千葉県後期高齢者医療広域連合の広報紙、議会の会議録

2月7日に開催された千葉県後期高齢者医療広域連合議会(平成26年第1回定例会)の会議録が、下記HPにアップされました。
私の議案質疑は18ページから、討論は25ページからと28ページから、一般質問は54ページから掲載されています。
なお、私も紹介議員となった「憲法25条をいかし、高齢者が安心して医療にかかれるよう求める請願書」の審議は30ページから掲載されています。
千葉県広域連合議会の会議録
議案質疑・一般質問の制限時間が習志野市議会より短いので、会議録のページ数は多くありません。千葉県全体で約5千億円の予算が、たった一日の質疑・討論で決められてしまいます。
保険料値上げと平成26年度予算が掲載された「ちば広域連合だより」も配布中です。こちらも下記HPで閲覧できます。
ちば広域連合だより第16号
議員向けの議案書に比べると、広報紙は読みやすく作られているように感じますが、わかりにくい点は改善を提案していきたいと思いますので、ご指摘ください。
船橋市公共建築物保全計画から学ぶ-習志野市民フォーラム

習志野市政や地域の問題について、自由に意見交換・情報交換している市民団体です。この日の主な論題は「習志野市と船橋市の公共施設再生計画」で、市内在住の一級建築士の方が報告しました。
建築家の視点からまちづくりに強い関心をもっている方で、特に「習志野市都市マスタープラン」の将来都市像を重視しています。かつて文教住宅都市として「東の習志野、西の武蔵野」と呼ばれていた頃から、東西2つの自治体の都市計画(政策)の比較研究をしてきたそうです。
今回は「船橋市公共建築物保全計画」と「習志野市公共施設再生計画」の比較研究が中心。私は、建築専門家による公共施設再生の研究・検討は、建築家の藤村龍至さんや建設政策研究所の高木直良さんから、それぞれの視点で埼玉県鶴ヶ島市のとりくみの話を聴いてきました。しかし、西隣の船橋市で昨年5月に保全計画が策定されていたことは、あまり意識していませんでした。
報告した建築家の方は、個々の建築物の現状把握から修繕・更新の計画を策定している船橋市に対し、習志野市は統廃合を推進して複合施設の建設へ導く計画案になっている問題を指摘。都市マスタープラン等で将来都市像(ビジョン)をしっかり据えることや、施設ごとの現状把握・修繕計画が重要なことを強調しました。
習志野市の計画案が根本祐二さん(東洋大学教授、東洋大学PPP研究センター長)の手法をそのまま導入していること、北隣の八千代市でも根本さんなど習志野市と同じメンバーが同様の提言書を提出していることについて、「荒っぽいやり方」と危惧していました。
船橋市公共建築物保全計画(船橋市HP)
八千代市公共施設再編に係る有識者会議(八千代市HP)
公共施設再編に関する基本的な考え方(武蔵野市HP)
なお、習志野市の新庁舎建設については、本庁舎建てかえの必要性を認めつつ、消防庁舎は減築による費用抑制が可能なのに検討されていないことを指摘していました。
公共施設再生の問題は、様々な市民や専門家から意見を聴くこと、様々な研究や先進事例に学ぶことが大切と、あらためて実感しました。とても勉強になりました。
憲法集会「田中優子さんに学ぶ憲法と江戸学」のお知らせ
「安倍政権発足以来、次々と戦争のできる国への道筋がつけられています。今こそ市民が手をつなぎ、その流れを食い止めなければなりません。江戸時代の研究者であり、憲法にも造詣の深い田中優子さんの講演にぜひお集まりください。」と、2つの九条の会が協力して準備しています。
〔日時〕4月19日(土) 開場14:00 開演14:30
〔会場〕船橋市民文化ホール(JR船橋駅南口・徒歩7分、京成船橋駅南口・徒歩5分)
〔講師〕田中優子さん(法政大学教授)
入場料500円、託児あり(無料、要予約)、要約筆記あり、磁気ループ(補聴器用)の設備ありとなっています。どうぞご参加ください。私もチケットを扱っています。希望の方は、ご連絡ください。

大久保地域の道路問題、京成大久保駅宣伝など

駅北側は、県道長沼船橋線(東金街道)の現地調査を先日行ないましたが、そのとき、大久保商店街の道路舗装の修繕、バス停や神社前へのベンチ設置などの要望もありました。

商店街の道路は市道。道路交通課によれば、県補助金と商店会分担金を合わせて石畳み風のブロック舗装にしましたが、修繕の費用負担がたいへんなようで、破損部分はアスファルト舗装で緊急対応をしています。

