谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

bootsman.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:公共施設再生( 135 )

5日、習志野市こどもセンター(鷺沼)のリニューアルオープン。オープニングセレモニーに行きました。
c0236527_10064142.jpg

習志野市こどもセンターは、未就園児の保護者向けの施設です。1998年に廃止した鷺沼保育所を改修し、こどもセンターとしました。

保育所の待機児童が大量発生している現時点からみると、鷺沼保育所の廃止は拙速だったと言えるでしょうが、こどもセンター自体は未就園児の子育て支援の施設として役立っているようです。

屋根梁の耐力不足が判明し、2013年10月に閉鎖。同年の12月議会で「習志野市こどもセンター(鷺沼)の早期再開に関する請願」が全会一致で採択され、建て替え工事が進められてきました。

建物は以前よりも小さな規模での建て替えです。しかし、園庭は広くなったので、外遊びが伸び伸びできます。
c0236527_10061058.jpg

建て替えられたものの、習志野市の公共施設再生計画には「鷺沼こどもセンターは、今後のこども園の整備状況に合わせて施設のあり方を検討します」と記載されています。保育所・幼稚園のこども園への統合と合わせて、「廃止」の話が出てくるかも知れません。

一方、仮に鷺沼の市街化調整区域の宅地化が進めば、保育・学校関係の公共施設が不足しかねない地域です。今後の動向に注意していきたいと思います。

c0236527_10050126.jpg次男を祖母(妻の母)に預けて行く予定でしたが、祖母と連絡がつかず、次男同伴でこどもセンターへ。

次男が遊具で遊び始めてしまったので、来賓紹介まで屋外からセレモニーを観ました。

次男は体調不良のはずなのですが、遊具をみるとハッスルします。セレモニー終了後、祖母と連絡がつき、預かってもらいました。

午後は、藤崎地域で訪問活動。夕方は、次男を連れてひまわり発達相談センターへ行きました。その後、入院中の祖母(私の母)の見舞いに行きました。

4日は市役所の仕事始めでした。今年もよろしくお願い申し上げます。

by takashi_tanioka | 2017-01-05 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
11日、平和・民主・革新の日本をめざす習志野市の会(習志野革新懇)主催の講演会「PFI『神話』の崩壊-大久保地区公共施設再生計画を考える」が開催されました。
c0236527_23255597.jpg

講師は、全国の事例に詳しい尾林芳匡さん(弁護士、八王子合同法律事務所)で、「PFI神話の崩壊」(自治体問題研究社)などの著作があります。

習志野市の公共施設再生計画に関する市民団体の講演会は、昨年2月の5団体共催による大和田一紘さんの講演会以来です。今回は一団体による開催でしたが、43人が参加しました。

私も経過報告を依頼され、「習志野市におけるPFI導入をめぐる主な動き」という報告をしました。主に市議会におけるPFIに関する質問・答弁をまとめました。

偶然ですが、習志野市議会で初めての質問・答弁は、ちょうど18年前の9月11日でした。帯包文雄議員の一般質問に対し、当時の荒木勇市長がPFI導入の検討を答弁していました。今回の9月議会でも、田中真太郎議員がPFI推進の立場で一般質問をします。

c0236527_23445728.jpgPFI(Private Finance Initiative)とは、その名の通り、「民間資金(民間企業)が主導」する公共施設の整備手法。尾林さんの話は、従来の著作をもとにしたものでしたが、VFM(バリュー・フォー・マネー)では測れない経費増大、事業破綻や事故発生などの問題事例が数多く話されました。

PFIの超長期的な事業期間に対し、「20~30年先を見通した契約書を作成するのは困難」との尾林さんの話に参加者は納得。民間企業(多くは大企業)は、利益の出ない事業は絶対やりません。結局、企業側の利益が長期間確保できる契約内容にされてしまいます。

