谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

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カテゴリ:習志野市政( 210 )

8月12日、TBS「噂の!東京マガジン」の「噂の現場」で、「夏休み自由研究① 理科編 渡り鳥天国に迷惑生物激増-住民悲鳴、悪臭から街を救え!」が放送されました。谷津干潟のアオサ繁茂と腐敗臭についてでした。

習志野市が「噂の現場」に登場するのは3年ぶりです。5年間で3回も登場する自治体は少ないのではないでしょうか。住民へのインタビューでは、知人が何人か登場していました。



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谷津干潟のアオサ繁茂に対し、干潟に隣接する県立津田沼高校の理科部生物班の生徒たちがアオサの回収と利用を提案するという内容がメインでした。世界で初めてアオサをバイオエタノール化したそうです。
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番組作成にあたり、谷津干潟の保全運動に取り組んだ市民団体「千葉の干潟を守る会」から資料提供を受けていました。運動当時の白黒写真がいくつか紹介されました。当時、この市民団体が「谷津干潟」の名称を使い始めました。
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7月には、谷津干潟のアオサ除去活動について、NHK(6月19日)や千葉テレビが取材・放送していました。今回のTBSの取り上げ方は、生態系への影響にも比重がおかれていました。
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国指定谷津鳥獣保護区保全事業で目標とされているのが「シギ・チドリ類の採餌環境」と「周辺住民の生活環境」の保全です。

これらのうち、シギ・チドリ類の採餌場所としての干潟環境の保全を今回の番組では少し掘り下げていました。「外来種」の問題を取り上げたのは、私は評価しています。
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ホンビノス貝といった外来種の弊害を指摘していました。谷津干潟に増えたミナミアオサも、もともと東京湾にいなかった外来種です。
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ホンビノス貝の大量発生により、堆積した貝殻がアオサの流出を妨げているという視点でした。
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環境省担当者が「自然が相手だが、完全に放っておけばいい自然でもなくて、どこまでどの程度管理するのが、それを考えるのは非常に難しい」とコメントしていました。
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その通りなのですが、こういうコメントだけでは、考えているうちに環境悪化が取り返しのつかないところまで行ってしまいます。シギ・チドリ類の飛来数の減少は深刻です。

従来の環境省や習志野市の取り組みは「対象療法」の範囲を超えようとしていません。

上記の歴史資料を提供した「千葉の干潟を守る会」は、干潟に淡水(下水)が流入していた時期からの環境変化を重視。下水道整備で谷津干潟への淡水流入が激減したこととアオサ繁茂の因果関係を問題視しています。

環境省や習志野市も、ボランティアのアオサ除去ばかりに依拠するのではなく、谷津干潟の環境整備(ラムサール条約湿地登録時に戻す)のための研究と実践に重点を移すべきではないでしょうか。

※14日にアップしました。

by takashi_tanioka | 2018-08-12 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
9日は「長崎原爆の日」。習志野市主催の原爆死没者慰霊および平和祈念式典は、台風の接近により、中止となりました。市役所庁舎内では、原爆投下時刻に黙とうが行なわれました。(その時刻、私は自宅にいました。)

市役所1階のロビーでは、核兵器廃絶平和都市宣言記念展が開催されています。新習志野公民館とは展示内容が異なっており、習志野市平和市民代表団の報告等も展示されています。
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昨年8月に長崎へ派遣された平和市民代表団の活動記録、参加者による手作りの報告などが掲示されています。市役所にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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by takashi_tanioka | 2018-08-09 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
8日、習志野市文化財審議会(平成28年度第1回)を傍聴しました。個人情報が関係する一部の報告を除いて、会議は公開されました。文化財審議会の傍聴は1年ぶりです。

市指定文化財「藤崎正福寺の大イチョウ」の治療が報告されました。7月6日に車両との接触による枝落下事故が発生しました。これに対し、同月17日に傷害部分治療を実施したそうです。

