料ではないでしょうか。

委員長から「僻地の小中学校と違い、習志野市(東京近郊)の立地を考えると、現在の人口増加地域が将来は減少に転じ、逆に人口減少地域が再び開発されて増加に転じる可能性がある。人口が減少し続けるとは一概に言えない」という主旨の発言がありました。

副委員長からは「建物だけでなく、教育上必要な施設・設備も入れた標準仕様が必要」という主旨の意見がありました。それぞれ参考になる意見でした。

一方で、一委員から「11学級以下の学校の弊害」「小中一貫校」「学校教育と社会教育の施設複合化」の検討を求める意見が出されました。第1期計画時の提言書(統廃合を選択枝に入れる)に引き戻そうという動きであり、注意が必要です。

保護者代表の委員に選出された習志野市PTA連絡協議会会長には「小中学校は地域コミュニティーや防災拠点の面でも重要」という発言を期待していたのですが、人口減少による学校統廃合もやむなしととれる発言があり、とても残念でした。

会議の開催は全6回。来年2~3月には「提言書(最終)の検討」という猛スピードで結論を出すスケジュール案になっていました。どのような提言書を出すのか、今後も注視していきます。
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by takashi_tanioka | 2018-11-12 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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