PFIだけでなく、自治体アウトソーシング、すなわち、自治体における市場化・民営化の大きな流れも話されました。

そして、公務の民営化の多くが大企業の利益追求のもとに進められ、大多数の住民にはマイナスの影響を及ぼすことが具体的な事例をもって説明されました。

PFI導入は住民負担の軽減にならないどころか、負担や不安を増大させる事業手法であることが見えてきます。


今回の講演も参考にしながら、PFIを始めとする自治体アウトソーシングの問題点を追及し、住民にとってベストな公共施設の整備・管理運営の手法を考えていきたいです。

by takashi_tanioka | 2016-09-11 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
8月25日の重要事項説明において、新庁舎等建設だよりが半年間も発行されていないこと、清水建設のホームページも2か月以上も更新されていないことを指摘し、市民への広報の強化を求めました。

さっそく、9月1日付で工事進捗状況(清水建設)が3か月分(6~8月)まとめて更新され、「新庁舎等建設だより 第9号」も発行されました。

残念ながら、習志野市役所のホームページが更新されていないので、あらためて担当者にお願いをしたいと思います。公民館などでは、印刷された「新庁舎等建設だより」が配布されています。
c0236527_11124183.jpg


〔追記〕9月23日に「新庁舎等建設だより」の最新号が市役所ホームページにアップされました。完成後のイメージ図も掲載されています。ご覧ください。→新庁舎等建設だより 第9号(新しい庁舎の建設に向けて)

by takashi_tanioka | 2016-09-07 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
25日午前、会派代表者会議があり、選挙管理委員・同補充員の選挙と、議長立候補制について協議しました。

午後は、議案勉強会・重要事項説明がありました。提案予定の17議案の説明と合わせ、重要事項として「新庁舎建設工事の進捗報告」が説明されました。

このなかで、「インフレスライド条項に基づく請負契約の変更請求」の補正予算が、12月議会において提案予定であることが説明されました。

私の質問に対する市当局の回答によると、工事費の増加額として「約3億5千万円」の金額が、現在のところ、清水建設株式会社(受注者)から示されているとのことです。
c0236527_915963.jpg

c0236527_915265.jpg


習志野市が清水建設と結んだ「習志野市新庁舎建設工事請負契約書」の第28条第6項(インフレスライド条項)には、次のように記載されています。

予期することのできない特別の事情により、工期内に日本国内において急激なインフレーション又はデフレーションを生じ、請負代金額が著しく不適当となったときは、発注者又は受注者は、前各項の規定にかかわらず、請負代金額の変更を請求することができる。

この条項について、日本共産党は2014年12月議会で問題にしています。総務常任委員会では、次のような市当局の答弁がありました。

今回、デザインビルド方式ということで民間事業者から、清水建設からかなりの価格低減の提案をいただいております。(中略) 約8カ月間をかけて実施設計を行うわけです。その期間も今後の物価上昇を見越して、その実施設計段階で質は落とさず価格を落とすというような協議というのを清水建設とともに、市もともに協議していきたいというふうに考えております。

人件費や資材価格の高騰は2年前からわかっていたことです。答弁によれば、2014年12月以降、清水建設と「協議」をしてきたと考えられますが、その「協議」の想定を超える「予期することのできない特別の事情」「急激なインフレーション」が生じてしまったのでしょうか。

また、「約3億5千万円」が適切な金額なのか、請負代金の上昇は下請け労働者の賃金に本当に反映されているのか・・・など、様々な角度から精査が必要です。

新庁舎建設工事の議案質疑、陳情付託など-議会本会議、議会運営委員会(2014年12月)

このほか、私は、新庁舎等建設だよりが半年間も発行されていないこと、清水建設のホームページも2か月以上も更新されていないことを指摘。市民への広報の強化を求めました。

下の写真は、25日現在の工事現場です。
c0236527_939950.jpg

c0236527_9392745.jpg


他の重要事項として、ボートピア習志野用地の一部土地活用、使用料・手数料の値上げ、敬老祝金の削減、学校給食センターPFI、三菱自動車の燃費試験不正行為による軽自動車税の取り扱い、ガス供給条例の一部改正が説明されました。

by takashi_tanioka | 2016-08-25 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
20日、大久保地区公共施設再生事業に関する市民説明会に参加しました。政策経営部資産管理室長のあいさつで始まりました。
c0236527_07827.jpg