樹齢400年前後であり、5月に精密診断を実施したばかりでした。順調に治癒していくか心配です。
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埋蔵文化財では、屋敷貝塚K地点(屋敷5丁目)で、縄文時代貝層8か所と近世溝跡2条が見つかり、8月末から本調査が実施されます。

いま、習志野市総合教育センター(1階ロビー)で、6月4日~9月28日、小企画展「津田沼鉄道連隊」が開催されています。小規模ですが、従来よりはスペースをとって展示されているようです。→詳しくはこちら

企画展では、写真(主に絵はがき)と地図をもとに概要が説明されています。事務局の報告によると、6月4日~7月13日で200人以上の来場者数でした。
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私も観に行きたいと考えていましたが、やはり、市南側の住民のために市役所ロビーでも開催してもらいたいです。駅から遠い総合教育センターでも少なくない人が訪れるのですから、市役所ならもっと来場者が増えるでしょう。

この企画展のほか、津田沼の鉄道連隊については、習志野市HPにも資料が掲載されています。


千葉県北西部地区文化財巡回展「まちづくりのヒストリア-歩いて、掘って、調べて、わかる」は、7月21日~9月2日、船橋市郷土資料館で開催されています。→詳しくはこちら

習志野市教育委員会は「奈良・平安時代のムラづくり-谷津貝塚の事例から-」と題して展示しています。習志野市には郷土資料館・博物館がないため、市民は自らの市内で展示を観ることができません。市独自の企画・展示の場も限られています。


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習志野市に郷土資料館・博物館がないことについて、市民の方々が「市長は文化財保護に関心がないんだね」と話していたのを聞きました。まあ、教育行政の責任者である教育委員たちにも、もっと勉強してもらいたいです。

とにかく、無関心というのは恥ずべきことです。文化財保護法などが一部改定され、「文化財保護の事務」を地方公共団体の長が担当できるようになりました。仮に習志野市で、開発行為を担う市長部局に文化財保護を移したら、文化財軽視・開発優先となってしまいかねません。

by takashi_tanioka | 2018-08-08 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
6日は「広島原爆の日」。習志野市主催の原爆死没者慰霊および平和祈念式典に参列しました。毎年、秋津公園の「平和の広場」で8月6日と9日に開催されています。

習志野市では、式典開催だけでなく、広島・長崎の原爆投下時刻に合わせ、防災行政無線で市内全域に黙とうを呼びかけています。

昨年に続き、今年の式辞でも宮本泰介市長が「非核三原則の完全実施」が入った「核兵器廃絶平和都市宣言」を朗読しました。しかし、「核兵器禁止条約」については一言も触れませんでした。

宮本市長は、核兵器禁止条約の成立を支持する平和首長会議(習志野市長も加盟)の声明を市HPに掲載しています。それを自らの言葉として語らないのは何故でしょうか。
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市議会議長のあいさつ、平和市民代表団OBの青年によるスピーチと詩の朗読、第七中学校合唱部による合唱が続き、閉式となりました。

平和市民代表団OBが、先の戦争について「日本の攻撃で始まった戦争」と語ったのが印象的でした。多くの大人たちがぼかしてしまう歴史的事実です。

「平和の広場」に隣接する新習志野公民館では、核兵器廃絶平和都市宣言記念展が開催されています。閉式後、観に行きました。
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〔関連記事〕



※9日にアップしました。

by takashi_tanioka | 2018-08-06 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
19日夕方、NHK総合の「首都圏ネットワーク」において、「谷津干潟-貴重な自然がピンチ!”奇跡の干潟”に何が・・・」が放映されました。→詳しくはこちら
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5分間の特集でしたが、谷津干潟のアオサの大量繁茂によって周辺住民が腐敗臭に悩まされていることがきちんと説明されており、良かったと思います。
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16日の「谷津干潟アオサ除去活動」も取り上げられました。ボランティアによるアオサ除去は大切ですが、「対症療法」だけでは不十分と私は感じています。