歩行者の安全やバリアフリー化の観点からは、ガタガタの現状は好ましい状態ではありません。関係者から話を聞きながら、改善を要望したいと思います。

(おまけ)娘が撮った写真
県道長沼船橋線(東金街道)の現地調査-大久保地域
日本共産党は、私の一般質問や予算要望書で歩行者の安全確保を要望してきました。「歩道拡幅」は用地取得のための予算確保がすぐには難しいので、すぐできることとして「蓋かけ歩道の暗渠化」を強く求めています。
これに対し、市長からは「千葉県(千葉土木事務所)に対し、対応を図るよう要望する」との答弁・回答を得ています。
今回は、歩行者が多い大久保地域の現地調査でした。商店街が県道をまたいでおり、大型車の通行量が多い県道が事実上の生活道路にもなっています。

従来の蓋かけ歩道。側溝の蓋の上を歩道代わりに使っています。足の不自由な高齢者が、蓋の隙間や穴につまづいたり、杖がはまったりして怪我をしたという体験を伺いました。

自転車で転倒して大怪我をした住民からの聞き取り。事故の後、側溝の蓋は改修されましたが、車道との段差など、足の不自由な方に配慮した舗装工事になっていません。

高さ1cmほどの縁石。歩行者の安全対策として意味がないうえ、逆につまずく歩行者が少なくなく危険です。

商店街周辺。歩道(県道)に看板を置いているラーメン店があり、危険です。

県道北側は、西から大久保4丁目付近まで蓋かけ歩道の改修工事が進んできています。写真中央から上側が従来の蓋かけ歩道、下側が改修工事後の歩道です。

県道南側の歩道の改修工事は、これからのようです。側溝+30cm程度しか幅のない箇所が多数です。

地域住民からの聞き取りや現地調査をもとに、千葉県千葉土木事務所へ行き、改善要請をする予定です。
一般会計当初予算の修正提案-3月議会最終日
午前中は、各常任・特別委員会の委員長報告。午後から、議案の修正提案、質疑・討論の後、議案23件と請願・陳情8件を採決しました。最後は、議員発議の意見書3件の提案と質疑・採決でした。

3月議会で大きな問題となった「新庁舎建設事業」の事業費高騰は、当初予算案の発表直前の2月、急に市民に公表されました(市議会の公共施設調査特別委員会には1月23日に説明)。すべての建設工事を含めると、当初の説明よりも50億円高い事業費となります。
このような提案では、市民の理解は得られません。いくつかの会派で、新庁舎建設事業に関する修正案(109億9800万円の「債務負担行為」の削除)を協議してきましたが、最終的には、宮内一夫議員(新社会党)、市瀬健治議員(みんなの党)、私(日本共産党)の3会派共同で、議案1号「一般会計予算」の修正案を提案しました。
提案した3会派は新庁舎建設を認めていますが、109億9800万円の当初予算を全面的に削除して、基本設計や工事費等を見直すことを求めました。
しかし、修正案そのものは、建設に反対の意見でも、賛成の意見でも、「109億9800万円の削除」の一点で一致できる文章でした。
残念ながら、修正案への賛成は6人のみ。多くの会派は、事業内容の見直しを求める「付帯決議」だけで良としてしまいました。
また、建設反対の3人は、市長原案と修正案の両方に反対が2人、そしてなぜか市長原案に賛成が1人と分かれました。
来年4月の市議会議員選挙を意識してか、幅広い一点共闘よりも、「他会派との違いを強調したい」「市長原案に反対したくない」という思惑が優先されたと、私にはみえました。習志野市議会で今回の一点共闘が成立しなかったのは残念なことです。
私はこのほか、消費税増税と社会保障改悪に関連する議案3号~7号・13号と陳情1374号に反対、国民健康保険料値上げに関連する議案2号と14号に反対、秘密保護法廃止を求める陳情1378号に賛成、住民参加の都市マスタープラン策定を求める陳情1380号に賛成、ボートピアの撤退協議を求める陳情1381号に賛成の討論をしました。
今回も討論が多く、原稿準備に疲れました。議会中に風邪をひかないよう注意してきましたが、最後の最後、議会最終日に風邪をひいてしまいました。
今回は、「ボートピア反対」を言ってきた自民党議員が、ボートピア反対運動の中心となった市民が提出した陳情に反対討論をしました。選挙を意識してか、まちづくりを考える市民運動は自分の票にならないと割り切った、言いがかりのような反対理由と、私にはみえました。
議会中継
〔参考〕ボートピア関連の陳情への日本共産党の賛成討論
第七中学校吹奏楽部の定期演奏会 など