説明の中心である「これまでの取組経過」と「新しい施設と公園はどのようになるのか」は、前資産管理室長がすべて説明しました。

参加した市民の質問への回答も、すべて前資産管理室長でした。任期付職員として再び採用されたとはいえ、いったんは定年退職した市職員が全市レベルの説明会で前面に立つのは異例です。
c0236527_072886.jpg

PFI事業とはどのようなやり方なのか、予備知識のない多くの参加者はわからなかったでしょう。事業の詳細について詳しい説明はありませんし、質疑応答でも「すでに公開した内容しか話せない」という釘が刺されていました。

以前は、市民説明会の配布資料が、参加できなかった市民のために市役所HPに掲載されていました。ところが、今年に入ってからは掲載されていません。

シンポジウム・説明会等(習志野市役所HP)

一方、「大久保地区公共施設再生~習志野の地域の未来プロジェクト1~」のページをみると、以前はワークショップ等の資料が掲載されていましたが、最近は企業向けの説明会の案内と資料ばかりです。企業向けの説明資料は、ある程度詳しく記載されています。

大久保地区公共施設再生~習志野の地域の未来プロジェクト1~(習志野市役所HP)

公共施設を利用する市民よりも、PFI事業を引き受けてくれる不動産・建設業界の方に目が向いた計画推進と感じます。結局、「民間活力」の「民」とは、「市民」ではなく、「民間資本」「民間企業」のことなんですね。

習志野市の企業向けの説明会資料を読んでみると、公共事業を長年手がけてきた地元企業ですら、PFIの基礎知識から説明しないと、なかなか理解できないようです。

専門家でない一般市民の場合、なおさら理解しづらいでしょう。「民間企業の方がサービスが良いに決まっている」という神話に頼らないと、切り抜けられないのかも知れません。

会場では、約15人の参加者が質問・意見を出しました。

印象に残ったのが、「ママ・パパに事業が知られていない。公園を利用する子育て世代にきちんと知らせてほしい」というママさんの意見。やっぱり知られていないよな~、とあらためて思いました。

もう一つが、「今回のPFI事業は3つの部が一体となって推進する全国初の試み」という指摘でした。

詳しくは調べていませんが、社会教育施設(図書館と公民館)、児童福祉施設(こども会館)、勤労者福祉施設(勤労会館)、地区公園(中央公園)を集約し、PFI事業で一体管理の施設にするのは、参加者の指摘通り、全国で初めてかも知れません。

それなのに、市側の説明者の席には、これらの施設を所管する社会教育課、青少年課、産業振興課、公園緑地課の職員はおらず、「資産管理」の職員だけが座っています。

公共サービス(教育・福祉)の中身よりも、建物・土地の「不動産活用」としての有効性ばかりが追求されるのでは、市民・利用者から違和感をもたれるでしょう。

教育・福祉の担当職員が計画推進の脇役に追いやられている現状では、新しい施設の運営に疑問がもたれても仕方ありません。「企業丸投げになるのでは?」という批判も当然出てくるでしょう。

c0236527_7552254.jpg現在、習志野市大久保地区公共施設再生事業提案審査委員会という審議会が検討を進めています。事業手法に関する審議会は、ほとんどが市民に「非公開」です。

国(内閣府や国土交通省など)も、PFIの推進に力を入れています。習志野市の「大久保地区公共施設再生事業」は、PFIの新たなモデルケースとして注目されているようです。