それでも、今回、環境省担当者が「いままで悪臭に対して、抜本的な対策ができなかった」と認めたのは良いことです。環境省と習志野市の今後の取り組みを注視したいと思います。
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私は、昨年の9月議会と今年の6月議会の一般質問で「谷津干潟の環境保全と悪臭対策」について質問・要望しました。「原因療法」としてよく指摘される水質問題(淡水導入)も研究していきたいです。

行徳湿地における淡水導入の話→谷津干潟の日セレモニー会場にて(6月9日)

さて、19日、朝は京成大久保駅で活動報告。その後、党議員団会議で議会最終日の討論や発議案の準備などを話し合いました。

by takashi_tanioka | 2018-06-19 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
16日朝、新聞配達の後、習志野市・環境省主催の「谷津干潟アオサ除去活動」に参加しました。習志野市HPでは、次のように紹介され、ボランティアが募集されました。

谷津干潟では近年アオサと呼ばれる海藻が異常に増殖し、増殖したアオサが夏季の高気温により腐敗することで、悪臭を発生させています。

アオサは、谷津干潟や渡り鳥にとって必要な存在であり、夏季に発生する悪臭の原因もアオサが全てではありませんが、異常な増殖や腐敗は環境に良いものではありません。

そこで、本市と環境省では夏季前の臨時対策として、また、普段は市民の立ち入りが制限されている谷津干潟に触れ合う機会として、市民ボランティアを募集し、「谷津干潟アオサ除去活動」を実施します!!

当日は、集合場所に一杯のボランティアの人達が集まり、目標の300人を超えたようでした。習志野市環境政策課の説明を受け、胴長の人は干潟南側、長靴の人は干潟北側に入りました。
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私は長靴だったので、干潟北の谷津南小学校・谷津ローズタウン側から入りました。干潟内に入るのは5年ぶりです。宮本市長は胴長を着用し、干潟北側と南側の両方に入っていました。
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作業終了後の干潟北側です。今年は例年よりもアオサが少ないようですが、それでも全部は取りきれません。浅瀬の側はきれいになりました。
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谷津南小学校や第一中学校など、小学4年生以上の子ども達が多数参加しました。子どもの力では水分を含んだアオサを運ぶのは限界があるため、貝殻の除去を分担した子ども達もいました。

この日の活動は、子どもを含む市民の皆さんに谷津干潟を知ってもらう良い機会となりましたが、本格的な除去作業とまではいきませんでした。

本格的な除去作業は、かなりの重労働であり、知識・経験のある方々への委託を中心にやってもらっています。環境省によると、2017年度は、活動日数がのべ31日・動員数がのべ331人だったそうです。

アオサの腐敗臭が強いのは、谷津パークタウン弐番街の周辺です。ボランティア参加の除去作業の対象になっていません。今年度、環境省(関東地方環境事務所)は、オイルフェンスを設置しました。
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オイルフェンスは13日頃に設置されたようです。住宅側にアオサが寄ってこないように防止するのが目的です。
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下の2枚は、環境省(成田自然保護官事務所)が作成した資料です。オイルフェンスの設置効果は、今後検証されていきます。私も実効性について注視していきます。ご意見など、お寄せください。
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by takashi_tanioka | 2018-06-16 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
10日午前、第50回習志野市消防団ポンプ操法大会に来賓出席しました。市内8つの消防団の日頃の訓練の成果が披露される大会です。

昨年まで4年連続で晴天の大会でしたが、今年の開会式は肌寒い曇り空。その後、小雨がぱらつく天候となりました。
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by takashi_tanioka | 2018-06-10 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
9日、谷津干潟の日セレモニーに来賓出席しました。昨年は「谷津干潟の日制定20周年」、今年は「ラムサール条約登録25周年」でした。