私の住んでいる谷津パークタウンは第七中学校の通学区域(自転車通学)。わが家の子ども達も将来通うことになります。
第七中学校吹奏楽部の習志野文化ホールにおける演奏は初めて聴きました。議会準備のため、第1部しか聴けませんでしたが、見事な演奏でした。
また、パンフレットを読むと、昨年春に東日本大震災復興チャリティコンサートとして東北(仙台市)で演奏してきたそうです。気仙沼や大川小学校などの被災地訪問のレポートもていねいに書かれており、感心しました。
23日午後は、明るい習志野民主市政の会の再開総会。市政報告を依頼されていたので、午前中に準備し、「文教住宅都市憲章を問い直す1年に」というテーマで報告しました。
東船橋駅・南船橋駅方面のバス路線の新設-谷津・奏の杜地域
停留所の掲示によると、路線は下記の通りです。当面の運行本数は少なく、東船橋駅方面は3便、南船橋駅方面は7便だけのようです。
東船橋駅-船橋高校前-東船橋五丁目-第一中学校前-奏の杜フォルテ-津田沼駅(南口)-モリシア津田沼-谷津七丁目-谷津小学校-谷津駅-谷津四丁目-船橋競馬場駅-競馬場-ららぽーと東口-南船橋駅
「第一中学校前」「奏の杜フォルテ」「谷津駅」「谷津四丁目」といった停留所は新設。「谷津7丁目」の場所は、住居表示変更で奏の杜(3丁目)となりましたが、停留所の名称は旧来通りであり、なぜ変更しないのか不思議です。
日本共産党は、市長へ提出する予算要望書で毎年度、「谷津6丁目地域は従来から公共交通不便地域であり、人口が今後増加することも考え、バス路線の導入を京成バスに働きかけること」という住民要求を項目に入れてきました。
京成バスによる路線新設は、住民要求の一定の実現であり、前向きにとらえたいと思います。しかし、運行本数が少ないのは問題です。
買い物での利用を対象にした運行と考えられますが、それにしても少ないです。運行開始後の様子をみながら、改善・充実が必要なことは、引き続き要望していきたいと思います。
第一中学校前の停留所

奏の杜フォルテ(北側)の停留所

第一中学校前の停留所(東船橋駅方面)の路線案内

※「津田沼ららぽーと線」の運行会社は、京成バスシステム株式会社でした。下記リンクをご覧ください。(4月2日に加筆)
京成バスシステム「津田沼ららぽーと線の運行を開始します」
京成バスシステムの時刻表・路線図・運賃表
映画ドラえもんを観ました-3人まとめてはたいへん

午前は、党市委員会。子連れで会議に出席しました。
午後は、長男・長女と約束していた「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊」を観に行きました。午後初めの上映は、ほぼ満席。そこで夕方の上映まで、遊びながら待つことにしました。
次男(1歳)も大丈夫かなと思い、膝の上で映画を観せましたが、大音響はちょっと怖かったようです。また、半分で飽きてしまい、次男と二人で廊下に出て、しばらく歩きまわらせました。その後は眠くなり、大音響のなか、寝ていました。
映画の後、また遊んでから帰宅。3人まとめて面倒をみるのは、やっぱり疲れました。
6年間お世話になりました-谷津南保育所の修了式・お別れ会
修了児は29名。長男と同じ谷津南小学校へ入学するのは8名です。そのほか、向山小学校が11名、谷津小学校が8名、秋津小学校が1名、他市の小学校が1名です。
来賓を代表して、谷津南小学校の校長先生があいさつ。やさしく語りかける話し方で、元気に小学校へ通いたいという気持ちにさせる、上手なお話でした。午後のお別れ会で同席したお父さん方からは、「校長先生の話が良かった」との評判でした。
涙ぐんでいる保護者もいましたが、私は「(長男が)失敗しないかな、大丈夫かな」と、来賓席でドキドキしていました。

長男は、0歳児クラスから6年間お世話になりました。入所したときは、生後9か月目でした。妻と私が安心して仕事を続けられたのは保育所のおかげです。
長男は自宅で同級生の話をほとんどしないので、「友達がいないのかな」と心配していましたが、式の終了後に肩を組んで走り回っていたのをみて、ちょっと安心しました。

午後は谷津公民館で、保護者・子ども達だけのお別れ会。送迎時間が違うと、顔をあわせる機会がほとんどありませんから、ざっくばらんに話をするのは初めての方が多かったです。
でも、これまで話す機会がなかった保護者(特に男親)と話ができ、子ども達とも元気に遊ぶことができて、楽しかったです。
仕事で忙しいなか、お別れ会やアルバムづくりなど準備してきた役員の皆さんに感謝です。