上記の委員会を含め、PPP/PFIや公共施設に関する各種審議会には、従来からPFI推進を主張してきた中央省庁・経済界・大学の関係者が多数参加しています。

昨年末には「公共インフラ再生戦略 PPP/PFI徹底ガイド 2016年版」が日本経済新聞社から発行されました。東洋大学PPP研究センターの監修です。

いま、PPP/PFIは政財官学の連携で強力に推進されています。

「PFI神話の崩壊」 尾林芳匡弁護士の講演のお知らせ
by takashi_tanioka | 2016-08-20 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
1日、新庁舎建設工事を外側から撮影しました。基礎工事が終わり、上部構造物の建設工事へ進んでいきます。8月中には、鉄骨等の組み立てが始まるようです。
c0236527_912756.jpg


習志野市新庁舎建設工事専用HP(清水建設)

新庁舎等建設だより(習志野市役所)

広島の原水爆禁止世界大会へ出発するまで、その準備のほか、党議員団会議(議会報告、議会準備や予算要望作成など)に追われています。

1日朝は、4半期恒例の広報「ならしの市議会だより」の駅頭配布。JR津田沼駅と京成津田沼駅に分かれて配布しました。

私は、中山恭順議員、布施孝一議員といっしょに京成津田沼駅を担当。家庭の都合で帰宅しなければならなくなったので、20分程度参加し、あとは中山議員と布施議員にお願いしました。
by takashi_tanioka | 2016-08-01 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
27日、習志野市役所へ。用事の途中、新庁舎建設工事を外側からのぞいてみました。京成津田沼駅からも巨大な2機のクレーンが見えます。
c0236527_6171988.jpg

基礎工事が進められています。来年4月末に建設完了、6月~9月に開庁の予定ですから、この先は一気に上部構造の建設が進んでいきます。
c0236527_6174038.jpg

習志野市役所の「新庁舎建設だより」は、半年に1号のペースで発行されています。清水建設株式会社のウェブページが1か月ごとの工事進捗状況を掲載しています。

習志野市新庁舎建設工事専用HP(清水建設)

新庁舎等建設だより(習志野市役所)
by takashi_tanioka | 2016-06-27 23:30 | 公共施設再生 | Comments(0)
11日、習志野市議会議員を対象にした「PPP/PFIに関する勉強会」が開催されました。主催は、習志野市資産管理室でした。
c0236527_8333352.jpg

前半は、「PPP/PFIの概要と動向、活用事例について」をテーマにした講演。講師は、日本政策投資銀行地域企画部 PPP/PFI推進センターの足立慎一郎課長でした。

日本政策投資銀行は、大企業やゼネコン向けの融資等を中心とする政府系金融機関です。日本開発銀行の後身であり、全国各地の大型開発を推進する働きをしてきました。

現在は、日本プロジェクト産業協会(JAPIC)や、国土交通省など中央省庁と組んで、PPP/PFI推進でも中心的役割を果たしているようです。大手不動産・建設業界では関心の高い分野です。

PFIの具体的な事例として、千葉県内では、「市川市立第七中学校校舎・給食室・公会堂整備等並びに保育所整備PFI」と「市川市ケアハウスPFI」、「新松戸学校跡地有効活用事業」などが紹介されました。

美化された諸事業だけでなく、この日は紹介されなかった「流山市立小山小学校校舎等建設PFI事業」の失敗事例なども研究し、PFI事業の評価をしていきたいです。

小山小学校等移転と教育・福祉を考えるシンポジウム-PFI事業とは? 公教育の役割とは?(日本共産党流山市議団HP)

c0236527_834182.jpg


後半は、「大久保地区公共施設再生事業の現状について」をテーマにした報告。報告者は、習志野市資産管理室の吉川清志主幹でした。

PFI事業として推進するために、67億円の債務負担行為が設定されています。6月には、事業者の募集要項・要求水準書・評価基準の公表がされます。

4.4%の経費削減になるとの説明ですが、そのために駅前一等地を民間事業者へ渡すことが住民福祉の向上になるのか問われます。

政府系金融機関や財界、習志野市の考え方を知る上では、参考になる勉強会でした。

※12日からしばらくの間、事情により、ブログの更新を休みます。
by takashi_tanioka | 2016-05-11 23:30 | 公共施設再生 | Comments(3)
11日、大久保地区公共施設再生基本計画説明会に参加しました。所用により、説明後半から質疑応答にかけての参加となりました。
c0236527_0401781.jpg