また、「習志野市・ブリスベン市 湿地交流20周年」であり、記念碑の除幕式がありました。
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谷津干潟自然観察センターでは、2日間にわたり、様々な企画や展示があります。9日午前、谷津南小学校合唱部による音楽会がありました。
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午前は次男、午後は長男・長女・次男の3人を連れて会場をまわりました。対岸の谷津パークタウン(自宅)から歩いて10分程度です。近所の方々もきていました。
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干潟の谷津南小学校手前の様子です。
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屋外のテントで、市民団体「千葉の干潟を守る会」が展示をしていたので、干潟の環境保全について意見を聴きました。

「三番瀬を未来に残そう」のホームページに「千葉の干潟を守る会」のページがあります。→こちら

「行徳湿地の取り組みに習うべき」という意見をいただいたので、「NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会」のテントへ行って話を聴きました。
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興味深い話が聴けました。歴史的経緯は異なりますが、谷津干潟の現状をみると、行徳湿地(行徳鳥獣保護区)のようなやり方も参考にする価値はあると思いました。




〔参考〕インターネットで見つけた文書です。
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夜は、習志野市学童保育連絡協議会(市連協)の定例会。谷津南児童会の保護者として出席しました。こども部との意見交換会の準備を進めました。

by takashi_tanioka | 2018-06-09 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)
26日午後3時から、環境省主催の国指定谷津鳥獣保護区保全事業報告会が谷津干潟自然観察センターで開催されました。
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私は2年ぶりの参加。今回も土曜日日中の開催だったのは良かったのですが、地元小学校の運動会と日程が重なったのは、住民参加を促す面で問題でした。

参加者も全体的に少なく、広報等での案内が少なかったことが参加した市民から指摘されていました。

昨年度までの取り組みと、今年度の保全対策が説明されました。
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アオサの分布・繁茂状況調査の報告もありました。干潟全体をみると、この2年間の夏季の繁茂は以前より少なかったようです。
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しかし、昨年夏季の腐敗臭は、例年にない酷い状況でした。干潟周辺の居住地の一部では、「健康で文化的な生活が営めない」と言っても過言ではないくらいの悪臭が連日続きました。

環境省の調査結果をみても、硫化水素濃度が0.5ppmを超える日が「59日」もあり、保全目標の倍以上の数値となりました。近年で最悪の数値です。
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谷津干潟は国有地であり、環境省の所管となっています。説明後の質疑において、私は「悪臭問題に関する環境省の責任」を問いました。

鳥類の生息環境の改善等を目的として、鳥獣の生息地の保護及び整備を図るための保全事業です。

しかし、同時に、干潟周辺の住環境の保全も考慮に入れないと、住民から愛される干潟になりません。

他の市民から「アオサが繁茂している場所は、シギ・チドリの分布も少ない(生息に適さない)」との指摘もありました。

アオサ繁茂の防止は、鳥類の生息環境を改善する面でも、腐敗臭による住環境悪化を改善する面でも、共通した課題であると感じました。
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これらの問題は、6月議会の一般質問で取り上げていく予定です。

by takashi_tanioka | 2018-05-26 23:40 | 習志野市政 | Comments(0)
23日、習志野市自閉症協会の総会に来賓出席しました。ずいぶん前(7年以上前)に出席したことがあります。本当に久しぶりです。

習志野市自閉症協会は、1976年に「習志野市心を開く親の会」として発足しました。習志野市に生活する自閉症児・者が人間らしく豊かに地域社会で暮らす権利を守り、本人とその家族の福利の増進を図ることを目的として設立されました。2006年に「習志野市自閉症協会」に改称されました。

自分の子ども達が特別支援学級に通ったり、ひまわり発達相談センターで指導を受けたりするなか、久しぶりに総会に出てみたいと考え、申し込みました。

議会準備のため、あいさつだけで退席しましたが、総会資料をいただいて読みました。



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我が家はLDとADHDの傾向であり、ASDとは特性が異なります。障がい特性が異なれば、保護者の日々のたいへんさも異なるでしょうが、協力できるところは協力していきたいと思います。
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by takashi_tanioka | 2018-05-23 23:30 | 習志野市政 | Comments(0)

日本共産党市議としての活動日誌をメインに、日々の思い、家族のこと、研究活動などをご紹介します。


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