先月末から「習志野市大久保地区公共施設再生基本計画」が市議会議員へ説明され始め、2月11日に住民説明会が開催されました。

資産管理室の説明を受けたり、基本計画を読んだりしての感想は、「習志野市長や市職員がつくった計画なのか?」でした。

大久保地区公共施設再生事業は、国土交通省などが推進する「PPP/PFI」「公的不動産活用」のモデルケースとなる事業です。国土交通省などに気に入られるつくりになっているように感じます。

たとえば、習志野市基本構想ではPPPを「公民連携」と記載しているのに、大久保地区公共施設再生基本計画では「官民連携」と記載しているのは、国土交通省を意識してのことでしょう。

国の官僚や御用学者、不動産・建設業界がらみのコンサルタント会社、コンサルタント出身の任期付職員お任せの計画づくりではないでしょうか。

官民連携 PPP/PFI(国土交通省HP)

まちづくりのための公的不動産有効活用ガイドライン(国土交通省HP)

建設産業・不動産業-公的不動産の活用に係る一連の取組について(国土交通省HP)

習志野市大久保地区公共施設再生基本計画(市HP)

大久保地区公共施設再生事業手法検討業務の委託先は、株式会社日本経済研究所です。
業務委託プロポーザルの選定結果(市HP)

PPP/PFIによる施設の長寿命化と公園の一体的管理事業調査業務の委託先は、UDS株式会社です。
業務委託プロポーザルの選定結果(市HP)

大久保地区公共施設再生基本構想策定業務の委託先は、ランドブレイン株式会社です。
業務委託プロポーザルの選定結果(市HP)

c0236527_0444950.jpg

公共施設再生計画(公共施設マネジメント手法)に関する説明も、不動産・建設業界や国土交通省などとつながりが深い根本祐二・東洋大学教授の教科書通り。習志野市の実態と合わない部分を指摘してきましたが、まったく無視された説明となっており、市長や担当職員の「思考停止」状態にはガッカリしました。

PPP/PFI推進に関する考え方は終始一貫して固執する一方、土地利用や建物形状などはコロコロ変わっています。PFI導入にピッタリ合わせることが優先されているようです。

どうすればPFI導入を正当化するための「バリュー・フォー・マネー(VFM)」を高くできる全体計画となるか。それを軸に計画が検討されてきたように思えます。「PFIでやるのが正しい」という結論を導き出すための計画づくりです。

土地利用や施設配置などについては、説明会参加者や地域住民の方々の意見を聴きながら、今後、見解をまとめていきたいと考えていますが、第一印象は上記の通りです。

PFIについては、市庁舎建設への導入検討時に党主催の学習会を開きました。市当局はPFIを美化して宣伝していますが、その問題点をきちんと見極めて対応していきたいです。
PFIの学習(2012年5月)

c0236527_046474.jpg

午後は、日本共産党の「パパママ党員交流会」に参加しました。子育て中の同世代の者が集まると、ホッとします。

その後、家族で映画館へ。次男の強い希望で「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」を観ました。午前中はストレスが溜まる話だったので、正義の味方が暴れるシーンを観てスカッとしました。
by takashi_tanioka | 2016-02-11 23:30 | 公共施設再生 | Comments(2)
23日午前、習志野市主催の「大久保地区公共施設再生-集約対象施設跡の利活用を考えるワークショップの『話合いの成果発表会』」が、千葉工業大学で開催されました。

ワークショップの各グループの発表内容と資料は、習志野市HPで公表されると思いますので、詳しくはそちらをご覧ください。
c0236527_1432475.jpg

ワークショップ参加者が個々にどう考えているかはわかりませんが、「市長や市担当者、総合ファシリテーターの実績づくり・実績宣伝に都合よく利用されてしまったな・・・」というのが、最も強い私の感想でした。

発表会において、主催者・総合ファシリテーターのキーワードとなったのが「民(private)の力」。ワークショップの各グループのキーワードとなったのが「財政支援はない」でした。ここでちょっと経済学・財政学的な話をしてみます。

PPP/PFIを推進する新自由主義路線の人達は、教育・福祉の公共施設を縮小・廃止し、市場原理と私有(民営)にゆだねようとしています。

スーパーマーケットなどの小売業などは、市場メカニズムの方が効率的な資源配分を追求できる部分があるでしょう。しかし、教育・福祉の分野、従来の公共施設についてはどうか?

PPPを掲げる人達は、うまくやれば「市場の失敗」は生じないという仮説のもとに行動しているようです。このような仮説は、財政による再分配機能と資源配分機能は不必要という結論を導き出します。習志野市の「集約対象施設跡の利活用」も、この発想のもとで推進されています。

このような新自由主義路線の発想に対し、若い世代の一つの考え方として、自由と民主主義のための学生緊急行動(シールズ)の財政論の一部をご紹介します。全文は、こちら(シールズのウェブページ)をご覧ください。

私たちは、自由と民主主義に基づく政治を求めます。

SOCIAL SECURITY
私たちは、持続可能で健全な成長と公正な分配によって、人々の生活を保障する政治を求めます。(中略)いま求められているのは、国家による、社会保障の充実と安定雇用の回復を通じた人々の生活の保障です。(中略)長期的にみれば、安定した社会保障や雇用保障の実現は国民の生活を守るだけでなく、健全な経済成長をもたらす基盤ともなるはずです。

私たちが望むのは、格差の拡大と弱者の切り捨てに支えられたブラックな資本主義ではなく、豊かな国民生活の実現を通じた、健全で公正かつ持続可能な成長に基づく日本社会です。私たちは、多くの国民の生活を破壊しかねない現政権の経済政策に反対します。そして、公正な分配と健全な成長政略を尊重する政治を支持します。

より細かい政策は記載されていませんが、財政の三大機能のうち、再分配機能と資源配分機能の強化を重視する内容です。

習志野市長の方針はPPP/PFIの推進。総合ファシリテーターの話によると、今回のワークショップでは、「民(private)の力」で集約対象施設跡(廃止された公共施設の跡)を運営することが大前提とされたそうです。

このような前提条件を付すと、「民の力」=私企業の導入、「稼ぐ」=市場原理の導入、「ボランティア」=非専門・無賃金労働の導入・・・という結論へたどり着かざるをえません。

儲けている大企業や富裕層への応能課税と、それを財源にした教育・福祉サービス、教育・福祉施設の維持管理といったやり方が、シールズのように再分配機能と資源配分機能を重視する若い世代の一つの考え方です。

ところが、習志野市の「公共施設再生」に関するワークショップ等の開催は、そのような考え方を始めから排除したうえで進められています。

若い世代が「格差の拡大と弱者の切り捨てに支えられたブラックな資本主義」を乗り越えようとしているなか、それに関連する財政のあり方も問われているのではないでしょうか。

「格差の拡大と弱者の切り捨て」を防止するものの一つが、教育・福祉サービスです。そのサービスが提供される公共施設の未来を考えるとき、財政のあり方を含めた議論もすべきです。

今回の発表会において、市担当者や総合ファシリテーターは、「市民」が自由に議論したかのように演出していました。しかし、実際は、市の財政政策や施設統廃合の是非には触れないように縛り(前提条件)をかけたうえでのワークショップ開催でした。行政側の許容範囲の結論しか出せない「議論」に自由はありません。

籠をつくっておいてから、そのなかだけで議論をさせる。それを「市民参加」であるかのように演出する。そのようなやり方に、気分が悪くなりました。

「民」って何?・・・「private」と「citizen」
by takashi_tanioka | 2016-01-23 23:40 | 公共施設再生 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


by takashi_tanioka